狩

狩とは、狩りという意味の漢字である。

漢字として

常

狩

Unicode

U+72E9

JIS X 0213

1-28-77

部首

犭部

画数

9画

音読み（常用）

シュ

訓読み（常用）

かる、かり

𩊦

Unicode

U+292A6

部首

革部

画数

15画

意味

かる、かり、冬のかり、天子が視察する、（獣と通じて）けもの、という意味がある。

〔説文解字・巻十（段注本）〕に「火田なり」とあり、野を焼いて行う狩りのこととある。また〔易経〕から「明、夷（やぶ）れ、于（ここ）に南狩す」を引用する。〔爾雅・釈天〕に「冬獵を狩と為す」「火田を狩と為す」とある。

字形

形声で声符は守。金文では獣の字が使われ、のちに形声の字として狩が使われるようになった。

音訓

音読みはシュウ（漢音）、シュ（呉音）、訓読みは、かる、かり。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

狩人・狩猟

異体字

• 𩊦は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔五音篇海〕に「音、狩」とある。