田中賢介とは (タナカケンスケとは) [単語記事]

田中賢介（たなかけんすけ、1981年 5月20日-）とは、日本の福岡県出身の元プロ野球選手である。

概要

OB
田中賢介
基本情報
国籍	日本
出身地	福岡県
生年月日	1981年 5月20日
身長体重	176cm 76kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	二塁手、遊撃手、左翼手
プロ入り	1999年ドラフト 2位
引退	2019年
経歴
東福岡高等学校北海道日本ハムファイターズ(2000年-2012年) サンフランシスコ・ジャイアンツ(2013年) 北海道日本ハムファイターズ(2015年-2019年)
プロ野球選手テンプレート

2002年、2003年は一軍二軍を行き来し、2004年は故障でリタイアした。

2005年も22試合しか出場できなかったが、最終戦でサヨナラホームランを放った。

2006年は木元邦之、川島慶三との競争を制しセカンドのレギュラーに定着。2番打者として最多犠打を記録し「森本稀哲が出て賢介が送る」のが日本ハムの攻撃パターンになった。規定打席に到達して25年振りのリーグ優勝、日本一に貢献し、ゴールデングラブ賞とベストナインを受賞。

2009年から選手会長となる。シーズンを通して1番打者として活躍、パ・リーグ史上最多の680打席に立った。規定打席到達者の中で唯一併殺打0のままシーズンを終えた。

2010年は143試合に出場し、シーズン打率.335、193安打と自己最高の成績を残した。2006年 6月3日以降全試合に出場していたが、8月15日に欠場し、歴代29位の620試合でストップした。

2011年は6月18日の広島東洋カープ戦で左足距骨を骨折。全治4～6ヶ月と診断されシーズン絶望となり、49試合の出場に留まった。クライマックスシリーズでは何とか復帰したが、決勝点に繋がるエラーを犯してしまった。

2012年も1番もしくは3番で好成績を残していたが、8月29日の埼玉西武ライオンズ戦で左腕を骨折し2年続けて途中離脱。今度は日本シリーズにも間に合わなかった。オフ、メジャー挑戦を目指してFA宣言し、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。

2015年は134試合に出場し、自己キャリアハイの66打点を記録。2012年以来のベストナインを受賞した。

2016年は全試合に出場し、2012年以来の優勝と日本一に貢献した。

2018年は序盤から打撃不振に陥ったが徐々に復調。67試合に出場し、打率.295、8打点だった。

2019年はシーズンが始まる前から現役引退を表明。代打と指名打者として一軍に最後まで帯同し、9月27日のオリックス・バファローズ戦が引退試合となる。涙を流しながら迎えた最後の打席では山岡泰輔からタイムリーヒットを放ち、通算1499本安打で現役生活を終えた。本人は「いつもちょっと足りない野球人生だった」と振り返った。

広角に打ち分けるシュアな打撃もさることながら、選球眼に非常に優れており、毎年非常に高い出塁率をマークした。意外とパンチ力もあり、1番での起用が多いが本人は3番を打ちたかったらしい。
2006年から2010年まで5年連続でゴールデングラブ賞を受賞しているが、入団当初はスローイングに難があり、ポケットの中のロージンを触っていたため、手が荒れていた。近年は再び送球難が顔を出し、失策数が多くなっている。
2007年に田中幸雄が引退したが、スコアボードの表記はそのまま「田中賢」となっている。
2006年以降不動のレギュラーだが、応援歌の歌詞は「僕らは待つよ　輝く瞬間」。これは一軍半時代から歌詞を変更していないため。古巣で再び輝く瞬間をファンはいつでも待っている。
日本ハムの同期だった鶴岡慎也と中学時代からの仲良し。

球団	レス	No	プレイヤー
日本ハム	応援歌のピコカキコ一覧#85	8647

通算:19年	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
NPB：18年	1619	6143	5319	696	1499	208	48	48	486	203	179	31	565	49	769	41	.282	.354
MLB：1年	15	34	30	4	8	0	0	0	2	2	0	0	4	0	3	0	.267	.353