無産者層とは
である。ここでは2について解説する。
絵師や動画投稿者、音師など色々な媒体で作品を発表する人達に対して、自らは作品を作らず他人が作ったものを鑑賞、消費するだけの人達を無産者層という。略して無産と称することもあるほか、ROM専、買い専という呼び方もある。対義語は有産者層ではなく、創作者や(同人)作家など。一般的に、創作者よりも何倍も数がいる存在。商業作家の対義語として使われることはない。
どんな拙いとしても一つの作品を作り上げて世に出すというのはたくさんのエネルギーを使うため、ずっと無産者層、あるいは以前は創作者であったが今は無産者層に成っている人も多いだろう。
無産者層とは単なる区分としての呼び方ではあるが、自虐や悪口として言われることもある。基本的に何も創作しない人よりも、何か作品を作って界隈を盛り上げてくれる人の方が界隈に対する貢献度が高いので「無産者層の分際で〜」と言われてしまうことも少なくない。実際、無産者層で(自分はなにもできないくせに)創作者に対して上から目線の批判を加える者はネットでは数多くいるのが現状だ。
「無産者層は作品を過度に批評をしてもいいのか?」というテーマもよく議論される。「ネットにあげたのだからどんな批判も甘んじて受けるべき」という人もいれば「絵も描いたことないやつが偉そうに絵について語るな」という人もいる。
さて、日本国憲法には勤労の義務があり、制定当時の戦場に行かなそうな左派議員が共産主義諸国に憧れか労働の義務の挿入を提案したところ、同じく戦場に行かなそうな右派議員が「それは素晴らしい。(本来なら兵役の義務を残したいものだが、ポツダム宣言やGHQのこともあるから。そうだ、)勤労奉仕の『勤労』から勤労の義務に変えてほしい」とし、多数決で決定された。一応精神的な定義であるとしているが、憲法典で勤労の義務を規定しているのは日本国と韓国だけとされる。以後、最高法規に書かれているからとにかく働くことが偉いとの単純な風潮になり、趣味の世界まで創作(勤労)をする人は偉い、創作(勤労)をしない人は偉くないとの風潮になったものと思われる。
福沢諭吉は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず(アメリカ独立宣言を参考にしたといわれている)」と語ったように、本来参加するものすべては平等に扱わなければならない。
無産者層は動画を作らない。
無産者層はイラストを書かない。
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最終更新:2025/01/25(土) 01:00
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