生八つ橋とは、八つ橋の生地を蒸した状態のまま、食べやすい大きさに切り分けた和菓子である。
京都の定番土産のひとつ「八つ橋」というと、三角に折った柔らかく薄い餅のような生地の中に、あんこが入ったものが一般的。しかし、これは生八つ橋とよばれ、本来の八つ橋はパリパリした短冊状の茶色いせんべいのことを指す。
生八つ橋は焼く前のもの、八つ橋は焼いたもの、つまり両者の違いは「焼いたか焼いてないか」という点にある。
最近は生八つ橋と区別するために、八つ橋を焼き八つ橋と呼ぶことも多い。
1960年、「表千家即中会」の茶席で、こしあんを生八つ橋で包んだお菓子が好評を得たことから商品化された。三角形の形は、僧侶の帽子をかたどったとされる。
作り方は、米粉・砂糖・ニッキを混ぜて蒸し、純粋に生地だけの場合は薄く伸ばし一定サイズに切る。餡を詰める場合は正方形の生地を二つ折りにして中に餡を包む。
後者は多種多様な種類が作られており、生地に抹茶やごまを練り込んだものや、餡も果物やチョコレートの餡を用いるものもある。
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最終更新:2025/03/23(日) 04:00
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