白雲(艦これ) 単語


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シラクモ

7.0千文字の記事


吹雪型駆逐艦、八番艦、と申します。
提督様……不束者ではありますが、
宜しくお願い申し上げ奉ります。

艦隊これくしょん~艦これ~艦娘とは、大日本帝国海軍吹雪型駆逐艦」の擬人化キャラクターである。

図鑑番号:564 担当声優上坂すみれ  担当絵師しばふ

概要、参ります!

艦種/艦 吹雪型駆逐艦 8番艦
技官(絵師) しばふ
装員長(CV) 上坂すみれ
実装 2023.8.9
限定域突破報酬

」は吹雪型姉妹9人実装艦で同姉妹の8女である。2023年イベ「船団護衛!輸送航路防衛戦」第4域(前段作戦最終域「津軽海峡/北海道釧路」【鎮北海道厚岸】)突破報酬として実装された。同年先から「新たな吹雪型駆逐艦実装」、北海道では初となるリアイベの実施、カレー機関での「White Cloud Princessシールの頒布など、””を意識した情報が徐々に解禁となった上での、待ちに待った実装となった。ぱっと見同じ永田所で建造された「叢雲」がしばふ氏担当吹雪型姉妹セーラー服を着用したような容姿である(ただ、髪型は「叢雲」よりは「初雪」のほうが近いかもしれない)。なお、当該イベント前段バナーは朝雲・薄の4人…つまり第五艦隊第一水雷戦隊第九駆逐隊の四人である。(但し、の時期は朝雲が10駆に去り、代わりに不知火が編入している。)

狭義の吹雪型としては10女浦波、7女薄雲に続く3人の追加実装艦である。
初期所属の第十二駆逐隊では3人、編入先のうち第二十駆逐隊でも3人第九駆逐隊では最後の実装艦である。特に、第5代第九駆逐隊及び戦中の第五艦隊第一水雷戦隊の編入により全艦が集結したことになる。

先に艦娘になった薄にとっては「いつか会える」と言及していた12駆及び9駆時代の僚艦で、あまり触れられる機会がなかったが叢雲にとっても12駆開戦時の僚艦であり、これによって、ようやく叢雲は開戦時編成で「ぼっち」を卒業したことになる。20駆としても狭霧との入れ替わりではあるが3人実装であり、天霧の僚艦の一人でもある。

一方、第十二駆逐隊東雲第二十駆逐隊(結成時第八駆逐隊)朝霧・夕実装が残されており、この3隻が艦娘として実装されれば吹雪型駆逐艦全24隻及び開戦時第三水雷戦隊全艦がうことになる。引き続き彼女らの実装を希うものである。

力は普通吹雪型駆逐艦の範疇であるが、改装に要するLvが僚艦「薄」と同じLv40での改装となっている。

例のごとく担当声優実装時点ではせられていたが、ぱっと聞いた感じは白雪の言葉遣いを更に丁寧にした叢雲のような・・・のような気がしたとおり、実装3日にして々に前回実装以外全ての吹雪型姉妹を担当する上坂すみれさんが再び姉妹艦の新規艦の担当となった旨が開発元exit及び担当声優公式exitツイートにて表された。(そうか…この意味では薄が「ぼっち」になるのかもな…)

歴代の上戦隊旗艦)は鬼怒阿武隈川内神通那珂と、5500t級軽巡の新鋭から順に5隻の隷下にいたというある意味重な要員になっている。(一応、これはと薄の2人だけの模様)
Lv40で改に改装するまでは『第三水雷戦隊 第12駆逐隊』所属を名乗っている。初期から実装されていた「叢雲」は時報の中で11駆を大切な仲間と言及するのみで直接所属駆逐隊を名乗るセリフがそもそもなく、開戦時に12駆を除隊され修理中だった「薄」は邂逅時点で既に『第一水雷戦隊 第九駆逐隊』所属を名乗るため、現状「12駆」所属を名乗る一の艦娘ということになっている。

