玄酔楼とは、第六回64スマブラCPUトナメにて突如現れたルイージ(白)である。
巨大天使マックスとの入れ替えで64スマブラCPUトナメに参加することになった玄酔楼、名前はめちゃくちゃ強そうだとか、酔拳の使い手だという第一印象を貰った彼だが、今までCPUトナメに参加したことがなく、謎の多いルイージだった…
初めての戦いでいきなり皆の人気者、ヨシオ族最強のプリンである殺意のヨシオと当たってしまう。
実力者でもある殺意のヨシオは、初参戦である玄酔楼の実力を計るためか、歌うといったスキを見せつつも良いところでしっかりと決める堅実な闘いをした。
対して玄酔楼は例え相手が誰であろうと本気で挑まんとし、様々なコンボを交えて自分からガンガン攻めていくスタイルで闘った。
最終的に殺意のヨシオの攻撃で空中に浮かび、チャンスを逃さんと近づいてきた殺意のヨシオに対して密着した瞬間を一発、灼熱のレイアを思い出しそうなファイア昇竜をラストに決め、勝利予想アンケートで85%もあった殺意のヨシオに対し、皆の予想を大きく裏切る形で勝利した。
また、この時実況担当のP(ピー)の発言「上B決めた玄酔楼」からUBKGという単語が生まれた。
今度は第一回から参加している最古参の1人、第一回CPUトナメ準優勝経験の∫アルティライトねこと当たる。
豪運のねこと言われた∫アルティライトねこに対して玄酔楼は、ねこの素早い動きに翻弄されつつも、出てきたボム兵を積極的に当てたり、反撃で地道に%を稼いだりといった戦いをする。
そこに、赤コウラの横にあったハンマーを持って甲羅に当たって落下して自滅したり、ヒップドロップをしようとしたらバンパーに当たったりといったねこの不運が重なり、最後はねこをすり抜け床の下に落とした後、復帰しようとしてきた彼に対して、今度は振り向きながら床をすり抜け、空中でファイア昇竜を当てて∫アルティライトねこを下した。
この時もやはりアンケートでは∫アルティライトねこが73%と大きく上回っており、2連続当たった実力者に対して、2連続で予想を大きく上回る活躍をし、2連続でラストをファイア昇竜で決めるといった大きな功績を残し、一部のファンの間では「実は玄酔楼はレイアの師匠だったのではないか」といった噂が出始めた。
ファンも多い実力者2人を倒した玄酔楼だが、不運なことにまたも強力な実力者と闘うことになる。
相手は∫アルティライトねこと同じく第一回から参加者である、ξ黒きBlack Joker。
ξ黒きBlack Jokerは名前の良さもさることながら、見た目の可愛さに反して強力なラッシュをかけ、相手を倒していく実力者だが、早い動きで翻弄してくるBlack Jokerに対し、ファイアーボールを置いて邪魔したり、ねことの対戦時同様アイテムを駆使し、ハンマーにも助けられた有利な闘いをしていた。
そして持っていたハンマーが消えた瞬間、発生した竜巻が玄酔楼の奇跡を呼び起こした。
※ネタバレが気になる方は先に以下の動画を見ることをお勧めします
(ここからネタバレ)
ハンマーで%のたまったBlack Jokerは、直後発生した竜巻に吸い込まれていくのだが、それを見た玄酔楼は何を思ったか、立っていた土台から竜巻の上までジャンプし、巻き上げられたBlack Jokerにそのままファイア昇竜をぶち当てるという神業を披露した。
あまりにも神業過ぎたためか、実況担当のP(ピー)も約7秒間、ウェエエエエエエエエエエエエアアアアアと奇声を発していた。
その後のBlack Jokerも1ストックになってから回復を含め物凄いラッシュで対抗し、3ストックもあった玄酔楼を1ストックまで追い詰めるのだが、最後は玄酔楼が上強でBlack Jokerをバーストし、勝利した。
この時のアンケートは前2戦の大健闘が功を奏したのか、玄酔楼が42%でξ黒きBlack Jokerが58%と、比較的僅差に持ち込んだ皆の期待に応える形で最高の魅せプレイをしてくれたと言えるだろう。
遂に来た玄酔楼の四戦目の相手は、またしてもCPUトナメ第一回から参加している㍍アルザーク。
