燭台切光忠(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』のキャラクターである。
僕は、燭台切光忠。伊達政宗公が使ってた刀なんだ。
政宗公に対して悪い感情はないけど、名前の由来が、人を斬った時にそばの燭台まで切れたから、ってのはねぇ……。
いくら青銅の燭台とは言え、もうちょっと強そうなものだったらカッコ良かったんだけど(刀帳)
備前長船派の事実上の祖といわれている刀工、光忠の作。
名は、伊達政宗がこの太刀で家臣を斬った際にその勢いで燭台まで斬れたという話が由来。
伊達者で格好の良さにこだわる。
同じく伊達家にあった太鼓鐘貞宗とは「みっちゃん」「貞ちゃん」と呼び合う仲。
サービス開始時から実装されており序盤マップでもドロップし、特に初期の最終面である5-4阿津賀志山でのドロップ率の高さから阿津賀志山六神将とも謳われたメンツの一角という入手のしやすさと、初期実装太刀ではトップの打撃とコモン太刀ではトップの合計値という優れたステータスの持ち主ということで、新米審神者の心強い味方だった刀。
残念ながら2018年7月3日のメンテナンス後よりドロップが6面以降に引き上げ、更に太刀のドロップ自体が大幅減されてしまったため現在では鍛刀で巡り合う方が楽な刀になってしまった。しかし追加実装組が増えた2019年現在も太刀全体では打撃3位、統率は4位というコモン太刀の中でも良ステータスであることに変わりはない。是非本丸に迎えて昼戦マップでその打撃を振るわせてほしい。
一方で機動は太刀最低のため望月か小雲雀に乗せてあげよう。
右目の眼帯がトレードマークの美青年。左目は炎のような赤と金という特徴的な色をしている。
戦装束は、刀派共通の黒いスーツに草摺や袖鎧を装備。シンプルながら上着の裏地には細かい模様が入るなど、洒落た意匠になっている。
内番では黒に赤が差し色のジャージで、こちらも刀派共通。黒手袋をはめているが戦装束と内番とでは丈が違っており、こだわりが伺える。
一見するとホスト風、また元の持ち主があの御仁なのでさぞチャラいかと思いきや、実は真逆。
一人称は「僕」、性格も優しく人当たりの良いお兄さんである。印象の違いに驚いた審神者も多いとか何とか。
「カッコ良さ」にこだわる台詞が多く、主である審神者の格好や振る舞いについても「格好は常に整えておくべきだよ。いつ誰が見ているかわからないからね」「僕がいないからって、適当な服を着てちゃダメだよ?」など、度々言及してくる。万屋に一緒に行くと「無駄遣いしても、僕はお金貸さないからね」とオカンのように諫めてくることも。
こういった台詞について、声を担当する佐藤拓也氏はニコニコ生放送において、保護者のような目線と触れている。なおご本人も、伊達政宗と同じく宮城県の出身という奇縁がある。
イラストレーターの藤未都也氏によると、「ナンバーワンホストのようなイメージ」を指示されてデザインしたとのこと。眼帯は物足りなくて書き足したという。
そのため彼が実際に隻眼かどうかは不明で、二次創作においても多くの解釈に分かれている。またアニメ「刀剣乱舞-花丸-」では料理や入浴でも手袋を外す事はなく、何か意味がありそうな様子。
同じ伊達家にあった太鼓鐘貞宗(刀剣乱舞)を「貞ちゃん」と呼んでおり、本丸で「貞ちゃんはこっちに来てる?太鼓鐘貞宗。通称貞ちゃんだよ」と審神者に尋ねる台詞がある。
長らく実装が期待されていたが、2016年6月23日、ついに太鼓鐘が実装。実に1年6ヶ月を要した。その太鼓鐘からは「ここには色々刀が居るけど、みっちゃんは居るかい?燭台切光忠、通称みっちゃんだ!」という台詞が聞ける。対になっている台詞も多く、仲は良好。
