玉名駅とは (タマナエキとは) [単語記事]

玉名駅とは、JR九州の駅である。

概要

1891年4月1日に開業した駅で、開業当時は「高瀬駅」を名乗っていた。これは駅の所在地でもあった「高瀬町」から採られているのだが、この駅名の為に同日開業の「瀬高駅」は当時「矢部川駅」を名乗っていた。これは誤用を防止する為の措置でもあった。
のちに所在地が1942年に玉名町、1954年に玉名市となると市の玄関口として分かりやすい駅名にする為に1956年に現在の「玉名駅」に改称された（同時に「瀬高町駅」が「瀬高駅」に改称している）。

鹿児島本線が発着する駅であり、かつては一部の特急も停車する主要駅の一つであった。しかし、2011年 3月12日に九州新幹線新玉名駅が開業した事により玉名駅から広域輸送拠点が移動した事や玉名駅の博多側2駅隣の長洲駅発着の「有明」が設定された事などから、現在は熊本駅発着の「有明」が停車するのみとなってしまった。
ホームは対向式・島式ホームの2面3線を有している。また、現在も温泉地（駅から北へおよそ2km）への玄関口として機能している。