今大会のアルザークはホームランを決めたりチャージショットを決めたり、比較的調子のよい状態で勝ち上がってきた。
序盤はアルザークの猛攻に押されたり投げたバンパーに上から当たってソンソンしたりと苦しい展開が続いたが、後に落ちてきたハンマーやアルザークのソンソンにより逆転に成功する。
お互い今回の試合が始まるまでLOSERS側の戦いが続き、多少の鈍りがあったのかミスを重ねあう展開になったが、玄酔楼の当て勘は全く鈍っておらず、最後は弱い攻撃を当てられた反撃で繰り出した、お馴染みのファイア昇竜で試合を決めた。
アンケート結果は玄酔楼が69%に㍍アルザークが31%と人気もうなぎ上りになっており、彼の強さがいかなるものか、皆の期待にも応えるよう自らの手で証明して見せた。
快進撃が続く玄酔楼の流れを止めんと現れた五戦目の対戦相手はこれまた第一回からの参加者☆爆走戦士エルバン。
個人戦では無冠ながらも、誰もが見てきたその強さは折り紙付きで、実況のP(ピー)曰く無冠の帝王と称されるエルバン。過去の戦績は17勝4敗で勝率81%と、玄酔楼を除いて勝率第3位という恐ろしい強さで今大会も勝ち上がってきた。
ところでネスと言えば、第三回CPUトナメで☆爆走戦士エルバンと綺麗なゲイが圧倒的な強さでブロック戦を1位で通過する事が印象に残っている人もいるのではないだろうか。しかし、エルバンはただの強いネスではない。下スマッシュのリーチの有効活用、上強やPKファイアーを利用して空中に浮いたところを狙う空中上A(通称: 頭)、そしてCPUが避けるのを苦手としているPKサンダー体当たりを当てていくコントロールを持ち合わせている。対戦相手に勝つときは大体無双している印象を持つ、まさにCPU最強のネスだ。
そして決戦の地に選ばれたのはお馴染みプププランド…これはもう事実上の決勝戦といっても過言ではないのではないだろうか。
そんな彼らの対決はというと、序盤は玄酔楼の猛攻から始まりエルバンはパーセンテージを離されまいと追うように始まった。玄酔楼がエルバンを場外へ出すとエルバンがPKサンダー体当たりを仕掛けてそれを避けるといった動きを見せながらもエルバンも負けじと猛攻していく。そして両者のパーセンテージが近づいたときに落ちていたホームランバットを投げて玄酔楼がバースト、次に玄酔楼を追い込もうとエルバンが果敢に攻めていく時に使った緊急回避のスキを狙って下スマでエルバンがバーストと、両者一歩も譲らない闘いを見せた。
ストックが並ぶとエルバンが再び攻撃を始め、追い打ちにジャンプした瞬間を玄酔楼が灼熱昇竜、そして崖際に落ちていた箱を持つと、そこに空中から攻撃を仕掛けようとしたエルバンはそのまま場外へ行く事故を起こしてしまう。するとそこから玄酔楼の猛攻が始まった。
スターロッドでエルバンのスマッシュに打ち勝ったり、エルバンのビームソードを裏で相殺したり、台の上にいる玄酔楼を狙ってジャンプしたところを下スマッシュで場外へ飛ばしたり、エルバンの動きを先読みしてファイアボールを当てたり、ルイージお馴染みの空中ドリルからの下Bを活用したりと、エルバン並みのいやエルバン以上のラッシュを見せた。
最後は一気にパーセンテージを貯めてエルバンを場外へ飛ばした後、ピッピのドガースでエルバン側へ飛んだ事を利用し、復帰しようとしたエルバンのPKサンダーを自らの手で消すという形で玄酔楼が勝利した。
圧巻の動きを見せ、P(ピー)にも神がかった強さと言わせるその強さ、是非とも動画で確認してもらいたい。
因みにアンケートの結果は玄酔楼が60%で☆爆走戦士エルバンが40%と、動画内におけるネス勢の強過ぎるという点から、若干のネス不人気を含んでいても尚人気だったエルバンを上回る結果を残しており、視聴者の期待の高さがうかがえる。
参考資料: 「勝率一覧」『P(ピー)の64スマブラCPUトナメ実況@wiki』より<https://wiki3.jp/cpu_64/page/147>(2018年4月4日閲覧)
闘いはいよいよWINNERS側決勝戦、相手は決勝の相手に文句なしの15人目の天才!
