痴漢冤罪とは、痴漢をしていない者が痴漢容疑をかけられる冤罪の一種である。
痴漢容疑はその事件の性質から物的証拠を見つけるのが困難なのだが、だからと言って即無罪放免では被害者が報われないため、被害者側の証言に過度に頼らざるを得ず、結果として冤罪を引き起こしやすいとされている。
つまり、通常の刑事裁判だったら検察・警察の方に犯行の証明義務があるのにも関わらず、裁判所・警察・検察が被告である容疑者側の方に「痴漢をやっていない証拠」を要求し、結果として被害者の尊厳を守ろうという考えが、冤罪の容疑者、特に男性の尊厳を傷つけているという結果になっている。疑わしきは罰せずと言う原則を無視し、痴漢被害者以外に新たな被害者と冤罪被害や司法の男女差別に怯える男性を生み出している。
痴漢冤罪が疑われる事件で酷い例をあげると、事件当時の衣服が証言者の証言と異なり、「病気で腕を下ろすと拷問に近い痛みが走るため痴漢は不可能」と法廷で医師が証言したにも関わらず、「被疑者が痴漢を行うのは不可能ではない」「服装が違うけど犯人ではないと否定できない」という推定無罪の原則どこいった?な判決が下された例もある。
更にこの事態が問題なのは、痴漢をでっちあげて無実の人間から金銭をゆすりとる犯罪を引き起こしている点にある。2008年に大阪で実際に発生しており、無実の男性が一時的に拘束されている。この事件では犯人グループの証言があやふやだったことと、女がでっちあげだと自白したことで男性の無罪が判明したが、一つ間違えば大変な事になっていたのは想像に難くない。とは言え、いつでも痴漢冤罪=でっちあげ、という訳でも無く、満員電車などで犯人と誤認する場合は当然ある(無罪判決が下った痴漢裁判でも、被害者とされる女性が実際に被害にあったことは認定する例がある)わけで、この点からも捜査機関には慎重な捜査が求められる。
現状では痴漢冤罪は多少だが改善の兆しを見せており、被害者の衣服に付着した指紋や、被疑者の指に付着した衣服の繊維・被害者の体液などの客観的証拠を重視するようになってきてはいる。実際、証拠不十分や証言の信用性から無罪を言い渡す判決も増えており、最高裁においても「証拠の得にくい痴漢事件では、被害者の証言が思い込みだったら被疑者は防御が難しくなる、だから慎重な判断が必要」との判断が示されている。一方で、相変わらず女性の証言のみで有罪判決が下ることもあるので、更なる改善が必要であろう。
女性アイドルグループのおニャン子クラブは、ストレス解消に罪のない男性を痴漢冤罪に巻き込む内容の「おっとCHIKAN!」というシングルを86年に発表している。今となってはストレス解消などでは済まない話で、痴漢犯罪のでっちあげは「虚偽告訴等罪」などにあたる犯罪行為なので決してマネしないように。
一度容疑者として警察に捕まってしまったら最後、本当にやってなくても無罪を勝ち取るまで非常に長い時間と労力を要する痴漢。絶対に避けたいものである。
痴漢現場となる場所に監視カメラを多角的に配置する等で正確な証拠を獲得する努力をし、疑いの時点で社会的に裁かれることのない世論や制度を作ること、そして司法の原則に則った公平な裁判を行う事で被害を軽減することができる。また、公共交通機関の満員具合を解消するよう求めるのも正確な証拠の獲得や痴漢犯罪自体の減少に有効である。
とにかく、やっていないなら現行犯逮捕を避けるよう動くのがベストである。これを回避さえすればキチンとした捜査の後に裁判所の令状が発行されて逮捕、という形になるので、やっていないなら捜査されても逮捕に至るまでの証言や証拠は出てこないはずである。本当に痴漢をやったのなら大人しく逮捕されておこう。
対策としては痴漢だと疑いをかけられたとしても、原則罪を認めないこと。釈明のために駅事務所まで痴漢被害を訴える女性と同行するのも推奨されない。駅事務所で駅員に無罪を訴えても、駅員には判断することが出来ないため、警察に引き渡される可能性が高い。駅員が自分の無罪をわかってくれて女性との仲裁に入ってくれるなどとは期待しない方がいいだろう。