Lv40で改に改装すると、今度は薄(改装前)同様『第一水雷戦隊 第9駆逐隊』所属を名乗るようになる。時報でも全に一水戦9駆所属艦と自認している。基本、に対しても「◯◯様」呼びのようで、邂逅ボイスの「提督様」をはじめ、僚艦の薄朝雲に対しても「薄様」「様」「朝雲様」と呼んでいる。なべ仕事の書類整理はに古巣の第三水雷戦隊と現職の第一水雷戦隊のものを取り扱っているようで、三水戦の書類はギリギリ合格点と言っている。

謹製和定食、お・薄おにぎりって、薄とはんぶんこして交換し合ったりわりとほのぼのとした風景をみせてくれる。晩ごはん提督による振る舞い飯を頂き感している。なお、22時セリフに終わった薄で編成予定だった第51駆逐隊(未成、結局欠番のまま海軍が解散してしまった)の予定任務が元ネタ

鎮守府祭りクリスマス等の行事では薄提督と一緒にいることが多い。節分ボイスで初めて所属戦隊旗艦を呼ぶボイス実装された…のだが、やはりと言うかなんというか、一水戦役は阿武隈だったようで。エッアタシ、イ、イタイ、オマメアテテクルノヤメテクダサイ!!(by阿武隈) バレンタインチョコではなく和菓子を用意してくれる。声の似た僚艦は「そこに落ちてた」チョコを(拾って)渡してくれるのとべて何と良心的な!

2023年イベの終了で入手機会が途切れたが、2024年早春イベ『発動!竜巻作戦』のE-1にて邂逅する可能性があるexitことが運営より告知された。運営さん、それはそうと潮との再邂逅の機会はまだなのでしょうか…[1]

誤解体にご注意を
」は「白雪」と姉妹艦であるため、見間違い等による誤解体の報告が々にツイッター(X)上に挙げられている。以前の突破報酬で実装された「薄」同様、年単位で次の邂逅機会は訪れないであろう[2]ため、くれぐれもご用心願いたい。(式違いにはなるが、「白露」も同じ"かんむり"の部首を含む艦名のため、こちらとの識別にもご注意願いたい。)

なお、史実でも「」「白雪」との取り違えはあったようで、郵便物にはふりがなをつけてくれとの通知が出された[3]。同様に「」就役後、「山風」との取り違えが頻発するようになり、ふりがなを付してくれとの通知が出されている。

史実概要

(吹雪型駆逐艦)
建造 永田
1927.12.27
1928.7.28
最期 1944.3.16
除籍 1944.3.31
艦籍 呉鎮守府
所属部隊 第十二駆逐隊(ii)
第二十駆逐隊(ii)
第九駆逐隊(v)

第12駆逐隊、特型駆逐艦白雲、抜錨致します。参りましょう。

駆逐艦」(建造当初「第42号駆逐艦」)は、吹雪型駆逐艦8番艦として1927年昭和2年12月27日永田所にて進、翌1928年昭和3年7月28日に就役。就役直後の8月1日、第1号(神)以降の番号による駆逐艦名が一斉に固有艦名に改められ、本艦は「」と命名された[4]

改名と同時に東雲・薄呉鎮守府にて『姉妹たちと第十二駆逐隊を編成』。同年12月1日には第二水雷戦隊に編入された。(当時の二戦旗艦は「鬼怒」。他11駆と23駆(翌年19駆に交代))1929年昭和4年5月永田所で並んで建造されていた叢雲が就役し12駆に編入された。

1931年昭和6年12月、日3間で締結されたロンドン海軍軍縮条約の規定により特型駆逐艦(や同規模の新駆逐艦)の保有規模が制限されることとなったため、特型駆逐艦による駆逐隊は3隻編成に改められ、12駆からは東雲が新たに編成された初代20駆(編成は吹雪東雲磯波)に転出し、12駆は・薄叢雲の3隻編成となった。その後12駆は二戦旗艦が神通那珂神通と交代しながらも1938年昭和13年12月までは二戦に所属していた。

1940年昭和15年5月1日川内及び12駆・2代目20駆(結成時は8駆)により第一艦隊第三水雷戦隊を新設、第二遣支艦隊に編入され、中での沿作戦(当該作戦中に薄日本軍が敷設した機雷に接触し大破、修理のため12駆より除籍される)、北部印進駐作戦に従事した。

第三水雷戦隊、駆逐艦白雲、参ります。出撃。(開戦から第20駆逐隊へ)