初参戦ながらここまで勝ち上がってきた玄酔楼に大きく期待が集まる中、試合は始まった。
序盤は玄酔楼の猛攻でリフレクターガードからのファイア昇竜や、生当てファイア昇竜、そしてお手玉に割り込むファイア昇竜と魅せながら絶好調な様子で試合をリードしていたが…
相手は流石の15人目の天才、お互いが2ストックになってからの猛反撃で逆転されてしまう。
台の上に乗っていた時に空中上Aを狙ってきたエルバンと違い、天才にとって台に着地させない戦いはお手の物、空中戦となると流石に分が悪かったかあれよあれよとパーセンテージを稼がれ、ハンマーを落とすといった天才の不運がありながらも遂に撃沈してしまった。
しかし、その戦いはまさにニコニコ名勝負。玄酔楼と15人目の天才による激アツな攻防は是非とも1度は目にして頂きたい。
アンケート結果は☆爆走戦士エルバンが35%で玄酔楼が65%で、前回の戦いの結果や玄酔楼がいかに活躍してきたかという視聴者の思いをそのまま反映したかのような結果だった。
ステージはピーチ城上空…ネスからしてみれば非常に相性の悪いステージで、前回の戦いと相性が裏返っていると言えるだろう。
試合は玄酔楼がログインボーナスとも言われ始めたファイア昇竜を決めたりと相変わらずの猛攻でエルバンを追い詰めると、すかさず繰り出した下Bで三角コーナーの底にぶつけて1ストックを奪っていく玄酔楼リードの展開で始まった。
するとエルバンが反撃を始め、空中にいる玄酔楼に対しボム兵を上に投げてくるなど対抗してきたが、ファイアボールで足を止め逆に当てるといった頭脳プレイを見せていく。そこから着地狩り上スマ、着地狩り下スマと決めて場外に出すと、エルバンは復帰しようと試みるが目の前にあるのは三角コーナーの背部、PKサンダー体当たりを三角コーナーに当てて事故って行った。
エルバンがようやく玄酔楼から1ストック目を奪うと、左下動く床にあったカプセルを取りに行くが、台は丁度収納し終わりそうなタイミングだったため落下し、復帰を試みるもまた事故ってしまう。
これに対し玄酔楼は攻撃の手を止めることなく、コンボも決めてパーセンテージを稼いでいくが、エルバンが投げた赤コウラで彼自身場外に出され、またもや目の前に現れた三角コーナーの背にPKサンダーを消されて事故していくと、LOSERS側決勝戦、またエルバンのリベンジ戦ということで名勝負を期待した視聴者からしてみれば少し不完全燃焼な部分の残る試合だった。
誰がここまで来ると予想したか?唐突にやってきた謎の男玄酔楼は遂にグランドファイナルへと進出!
相手は宿敵15人目の天才、玄酔楼がWINNERS側決勝戦にて唯一敗退を喫したCPU界最強の男!!
