疑惑の判定とはどう見てもアウトにしか見えないがなぜかセーフになる、もしくはどう見てもセーフにしか見えないがなぜかアウトになるという理不尽がまかり通っている状態のことである。
主にスポーツ関係やイナズマイレブン(ゲーム)の審判などでよく見られる。
またTASさんの動画や通常のゲーム動画でも、どう見てもファールなのに審判が全然仕事をしなかったり、相打ちなのにドローにならずに自分側が一方的に負けたり、攻撃が当たってるように見えるのになぜかノーダメージだったりするときなどに使用するタグである。
似たようなタグとして、「不正はなかった」「不正しかなかった」「当たり判定仕事しろ」などが存在している。
アクションゲームやシューティングゲームにおいて、自機が敵に接触すればダメージを受けたり1ミスになるように設定されることはごく普通のことである。
しかし、疑惑の判定が起こった場合、明らかに自機に敵が接触しているのにダメージは発生しないことが多々ある。これは自機の当たり判定が実は見た目どおりではないことが原因である。弾幕シューティングゲーム等においては自機の当たり判定は見た目どおりとは限らず、自機中心のほんの小さな点であったりする。この点に触れないまま自機に敵が接触すればそこに疑惑の判定は発生してしまうのである。
同様の現象はアクションゲームでも見られ、例えば、マリオブラザーズシリーズでは水中ステージでスーパーマリオの上半身の当たり判定を消す裏技も存在していた。
なおTASさんはそれとは全く違う次元で疑惑の判定を引き起こすこともあるが、詳しくは該当記事に任せる。
残念ながら、疑惑の判定はゲームの中だけではなく、現実にも存在している。サッカーや野球などのメジャーな競技やオリンピックや世界大会などでの大規模な大会での疑惑の判定はスポーツ界に大きな影響を与えたこともある。
代表的な疑惑の判定として第1回ワールドベースボールクラシックのボブ・デービッドソンによる判定や、古くはサッカーのマラドーナの神の手ゴールなども挙げられる。
また、採点競技は競技者同士が実際にぶつかり合って結果を出す競技とは違い、評価が審査員にゆだねられてしまうため、自国の選手の点数を甘めにつけてしまったり、あるいは採点者の買収工作が行われている可能性などの疑惑の判定を生みやすい下地ができてしまっている。そのため、そのため採点競技では疑惑の判定といわれることが多くなっている。
より詳しい疑惑の判定については誤審の記事も参照。
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最終更新:2024/04/23(火) 19:00
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