1941年昭和16年12月太平洋戦争開戦時、三水戦(前述の12駆・20駆のほか11駆・19駆の4駆逐隊によって編成)所属の12駆は部隊に属し南方作戦に伴うマレー作戦に従事していた。は12駆のが座乗する駆逐艦であった。12月17日、僚艦東雲がボルネ攻略作戦襲により戦。12駆は叢雲の2隻になった。1942年昭和17年3月バタビア沖海戦では最上三隈・五戦との共闘で米重巡ヒューストン豪軽巡パース等の撃沈に貢献。3月10日、12駆は解散され、叢雲深雪の欠員補充として11駆に、は前年12月に戦した狭霧の欠員補充として20駆にそれぞれ編入した。人見豊治中佐(開戦時の駆逐艦長)は舞巻波装員事務所に異動となり装員長に、引き続き同艦駆逐艦長としてその最期(1943年11月、セント・ジョージ戦にて戦死)を共にしている。

編入された20駆は三水戦旗艦川内と共に南東方面艦隊隷下となり、『ソロモンの戦いに従事しました。』同じく隷下に加わっていた二戦24駆らとガダルカナル島への兵員輸送に従事したが、8月28日、ヘンダーソン飛行場から飛来したSBDドーントレスの攻撃により20駆艦の朝霧が戦し20駆らが戦死、・夕も損傷を受けた。僚艦天霧応援に駆けつけた二戦15駆陽炎に護衛されショートランド泊地に帰投、作戦は失敗に終わった。10月1日、第20駆逐隊も解散となり、健在の天霧は11駆に、夕同様修理の後11駆に編入となった。

は応急修理ののち敷設艦津軽航されに帰投、海軍と故郷の永田所での修理となった。永田所では当時夕雲型大波の装工事が進められており、平山敏夫少佐駆逐艦長と大波装員長の兼務を命じられた。(なお、大波の装員長は夕立後の吉川中佐が着任し引き継いでいる。)

第9駆逐隊所属、特型駆逐艦白雲、抜錨致します。どうぞ参りましょう。

1943年(昭和18年)3月修理を終えたは、4月1日、日事変で損傷し離れ離れになっていた就役当時の僚艦薄と共に第五艦隊第一水雷戦隊第九駆逐隊に編入した。この異動で9駆の編成は最後のスタメンである朝潮型朝雲吹雪型の薄の3隻編成となった。

5月アッツ島の戦いで第五艦隊は洋上で沼・神による特攻揚陸作戦を準備していたが洋上でアッツ島部隊からの玉砕電を受信、作戦は中止され艦隊はに戻った。

6月、1駆神・沼カムチャッカ半島で対潜警を行っていたが、これに・薄が加わった。が、ここでが沼と衝突事故を起こし、朝雲若葉の救援を受けながらに戻った。沼修理を受けることとなり、は当時実施中の北方ケ号作戦キスカ島撤退作戦)に加わることはできなかった。

9月1日、舞修理を受けていた朝潮型修理了し、9駆に編入された。また、9月25日には修理了し、9駆は久しぶりに4隻編成となったが、10月末、今度は9駆最後のスタメン・朝雲が10駆に転出、9駆は港とする・薄の3隻編成となった。3隻は各々修理や整備、護衛任務を行いつつ厳しい北方での日々を過ごした。

1944年昭和19年1月永田所で建造中の秋霜装員長として平山少佐は転出[5]し、駆逐艦長を発されていたものの、の戦により着任できなくなった砲艦隅田」の橋本正雄少佐が新たな駆逐艦長となった。
2月、損傷した雲鷹の護衛に参加後、ようやく9駆3隻が大で合流、訓練を実施した。

鎮魂の北海道厚岸沖 -The Requiem for the White Cloud Princess-[6]

1944年(昭和19年)3月1日、9駆に修理了の陽炎型不知火の編入が発されたが、不知火の合流を待たず3月14日、輸送4隻を護衛し・薄北海道から千島列島・得撫へ向かった。3月16日午後11時35分、北海道厚岸町60kmの地点にて潜「トートグ」の雷撃によりは撃沈された。北の冷たい中に投げ出された乗組員は為すすべもなく総員が戦死した。『嫌だ…冷たい… はっ…オーイ…!オー…! 誰か…た、助けて…霞…誰か…』(薄は護衛作戦継続せざるを得ず乗組員の救助にあたれなかった。)なお、艦娘としての最期にあたっての名を呼ぶのは戦時の僚艦であったこともあるが、戦死した士官たちが大の料亭に霊となって現れたことをの士官が後世に残したこともあるのかもしれない。