2018年7月のメンテナンス後より太鼓鐘が鍛刀可能刀剣の仲間入りを果たし、レア枠ではあるがチュートリアル鍛刀でお迎えすることも可能となったため、みっちゃんを待ちわびる貞ちゃんという新米本丸が今後は増えることが予想されている。
また、ともに伊達家に伝来した大倶利伽羅(刀剣乱舞)、鶴丸国永(刀剣乱舞)とは旧知の仲。大倶利伽羅からは「光忠」、鶴丸からは「光(みつ)坊」と呼ばれている。
へし切長谷部(刀剣乱舞)の事は「長谷部くん」と呼んでおり、手討ち&器物破損が命名の由来という共通点からか、気が合いそうだと感じたらしい。だが一方で、彼は前の主を嫌っているから話が合わない、とも言っている。
このような描写から、二次創作ではおかんキャラ、主夫ポジションを築いている。
これは上述の審神者への気遣いの他、畑当番終了時の「収穫したら、料理してあげようか」という、まるで別のゲームみたいな甘く囁くような台詞があることが大きい。なおこの印象的な台詞については、2015年7月26日のニコニコ生放送にて佐藤拓也氏は「「野菜との距離を詰めて言って欲しい」と製作サイドから要求された」と語っていた。野菜との距離とは一体……。また、畑仕事の終わりに「いや、育っていくのを見るのはいいよね」とまたしても囁くように言っている。野菜も一つの命として尊んでいるのかもしれない。
その他、ゲームの周年記念ボイスでは周囲が浮かれる中「僕がしっかりしておこう」とみんなを見守る立場からの言葉を発したり、鬼退治イベントでは他の刀が本丸の家内安全や厄除けを祈願する中「福豆を使ったきなこ餅を作ろうか!」ととても嬉しそうに食べ物の話をし始めたりと、年々おかん・主夫的なボイスが増えつつある。
事実、某イラストサイトではエプロン姿の彼が散見される。これは伊達政宗が自ら台所に立ち、料理を振る舞うほどの料理好きという影響もあるかと思われる。
そんなイメージもあってか、舞台『刀剣乱舞』第一弾「虚伝 燃ゆる本能寺」では、光忠が公演ごとに日替わりで「茶請け」を仲間に出すシーンがある。通称「軍議」。
「おはぎ」「ずんだ」といった定番から「ローストチキン」「食パン」などの変化球、果ては「鯨の姿煮」と首を傾げたくなるものもあり、即興ゆえのハプニングが続出した。なお劇中のメニューは三日月宗近のリクエストらしい。これらのシーンはほぼ全てがDVDに収録されている。
そんな茶請け、第二弾「義伝 暁の独眼竜」では「Moco'sMitsutada Kitchen」「ラーメン光忠」と斜め上の方向に進化。シリアスブレイカーとして絶妙の働きを見せた。
2016年5月17日のアップデートにて、伊達家ゆかりの刀剣との間に「内番・畑当番」で特殊会話が実装。最近では有機野菜に凝っているらしく、各人に様々なリアクションで返されている。
ちなみに、燭台切は有機野菜について語る台詞が4つもあり、相当なこだわりを感じられる。
また、同日より実装された7面「延享の記憶」は、江戸時代中期に細川家と伊達家がある事件に巻き込まれたのを舞台にしている。これに伴い、両家ゆかりの刀剣による回想イベント『九曜と竹雀のえにし』シリーズが開始。
調査任務に出た歌仙兼定(刀剣乱舞)と大倶利伽羅(刀剣乱舞)の間で一悶着起きてしまい、小夜左文字(刀剣乱舞)と協力して「仲直り」させようと決意。
「この体で一番良いのは料理を作れること、次に頭を撫でてあげられること」と小夜に語り、二人が機嫌を直す為の料理を準備しようとした。鶴丸や太鼓鐘の協力もあって食材を集めて料理を振舞う一方、復讐に生きる小夜に対して「斬るだけが刃物じゃない」と告げて「復讐がダメだとは言わないさ」と言いつつ、いつかは心から笑えるよう願う姿が描かれた。
刀派・長船の刀剣は長らく彼ひとりだったが、2017年8月8日、小竜景光(刀剣乱舞)が実装。その後、謙信景光(刀剣乱舞)、小豆長光(刀剣乱舞)、大般若長光(刀剣乱舞)と、長船ファミリーが一気に増えた。
