爆音とは、爆発時に発生した音(爆発音)ないしは、高い音圧・音量をもつ音である。
爆音はとても大きい音といった意味で使われることが一般的であり、90dB程度の音ないしそれ以上の音(稼働中のジェットエンジンを付近で観測する、パチンコ店内等)を主に指す。
人が感じる音圧は、コンプレッサーなどを通し、機械的に音圧を上げた環境以外は、音源の音量レベルの大きさと距離に依存する。音源から2m離れることで、音量は6dBごとに減衰していく。音には周波数特性とよばれる「音の特徴」というものがあり、ある程度音量が大きくなると中音域の音は高音と低音にマスキングされ、目立たなくなり、低音は地鳴りのようなバリバリする音、高温は耳に刺さるような身を縮めたくなるような音になる。なお、人間が聞き取れる最大音量は130dBで、194dB以上の音はすべて空気中で衝撃はのように伝わる。あまりに大きい音は鼓膜を破り、聴力を失うことがある。
近年では、爆音上映といった言葉も生まれており、民生機器のスピーカーでは出力不可能な音量の大きさ以上を出力し、普段の環境では楽しむことのできない、低音から感じることのできる空気振動や細かな効果音や環境音などを映画館などで上映ないし再生することが人気を博しており、特にガールズアンドパンツァーでは異例の超ロングラン公演をするなど日本での爆音上映の火付け役のひとつとなっていた。
聴覚に直接影響が出るほどの音量をスピーカーから出力しようとすることは聴覚以外にも危険が生じる。特にスピーカーで聞く場合、コーン型のスピーカーであれば、コーンが文字通り直線方向に吹っ飛び、コーンが人体やものにあたり、けがをする可能性がある。大変危険なため、音量は必要な範囲内で試聴することが望ましい。先にあるガールズアンドパンツァーでの爆音上映に関しても、異例の長期公演だったため、スピーカーが壊れたことはなんどもあり(なおコーンが飛び出る心配はない)、音量出力レベルは機器の寿命にもかかわってくる。
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最終更新:2025/03/27(木) 20:00
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