それどころか現行犯ではないから駅員は被疑者を逮捕をしている訳でもないのに、女性と一緒に駅事務所まで行く事は「罪を認めていると言う事になる」と警察や裁判で認定される可能性が非常に高い。 また、実情ではこの行為が私人による現行犯逮捕とみなされており、女性の証言だけで警察が男性の身柄持ってくのも半分くらいはこれが根拠。現行犯でなく、逃走をする恐れも無い場合、逮捕・拘束するには裁判所の令状が必要なので名刺などを渡すとかして身元を明らかにし逃走の意思が無い事を示した上で、「あとは警察を通してください」とでも言って駅員も被害を訴える女性も無視して帰るのが一番の対策。ここでいう「駅員も」というのはたまたま近くにいた駅員が駆けつけてきた場合ということであって、決して駅事務所まで行ってからという意味ではないのでくれぐれも間違えないように。
冤罪の被害を受けた男性が現場から逃走することを推奨する弁護士(北村弁護士や本村弁護士など)もいる。あくまでその時点で罪が証明されていないので、現行犯として容疑者を拘束する権利が無い、という根拠に基づいている。本来であればそうなってしかるべきであるが、逃亡した時点で準現行犯としての要件が成立し得る(=現行犯逮捕が可能になる)上、もし捕まれば後々裁判官の心証を確実に損ねることになる。もし実行するならそれなりの危険を覚悟するべきだろう。実際、痴漢だと言われて逃亡するもあえなく捕まった例もある(本当に痴漢があったか、そして逃げたのが犯人or冤罪だったかは不明である)。
掲示板
52 ななしのよっしん
2025/04/08(火) 23:41:33 ID: Ga9L1sGmVF
痴漢冤罪がどれくらいえげつないか知れ渡ってくれると良いんだが
まぁ例の界隈はクソオス断罪ばかり主張して冤罪の恐ろしさや理不尽さについては殴りつけるのに丁度いい棍棒扱いだろうな・・・
53 ななしのよっしん
2025/04/10(木) 04:54:43 ID: G8p7Vg2g8S
(私は介抱しただけ)深夜の駐車場で、体調不良の10代女性の体を触ろうと…会社員(56)逮捕 報道を見て自分のことだと思い出頭 札幌市北区
https://
この話題で盛り上がっていて、AED使用や救護に関して、実際に女性を救護せずに呼吸器の後遺症が残ったニュースも有るが…https://
正直、リスクの範囲も解るし、通報や逮捕のリスクを考えると救助したくないと言う気持ちは社会的な信用失墜の点からも解る。
ただ、一応新たに制定された救助マニュアルも有るので指標に基づいて救助されないとマズイケースも有り書き置きする
1.前もって要救助者を見かけたら、録音や録画アプリを付けておく。(プライバシーのリスクは有るが必要悪、無罪立証の証拠になる)
2.倒れている、座り込んで吐いてるなど気分が悪い方を見かけたら、まずは声だけ掛ける
3.意識を確認するしない問わず、絶対先に服や体に触らない
4.意識の有る無しに関わらず、救急車や警察など第三者の介入が必要だと思ったら直ぐに呼ぶ(この後は任せて立ち去っても良い)
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
54 ななしのよっしん
2025/04/12(土) 08:19:11 ID: +tFMC9EtD0
>>余程の証拠が無ければ逮捕されないし不起訴に成ったりする
まあ、ちゃんと語ろうとするとこういう言い方になっちゃうのはわかるけど、一般人にとっては現行犯扱いで逮捕されたり不起訴になる程度の貧弱な証拠で逮捕されたりしたらその時点で社会的に詰みなんですよね
普通は>>51こういう報道なんて無くて、捕まったという初報や噂話だけ広まってその後に不起訴になったかとか真相がどうだったかなんて、誰も気にしない
有名人なら、逮捕も起訴もされなくても報道だけで死にかねない
じっくりと司法の判断を待っていられるのは、所謂「無敵の人」とか引退済みの人とかぐらいでしょう。後は、雇われじゃなくて自営業の人は多少傷が浅いぐらい?
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最終更新:2025/04/27(日) 08:00
最終更新:2025/04/27(日) 08:00
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