なお景光は光忠の孫、長光は光忠の子である。その関係をそのまま落とし込むなら燭台切はおじいちゃんorお父さんになるが、現状では特殊会話が存在せず、彼らの関係は謎である。備えよう。
2020年8月18日、極が実装。太刀としては初の極となり、発表に際してはTwitterトレンド入りを果たすなど話題になった。
太刀極の特性として、馬に騎乗した状態での屋外戦・市街戦において、遠戦よりも早い先制攻撃を稀に行う。また性能は打撃と衝力が大幅に上がり、「強い&硬い」を両立した戦力となった。
修行先は「どこで修行するかはいくつか候補があって迷った」と語っており、最終的に選んだのは仙台藩・伊達政宗の許だった。
政宗については「あの方がいなければ僕はおそらくこの号を得ることはなかった」と述懐し、政宗の人となりを「強烈な方」と称賛。その言行や文化人としての側面、ファッションセンスについて言及し、「僕の歴代の主にはそれぞれに思い入れがあるけれど、やっぱりこの在り方には憧れてしまうね」と手紙に綴っている。
そして三通目の手紙には「格好良さ、というのはその在り方がどれだけ人の心に残るか」であり、自分もまたそのようにありたいと吐露。それは物理的な器が朽ちたり、人々の前からいなくなっても存在感を保ち続け、人の心に残ったものの先にいるのが刀剣男士だと語る。そして「イメージチェンジした僕をお楽しみに」と結び、本丸に帰還を果たした。
全体的な印象は変わっておらず、右肩の防具や上着の襟に装飾が増え、臙脂色のベストが追加。特に襟に施された梅の意匠は、かつて彼があった水戸名物の梅を髣髴とさせる。また中傷時に背面が露わになるが、両肩を繋ぐように政宗のトレードマークとして知られる兜を髣髴とさせる、金の弦月の装飾がついている。
格好良さを追求する姿勢にもブレはなく、一方で主に対しては「格好悪い所を見られたくない」と考えているらしく、負傷時や手入時の発言に反映されている。また、刀剣破壊時の台詞「死に顔なんて、見ても無様なだけ……主には、見せないでほしいな……」は、政宗の最期を髣髴とさせる。
また太鼓鐘貞宗についても「貞ちゃんといると、ついついテンション上がっちゃうんだよね、昔っから」「僕も貞ちゃんも、結構、料理には自信あるんだ」と語っており、改めて仲の良さが伺える。
12番目に顕現した刀剣男士として1話から登場。主に厨に立って料理の腕を振るう事が多く、その美しい包丁捌きを料理が得意な歌仙からも絶賛されている。
4話で鶴丸と花見の買い出しに行った際には、2人してボケを発揮、大量のサングラスを審神者のお金で大人買い。よほど気に入ったのか、眼帯の上にサングラスを装着という奇抜なスタイルで戻り、その後も自室にディスプレイごと置いている。
5話では大俱利伽羅が顕現したが、他者と慣れ合わない主義の彼が孤立していることを心配し、浴場で鶴丸に相談を持ち掛けた。この時の会話からすると、過去に何度も料理の献立の相談をしていたようだ。
長雨続きで洗濯物が乾かず、代わりの戦装束を求めて部屋に来ていた歌仙達から案を得て、男性従業員接客飲食店ホストごっこで大倶利伽羅をもてなすことになる。伊達家での思い出にちなんだ琴や料理などをきっかけにかつての主・政宗公の話になり、やっと昔話に花を咲かせられるようになった。
6話では病床の審神者のため、へし切長谷部と共に鍋焼きうどんを作ることになったのだが、突然ミュージカルを繰り広げた。後半では鳴狐と三日月宗近も歌唱に参戦、最後には(うどんといえばの丸亀市所有の)にっかり青江も歌いながら登場した。どういうことなの……
なおTwitterのトレンドに翌日まで残った結果はなまるうどんとのコラボが決まり、好評に付き期間延長までされるほど盛況であった。某店舗では長谷部と2人の名札が飾られていたとか。更に劇場総集編の前売り券の特典として本編で使われたのと似た土鍋まで作られた。