玄酔楼にとってはリベンジマッチにもなる今回のグランドファイナルだが、アンケートの結果はやはり15人目の天才が59%で玄酔楼が41%と、15人目の天才が如何に強いかを教えてくれる。
ステージはコンゴジャングル、ハイラル城、プププランド、ピーチ城上空の順でループ。
ルールは2本先取した時点で1勝とし、WINNERS側は1勝で、LOSERS側は2勝で優勝という玄酔楼にとっては最少でも4回勝たないといけないという厳しい状況でのルールだった…
初戦から調子の良い玄酔楼はお得意のファイア昇竜を封じられながらも、猛攻に続く猛攻で1戦目を取っていく。
2戦目も変わらない動きで動きに衰えを見せることなく攻撃していったのだが、ついに出たグランドファイナル最初のファイア昇竜はファイアフォックス中のスキを突いた反撃ファイア昇竜、1戦目とは違ってストック1-1まで追い詰められながらも箱の爆発でお互い吹っ飛び、ギリギリのギリで辛勝。
これでお互いに2本先取すれば優勝という状況にまで持ち込んだ。
3戦目は緑のコウラを跳ね返されたりといった不運もありながらも15人目の天才の自滅もあり、それに加え反撃確定のファイア昇竜をしっかりと見逃さないテクニックも披露し、最後は場外に出た天才に箱を佐川してぶち当て、2ストック差で勝利。この試合でのファイア昇竜は2回。
4戦目は3戦は遊ぶとつぶやいていたP(ピー)の通り、動きが非常に良くなった15人目の天才。2ストックリードを取られながら、フォックスお得意の空中上Aをなんとか相殺したり、空中NAでゴリ押したりと、反撃をしていったが、緑コウラをリフレクターで跳ね返されたりして負けてしまう。
5戦目、何があっても最後の試合はステージの床下から復帰できるという特性を活かした動きの激しい戦いになった。15人目の天才は先程から続く良い動きを相変わらず見せ、玄酔楼も負けじと…或いは4戦目は休憩だったのか、疲れを見せない動きを見せる。1ストック先取されると、玄酔楼も2回の生当てファイア昇竜で応戦し、序盤のリードをひっくり返した。しかしコンゴジャングルは床下に何もないため崖捕まりによる復帰が難しいステージ、玄酔楼はソンソンしてしまう。途中15人目の天才が空から降ってきているカプセルにブラスターを当てるといったAim力を見せつつ、戦いはストック1-1という接戦まで持ち込まれる。少しパーセンテージの溜まっていた天才に対し、最後は2回のドリルでしっかり稼いで上スマッシュで天才がバースト、玄酔楼が初出場で7勝1敗(試合数的には10勝2敗)で優勝という結果になった。
八戦目の5試合で出たファイア昇竜の回数は5回、全試合ファイア昇竜こそなくなってしまったが、相変わらずの発動率の高さを誇る彼のファイア昇竜は、紛れもない必殺技と言えるだろう。
おめでとう玄酔楼!!伝説はお前のものだ!!これからはお前が伝説だ!
そしてこれからも面白い戦いを見せてくれよな!!その拳で実力者をなぎ倒していく強さを…これからも見せてくれ!!
※この記事は編集者による玄酔楼贔屓100%でお送りいたします。
掲示板
38ななしのよっしん
2019/10/18(金) 20:29:20 ID: pHtR9ksdka
全盛期ほどの無敗っぷり・最強感は無くなったけど
それでも素晴らしい動きで高ランクの戦績を残してるのは老師としてのキャラが立ってておいしいと思う
引き続き応援してるぞ!
39ななしのよっしん
2020/02/15(土) 15:49:14 ID: gVRFN5QHmg
第六回の天才フォックス戦何回も見返すわ。まじであれほどハイレベルな試合も中々拝めないわ・・・。天才が遊ぶのをやめて本気でかかったのシーンが印象的すぎる
40ななしのよっしん
2020/02/24(月) 16:11:53 ID: W4qGMJn3cr
スマブラはカラーリングでCPUのAIが異なるって噂があるけど、原作通りのファイアカラーで昇竜を使いこなすところを見るとあながち間違ってないと思う
急上昇ワード改
最終更新:2023/03/30(木) 02:00
最終更新:2023/03/30(木) 02:00
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