白き魔女とは、日本ファルコムより発売されたRPGであり、その作中にて登場する、ある人物の通称でもある。
ゲームの正式タイトルは『英雄伝説III もうひとつの英雄たちの物語~白き魔女~』だが、移植やリメイク作によって表記が異なる。
英雄伝説シリーズの三作目であるが、前作の「II」までとはストーリー、世界観等一切の繋がりは無い。
また、続く『英雄伝説IV 朱紅い雫』と『英雄伝説V 海の檻歌』とは同じ世界観を共有しており、本作と合わせてこの三作はガガーブトリロジーとも呼ばれている。
物語はティラスイールと呼ばれる世界を舞台に、ある山間部の村に住む少年と少女が世界各地を旅する姿を描いたものである。そして、その旅の最中で二人は白き魔女と呼ばれる人物と世界の真実を知る事となる。
ゲームはトップビューの視点でフィールドを移動し、特定の位置に到着すると敵との戦闘が始まる。戦闘中は敵から逃げる事も出来るが、敵はそのまま残るので倒さないと先へ進む事が出来ない。
戦闘はフィールド上で敵と味方が入り乱れて戦い、オートバトルで展開する。
オートバトルは予めキャラクター毎に行動パターンの設定が可能であり、攻撃、回復、移動範囲、残り体力に応じた行動等が設定出来る。これは戦闘中にも変更可能である。
フィールドには高低差があり、登って来れない様な崖下に敵を突き落とすと倒した事になる。逆に味方が落とされても同様に倒された事になる。
魔法は攻撃中心の「カンド魔法」と、回復・援護中心の「チャッペル魔法」の二系統があり、戦闘中は無制限に使用する事が出来るが、複数ある魔法の内どれを使用するかの指定は出来ない。
その為、パーティー内に魔法使いが一人しか居ない時に、武器での攻撃が通じにくい敵を相手にする際は、攻撃魔法を使わせる様にキャラクターを上手く誘導する必要がある。
ゲーム開始時は主人公である少年と少女の二人だが、物語の進行に応じてパーティーのメンバーが入れ替わり、最大四人パーティーとなる。
1994年12月16日にPC-9801用にて『英雄伝説III リニューアル 白き魔女』のタイトルでファルコムより発売。
これは戦闘の難易度が易しくなり、一部のBGMが変更される等、調整が加えられたものである。
以後、このリニューアル版が標準となってCD-ROM版や、WindowsのDOSプロンプトからの起動に対応したバージョンが発売された。
1999年4月23日に『新 英雄伝説III 白き魔女』のタイトルでファルコムより発売。
後に発売する廉価版パッケージでは、タイトルから「新」の文字が外された。
家庭用ゲーム機への移植、リメイク作は様々なメーカーから発売され、ゲーム内容はどれも異なる。
1998年2月26日に『白き魔女~もうひとつの英雄伝説~』のタイトルでハドソンより発売。
基本的なストーリーと設定を残して、キャラクターデザイン、ゲーム中のグラフィック、戦闘システム等、全てを一新したフルリメイク作。オリジナル版とは大きく異なり、ほぼ完全な新作と言っていいものになっている。
1998年3月19日に『英雄伝説III 白き魔女~もうひとつの英雄たちの物語~』のタイトルでGMFより発売。
基本的にPC-9801版の移植であるが、戦闘システムはコマンドによるターン制に変更。
2004年12月16日に『英雄伝説ガガーブトリロジー 白き魔女』のタイトルでバンダイより発売。
掲示板
36 ななしのよっしん
2020/10/10(土) 22:48:36 ID: 3r8iYsQkIp
37 ななしのよっしん
2023/01/06(金) 17:41:59 ID: h2li5wKShW
いまさらPSP版でクリアした
面白かったけど最終パーティーが固定なのがちょっと不満かな
終盤成り行きで仲間になったメインストーリーにほぼ無関係なキャラがラスボス戦までついてくるとは思わなかった
38 ななしのよっしん
2023/07/24(月) 11:05:24 ID: kUgwTCB8uo
>>38
あの人最終メンバーだと確かに浮いてるよな
後々製作の裏話で「(ガガーブの向こう側に住んでた)古い民の子孫なんですよ」とか語られてたらしいけど、そんなこっそり明かさなくても……
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 14:00
最終更新:2024/04/25(木) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。