ちなみに本編をよく見なくても分かることではあるが、うどんの製作工程で大変な部分のほとんどをやっていたのは燭台切の方である。
続『刀剣乱舞-花丸-』でも1話から登場。OPで『九曜と竹雀のえにし』を示唆するカットがあることからか、早速お雑煮の味付けで揉める大倶利伽羅と歌仙を宥め、その後2人に挟まれあたふたする姿が見られた。
3話では念願の貞ちゃんこと太鼓鐘貞宗と再会。彼に本丸を案内している最中にお菓子を溢しながら歩いていた五虎退の虎に注意をしたり(「めっ」の威力に苦しみ悶える審神者が続出したとかしないとか)、運動会に参加したがる太鼓鐘と偶然通りがかり馴れ合わされた大倶利伽羅の3人で群青色組として出場。障害物競走で1期1話を彷彿とさせる唇描写をされたり、リレーでは機動の低さが仇となるも全力で頑張る姿が描かれた。太鼓鐘の望んでいた金メダルは取れなかったものの、代わりに金色に近い食べ物としてパエリアを作り振る舞った。
6話では顕現数の増加に伴い食器棚が収納の限界を迎えていることを明かす。資金難で本丸の増改築は無理だったはずが博多の株取引のお陰で資金面の問題が解決し無事完遂。
新本丸では太鼓鐘と同室となり、大倶利伽羅と共に万屋でアイドル風・王子様風・闘牛士風・こんのすけのきぐるみ(!?)・和装と様々な衣装を買い込んできた鶴丸と太鼓鐘のおもちゃにされていた。
7話では株取引に失敗した博多を元気付けるために本丸で博多山笠を開催。その屋台で再びのへし切長谷部と一緒にうどん作りする姿が描かれた。ちなみにミュージカルはしなかったが長谷部はあの歌を歌っていた。
余談だが7話放送の3日後にはなまるうどんとの再コラボレーションが告知された。今回は燭台切のおうどんもあり、2店舗限定でにっかり青江と一緒に店内ナレーションもしていた。資金難で男士手作りのうどんを売らせる本丸…
8話では鶴丸・太鼓鐘とチームを組み、大包平・膝丸・髭切のチームとビーチバレーをしていた。伊達3振りで並んだ時の筋肉差が凄い。ちなみに水着姿でも手袋は脱がなかった。
10話では自分の霊力で誰かが傷付くのを恐れ蔵に引きこもり、皆と食事を摂ろうとしない大典太光世と一緒に食事をするソハヤノツルキと前田藤四郎のため特製味噌ラーメンを作る。同じく料理を準備した歌仙を加え大典太をみんなと触れ合えるようにするにはどうしたらいいのかを考え、本丸のもふもふした動物たちと一緒にお茶をする機会を設けようということになり、そこに合わせるお菓子として栗どら焼きを作ろうと発案している。
11話と12話ではOPで示唆されていたとおり7面回想のアニメ化により、一期では設定画しか存在しなかった戦装束を遂に着用。大倶利伽羅、太鼓鐘、歌仙、鶴丸、小夜と一緒に戦うが、高打撃のステータスを反映してか敵大太刀の薙ぎ払いを片手で持った刀で受け止めるという力強さを見せつけた。
主要な刀剣男士が固定されていることが以前より発表されていたため、追加での登場は見込めないだろうと思われていた『活撃 刀剣乱舞』。
そんな中6話で描かれた本丸の食堂らしき場所でまさかの登場。ただしこの時は椅子に座った戦装束の後ろ姿のみ。 同シーンでは他にも多数の刀剣男士が登場し動いている者もいたが、燭台切は一枚絵のため動かなかった。
8話では第二部隊を再招集しようと和泉守兼定たちが本丸内の菜園に現れ、鶴丸国永に誘いを掛けるシーンで再登場。今回はジャージ姿でしかも喋る。ちなみに顔出しするまでに足元→後ろ姿→手元→顔と妙に焦らされる。
菜園にたくさん実るトマトを眺めていた堀川国広に味見だとトマトを手渡し、鶴丸に部隊に参加するよう水を向ける。花丸のOPといい、どうやらトマトと縁があるらしい。なおこのシーンには大倶利伽羅も登場し、太鼓鐘貞宗を除く伊達家の刀剣が声付きで登場することとなった。
