甘皇后(甘夫人)とは、三国志に登場する人物である。
後漢末から三国時代にかけて活躍した武将・劉備の側室で劉禅の母でもある。
良く勘違いされているが第二夫人で有り、当時の正室は麋夫人である。しかし、最も長く連れ添っていたため、劉備の信頼も厚く奥を取り仕切っていた。
なお、演戯での名場面、「長坂橋の戦い」の元になった長坂追撃の際に敵軍に取り残されたのは、麋夫人ではなく甘夫人である。当初は劉備と共に逃げていたが、曹操軍に追いつかれると劉備は、甘夫人と劉禅を置き去りにして逃げてしまった。その為、夫人の警護をしていた趙雲が劉禅と夫人を保護して脱出したのである。しかし、その直後に亡くなった為、蜀から離れた南郡に埋葬された。劉禅を生んだ翌年の事である。
その後、蜀に棺が送られる事となったが、棺が到着する前に劉備が崩御し、劉禅が蜀の第二皇帝として即位した。そのため諸葛亮は甘夫人を昭烈皇后と諡し、劉備と合葬された。『蜀書』では甘皇后と表記される。
現在、様々な三国志ゲームが発売されているが、甘夫人が登場する作品は少ない。 『三国志大戦』『三国ヒーローズ』などに登場する。
原作では夫人と書かれるだけで甘夫人・麋夫人の区分ははっきりしていない。アニメ版では、香蘭というオリジナルの女性に置き換えられている。
音楽ナスカ氏イラストの甘皇后(金髪・巨乳・黒ニーソックス)が有名。フィギュア化され、アミューズメント施設でプライズマシンの景品となっていた(関連商品参照)。
ゲーム『三国志大戦』では甘皇后の「回復の舞い」をキーとしたデッキがすでに構築済。舞っている間、いかに甘皇后を潰されず他のカードを的確に動かせるかで勝敗が分かれる。
劉備の夫人で、後に蜀を継ぐ劉禅の母。心やさしい女性で、苦労続きの夫を励まし、敵に囚われても一途に夫を想い続けた素晴らしい女性であったという。劉備の覇業を助けた、見えない心の支えであったが、赤壁の戦いの後、若くして亡くなった。
裏書の通り、劉備を姓+ちゃん付けで呼ぶ設定(あくまでもこのゲーム限定)がある。なお、DS『三国志大戦・天』戦略ノ章の劉備はこれにあわせたのか甘夫人を「甘ちゃん」と呼んでいる。
掲示板
7 ななしのよっしん
2015/01/21(水) 21:52:08 ID: +tUOkxN7Kc
8 ななしのよっしん
2018/08/24(金) 16:05:30 ID: qxtOl85ZYG
>良く勘違いされているが第二夫人で有り、当時の正室は麋夫人である。
シレっととんでもない嘘書いてあるなw
そういう設定の創作でもあるのかな?
9 ななしのよっしん
2020/05/03(日) 11:46:02 ID: +iscAz77cu
>>8は2年レス無しか
完全に嘘というわけではないが、いささか決めつけが混じってるな
別に正室がいての妾だったとは書かれてるが「二」という数は根拠がないし第三だったかもしれない、まして正室が糜夫人ってのは完全に憶測
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最終更新:2024/12/02(月) 17:00
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