爾雅とは、漢代に成立されたとされる辞書である。現在に伝わるものとしては中国最古の辞書。十三経の一つ。
「尚書」や「詩経」などの経籍に現れる語の意味・解釈をまとめた辞書である。だれがいつ頃編纂したのかは不明である。周代に周公が編纂したとか、孔子、子夏らが増補したとかという説もあったが、現在では漢代に、それまでの積み重ねられてきた語の解釈をまとめて成立し、また順次語を増やしていったものとされる。
「爾雅」では、19篇からなり語を意味によって分類し並べている。各篇の名は「釈○○」となっていて、たとえば、「釈木」であれば木の名前、「釈親」であれば親兄弟の呼び方がまとめてある。「漢書・芸文志」には、20篇とあるがこれは釈詁を上下篇に分けて数えるためらしい。
爾雅という名前の由来については分かっていないが、「爾」は近づく、「雅」は正しいと解釈すべきではないかとされている。
爾雅を増補したものとして、「小爾雅」、「広雅」がある。
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1 ななしのよっしん
2014/10/20(月) 21:27:02 ID: roAoEcUSNS
ニコニコ大百科ってこんな記事もあるんだな
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最終更新:2023/10/04(水) 03:00
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