光忠は刀工集団・長船(おさふね)の実質的な祖で、備前国を拠点としたことから「備前長船」とも呼ばれる。古備前(鶯丸・大包平など)の流れを受けており、華麗な刃紋が特徴。その華やかさから人気が高く、織田信長は光忠の愛好家だった。
著名作にはその信長が愛刀とし、本能寺で焼失した「実休光忠」、生駒家に伝来後に細川家に渡った国宝「生駒光忠」などがあり、多くの作が国宝・重要文化財指定を受けている。
来歴には諸説あり、信長が集めていた光忠の一振とする説が紹介された昭和初期の本もあるが一次資料の出典は不明。
伊達家伝来の資料によると、慶長元年(1596年)に伊達政宗が豊臣秀吉に御座船を献上した折、秀吉から光忠を拝領したとある。
なおこれには後日談があり、翌日さっそく光忠を帯びて伏見城の普請場に現れた政宗を見た秀吉が「昨日政宗めにあの刀を取られた!取り返して来い」と叫び、小姓達に追いかけられた政宗が大笑いしながら逃げるのを「盗人だが許してやろう、さあ早く参れ」と機嫌良く呼び戻す珍事があったという。いい年こいて何やってんですかアンタら。
明治以降の本では上記の秀吉から政宗に渡った光忠が燭台切だという解説が多いが、実はこれが同一だと証明する史料は現時点でははっきりしない。伊達家の刀剣帳では秀吉からもらった光忠は(水戸徳川家ではない)他家に送られたのではないかと記載されている。
号の由来は、政宗の手に渡った後の話。自分つきの小姓の不行跡を咎めて手討ちにした折、その場にあった青銅の燭台(鉄の燭台とも)まで真っ二つにした事からつけられた。
伊達家にあったが水戸徳川家の徳川頼房がこれを所望した為、水戸徳川家に渡った。
渡った経緯についても様々な解説があり「頼房が『光忠を嫁or婿に迎えたい』と言った所、政宗が笑ってorしぶしぶ進上した」「頼房がかなり強引な手段で持ち逃げした」など細部が異なっている。(同一人物の本でも異なる説が紹介されている。初出はいずれも研究本ではなく新聞などのエッセイであり、分かっていて話を盛っている、そしてノリでアレンジを加えている可能性がある。)また水戸徳川家の刀剣帳では頼房ではなく徳川光圀だったと記載されている。
その後は水戸徳川家に伝来。大切に保管されていたが、大正12年の関東大震災で羅災、焼失した。
この時水戸徳川家では燭台切以外にも168振もの刀剣が焼けており、刀剣に関しては最大の被害であった。管理者が蔵を開けた所、バックドラフトによって一気に炎が広がって蒸し焼きになった事、管理者がその時に亡くなっている事が判明している。
長らく現存していないとされていたが、2015年、徳川ミュージアムへの問い合わせがきっかけとなり、焼身の状態で保管されている事が判明。『刀剣乱舞』サービス開始後のビッグニュースとして話題となった。蔵内での保管場所の記録と照合させた事で、その他にも焼失した刀ともども現存が確認されたとのこと。
同年5月17日に限定公開後、7月11日~9月23日に徳川ミュージアムにて一般公開。また、10月10日~12月13日、羽田空港ディスカバリーミュージアムでも展示。従来焼身の刀は美術品として価値が低いとされており、展示されるのは極めて異例のことだったが、来場者を多く迎え、盛況のうちに終了した。
その後、寄せられた寄付金を元に、同年8月から被災した刀の調査を開始したと発表される。
2016年の「水戸の梅まつり」においては、ゲームとのコラボレーションで立ち絵パネルの展示やポストカードが配布。また同時に焼身となった児手柏(このてがしわ)と共に写しの製作を行う「刀剣プロジェクト」が発表された。燭台切の写しの製作を行うのは長野県無形文化財保持者の刀匠、宮入法廣氏。
これに合わせ、梅まつりにおいて発売された「百年梅酒」の燭台切光忠ラベルが即日完売。売り上げの一部が寄付として寄せられたほか、イベント終了後には通信販売も行われた。
