田中譲二とは (タナカジョウジとは) [単語記事]

田中譲二とは、『月刊ビッグガンガン』にて連載中の高津カリノの漫画『サーバント×サービス』の登場人物の一人である。
CV：柿原徹也

概要

北海道某市の銀行に勤める新人会社員。22歳。
区役所の常連である田中さんの孫で、それしか推し所がないと言われる程に真面目な性格の持ち主。

長谷部豊とは小学校時代からのストーカー腐れ縁であり、勉強やゲームなど何かにつけ一方的なライバル意識を抱いている。しかし長谷部に対して一度たりとも勝利を収めた事は無く、『譲二だけに常時二番』とも言われていた。
高校時代のある出来事で長谷部を傷つけてしまったと思いこみ、それを未だに後悔している。ちなみに、詫びるためにわざわざ長谷部と同じ大学に進学したため、長谷部は転学する羽目に陥った。
また、高校時代は長谷部と常に一緒にいたため、浮いた話の無かった長谷部にどういうわけか同性愛疑惑を浮上させている。

ただし、歪んだ友情ゆえに長谷部に素直に詫びようとはせず、『一度も負けた事のない長谷部はそれをコンプレックスに思っているはずなので、彼に勝つことが詫びになる』と（一方的に）捉えているため、長谷部に対する態度は実の所ほとんど変わっていなかったりする。そんな調子なので、現在でも長谷部以外の話題を振られると途端に無口になる。

酒には非常に強く、ルーシーが飲ませまくったにもかかわらず全く言動や表情に変化は現れていない。

長谷部のことになると周りが見えず、ルーシーにも迷惑をかけていたため、当初は三好紗耶から「最低」「下衆野郎」「自己満足」などと罵られ、蛇蠍の如く嫌われていた。・・・が、ひょんなことから二人きりで食事に行くことになり、そのときの会話がきっかけで彼の評価は「ただの年下でクソ真面目で話のつまらない男の人」に昇格(?)した。その後も徐々にだが確実にフラグを築き、原作最終話ではクリスマスイヴに一緒に食事に行っており（色気のない感じだが）、さらに呼び方が「田中さん」から「譲二さん」に変わった（場の状況で仕方なくだが）。