琉球バス交通とは、沖縄県豊見城市に本社を置くバス事業者である。本社は元々那覇市内にあったが、本社所在地が再開発指定地域となったため、2008年に移転した。
沖縄本島のほぼ全域を営業エリアに持ち、系統数、車両台数、従業員数共に沖縄県内のバス事業者の中ではナンバーワンである。
現在の琉球バス交通の前身に当たる「琉球バス株式会社」は、1964年7月28日に昭和バス株式会社(佐賀県唐津市に本社を置く昭和自動車通称「昭和バス」とは別会社)と青バス株式会社が合併して誕生した。
琉球バスは沖縄県内最大手のバス会社として沖縄本島全域に多数の路線を持っていたが、モータリゼーションの進行などにより徐々に収益が悪化。1991年2月に事実上の倒産を経験し、経営再建を進めるも様々な事情により上手く行かず、2005年5月に民事再生法の適用申請が裁判所に受理され、再度倒産した。倒産後、経営再建策として退職金の50パーセントカットを中心にしたプランを提示したが、そんなことを従業員が許すはずもなく、自主再建は断念された。これにより営業譲渡が行われることになり、タクシー会社の沖東交通や同業の沖縄バス、那覇バスを子会社に迎えた第一交通産業が名乗りを上げ、高額な譲渡金を提示した第一交通産業が琉球バスを傘下に収めた。
第一交通産業の傘下入りした琉球バス株式会社は、2006年9月1日より「株式会社琉球バス交通」として再スタート。琉球バス株式会社は会社清算となった。
特徴的な取り組みとして、沖縄では夏は暇になる貸切バス車両を、逆に夏に忙しくなる北海道のバス会社(宗谷バス)へリースしている。この取り組みは2010年から行われており、貸切バスのリースを開始する2年前からはバスガイド・運転手の派遣を那覇バスと共に開始している。
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最終更新:2024/04/20(土) 04:00
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