2017年の「水戸の梅まつり」期間中、JR東日本水戸支社が主催となり更に規模を拡大したコラボレーションが実現。2月18日~3月26日、アニメ「刀剣乱舞-花丸-」とのコラボイベント「花丸遊印録」においてスタンプラリーやオリジナル駅弁、記念グッズの販売が実施。
期間中はスタンプラリーの駅において、佐藤拓也氏による特別案内が放送された。
2018年、前年に好評を博した「水戸の梅まつり」と、アニメ「続『刀剣乱舞-花丸-』」とのコラボイベント「花丸遊印録~梅の梅咲く水戸の陣~」が2月17日~3月25日に開催された。
去年から更に規模は拡大し、スタンプラリーや駅弁にグッズなどは勿論、JR水戸駅南口には巨大な加州清光と燭台切のパネルが掲げられ、土浦駅・石岡駅・友部駅・水戸駅では駅名標と番線案内にSDキャラクターで装飾、特急ときわにコラボラッピング、コラボ対象カフェが増加と力が入っている。
ちなみに2018年の梅まつりは厳冬で開花が遅れたことで来客数が減少したが花丸遊印録のスタンプラリー参加者は前年の39%増となり、JR水戸支社長が「継続を前向きに検討したい」と定例会見で語るほど好評であった。
2019年も三度目のJR東日本の企画による「水戸の梅まつり」とアニメ「続『刀剣乱舞-花丸-』」とのコラボイベント「花丸遊印録~梅咲き誇る春舞台~」が2月16日~3月24日に開催された。
今回もまた規模が拡大し、恒例のスタンプラリーと駅弁にグッズ、土浦駅・石岡駅・友部駅・水戸駅のラッピングや水戸駅での佐藤拓也氏によるアナウンスにコラボ対象カフェ増加は最早毎年恒例。今年は更に、国鉄カラーのE653系に専用の車体・車内ラッピングを施された全席指定の企画列車「快速 燭台切光忠」が日付限定で上野 - 水戸間を運行。チケット販売当日はえきねっとのHPが落ちたり、運行当日はダイヤの関係上普通列車や並走する車にも抜かされる速度で走り「機動まで再現されている」「JRと解釈が一致」などのパワーワードが生まれ、鉄道写真を撮り慣れない審神者たちが鉄ヲタたちの美麗な写真に感謝を捧げ、一方鉄ヲタたちも惜しみなく写真を提供するなどと異文化交流が発生した。
そして毎年二種新規で描き下ろされるイラストが今年は一種増え、JR東日本の駅長の儀礼用服である真っ白の制服を身に着けた燭台切が水戸駅でお出迎えしてくれることとなった。ちなみにこの白い制服、よっぽどのことがない限りJR東日本本社から外部に使用許可が降りることはない代物。三度に渡るコラボの実績とJR東日本水戸支社からの熱烈プッシュのお陰で幸運にも許可が降りたという。
掲示板
88 ななしのよっしん
2018/01/13(土) 11:39:01 ID: C83QUIKSm8
続花丸見てて思ったけど顕現順的に燭台切が来た時点で長谷部のストッパー&介護役を
当人を怒らせずにできるのって燭台切しかいないし副官ポジションになるのも納得だなって思った
にしても朝礼?では毎回胃が痛そうだし更に九曜と竹雀フラグが立ってお腹も頭も痛そうだわで燭台切の体調が不安だw
頑張れ燭台切ー他本丸の審神者が応援してるぞー!
89 ななしのよっしん
2019/03/10(日) 04:52:59 ID: qBLGHzYojM
今更だけど太刀の機動最低は髭切(機動値33)なので光忠くんは二番目なんだよね
ちなみに鶴丸も同値で下から二番目
90 ななしのよっしん
2019/09/26(木) 22:23:32 ID: Y2ExBOQPrq
みっちゃんの着流しが出たね
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最終更新:2025/04/16(水) 16:00
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