瑚

瑚とは、珊瑚で使われる字である。また人名に使われる。

• 王瑚（1865年 - 1933年） - 清末から中華民国にかけての政治家

漢字として

瑚

Unicode

U+745A

JIS X 0213

1-24-74

部首

王部

画数

13画

𤤈

Unicode

U+24908

部首

王部

画数

8画

鍸

Unicode

U+9378

部首

金部

画数

17画

意味

宗廟に供えるキビなどを盛る祭器、珊瑚、という意味がある。〔説文解字・巻一〕には「珊瑚なり」とある。また〔礼記・明堂位〕に「夏后氏、之れ四連、殷之れ六瑚」と、祭器について夏ではある連（璉）と、殷では瑚といったとある。

字形

形声で声符は胡。

音訓

音読みはコ（漢音）、ゴ（呉音）。

規格・区分

人名用漢字である。JIS X 0213第三水準。1990年に人名用漢字に採用された。

語彙

瑚簋・瑚璉

異体字

• 𤤈は、〔篇海類編〕に瑚と同じとある異体字。
• 鍸は、〔集韻〕が祭器の意味での本字とする字。
• 鈷は、〔集韻〕にある鍸の異体字。もっぱら別の、仏具の意味で使われる。

関連項目

• 海外の姓名の一覧