現代・トラジェとは、韓国の現代自動車が1999年から2007年まで生産/販売していたミニバン型の乗用車である。
グレンジャーXGのプラットフォームをベースに開発されており、サスペンションシステムはエクウスから流用することにより乗り心地を改善しているという。
乗用車のプラットフォームをベースとするヒンジドアの低背ミニバンであり、日本メーカーの某車を彷彿とさせるコンセプトの車であった。
エンジンはV6 2700ccガソリン/直4 2000ccガソリン/V6 2700cc LPGの3種を設定、エンジンにより定員が異なりV6ガソリンは6人乗り、直4ガソリンは7人乗り、LPGは9人乗りを設定した。
2000年12月には2000cc HTiディーゼルを追加、ディーゼルには9人乗りが設定された。
同時にフロントバンパーデザインが一部変更されている。
2002年には一部改良を実施。
グリルデザインを変更したほか、ツートンボディカラーを新規採用した。
また、ディーゼルエンジンに2000cc CRDi(コモンレールダイレクトインジェクション)仕様車を追加した。
2003年にはディーゼルエンジンにVGT(可変ターボ)仕様を追加、廉価モデルのGL以外は可変ターボ付きに変更された。
2004年には2度目のフェイスリフトを実施。
グリルデザインを変更、リアコンビランプをユーロテール調に変更した。
この時点でエンジンラインアップは2000ccガソリン/2000ccVGTディーゼルの2種のみに縮小されている。
2007年には3度目のフェイスリフトを実施。
グリル、アルミホイールのデザインを変更したほか、ツートンボディカラーを廃止した。
2007年には生産を終了。
日本では2001年に進出時にローンチモデルとしてラインアップされていた。
グレードは2.0GLS/2.7GLSの2種類で、エンジンはガソリンエンジンのみ2種(直4 2000cc/V6 2700cc)が用意された。
2002年には一部改良を実施。
グリルデザインが韓国国内仕様の初期型に相当する十字デザインに変更、その他一部装備がダウングレードされた(例として、フルオートエアコン→マニュアルエアコンに変更等)
販売開始当時は価格の安さ(2.0GLSで本体価格179.9万円~)や装備の豪華さなどで優位性を打ち出していたが、韓国製品への品質の不振や競合する日本車(オデッセイ、MPV、イプサムなど)から顧客を奪うことができず、2003年ごろには輸入が終了されている。
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最終更新:2025/12/09(火) 12:00
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