木村昌福一水戦官は初春に将旗を掲げ隷下駆逐艦海防艦後らを伴いトートグらを掃討したがや前年同じトートグに斃された磯波の敵を討つことはできなかった。
3月31日の除籍とともに第9駆は隊名を第十八駆逐隊と改められた。(以降18駆の戦歴は・薄の記事を参照願いたい。)

の慰霊碑は沈没地点を臨む北海道厚岸町に護衛対でともに戦した日蓮丸との連名で建立された。またの長迫公園にも遺族会(会)によって慰霊碑が建立されている[7]

余談

艦隊合流後初となるリアイベ(2023年9月30日10月1日、【Operation MAIZURU Expedition 2023】)にて舞出身の駆逐艦吹雪初雪敷波)に混じって姉妹磯波(「東舞Tシャツ着用)共々イベント会場に描き下ろし浴衣姿で登場した。なお、同期実装艦のうち中の人を同じくする稲木、標準型戦艦Nevadaも今回のイベントに参加している模様である[8]

なお、この舞での浴衣姿は、2023年イベ終了と同時に期間限定グラとして本家ブラウザ艦これにも実装された。何気にしばふ艦の実装から限定グラ投入の最短記録保持者となった。(藤川艦隊星灯り艦隊drew艦隊(狭等)ならそこそこ例はあるのだが…)なお、この舞浴衣modeは艦隊Halloween Fesで開され艦隊秋刀魚Fesに切り替わった時点で通常グラに復帰している。

艦これ公式カレンダー二〇二五のしばふ氏担当ページが飾ることとなった(前年が第一号輸送艦、前々年が薄だった)。CMも今回は上坂すみれさんが担当したのだが、ゲーム内のゆっくりボイス早口CMボイスで演じたすみれさん…本当にお疲れ様でした。

関連動画は苦手です。水上艦がお相手なら…!

関連静画も昔よりは…もちろん水上艦相手なら、はい!

第十二駆逐隊

第九駆逐隊

以下未実装時点での作品

関連立体

外部リンク

提督様、関連項目ですね。この白雲がお持ちします。お待たせしました、こちらです。

吹雪型姉妹 / 吹雪型駆逐艦
1.吹雪- 2.白雪- 3.初雪- 4.深雪- 5.叢雲- 6.東雲- 7.薄雲- 8.- 9.磯波- 10.浦波

2023年イベント 新規実装艦娘
前段作戦船団護衛!輸送航路防衛戦
吹雪型駆逐艦   
海防艦    稲木
練習特務艦/工作艦 朝日
米海軍Salmon潜水艦 Salmon
丁型海防艦 第二十二号海防艦
後段作戦反攻上陸!ノルマンディー上陸作戦
米海軍 Nevada戦艦 Nevada
英海軍 J級駆逐艦 Javelin
英海軍 Nelson戦艦 Rodney
Marcello潜水艦
    C.Cappellini/UIT-24/伊503

脚注

  1. *一応、2024年イベ後段作戦の最終局面でドロップした。難易度も高く最終ボスマスでもなかったため難易度はかなり高かった模様。
  2. *2025年5月末、上坂艦隊の追加艦つながりの「冬月」共々(梅雨グラ実装に伴う措置)、北方モーレイ(3-1)で臨時邂逅が実施されていた。
  3. *昭和16年6月21日海軍報(第十二駆逐隊からの文書)による
  4. *改名時点で完成していた吹雪型駆逐艦は40号(東雲)・41号(薄)・42号()・43号(磯波)。
  5. *平山少佐秋霜艦長から早霜艦長に転任し中佐昇進。早霜涼月艦長に転じ坊ノ岬沖海戦に参戦し生還。戦後一時的に冬月艦長になる。
  6. *」が艦隊に合流することができた23年イベE-4域名及び作戦名より
  7. *岡山県矢掛町の神社写真が奉納されていますが、所以等情報をお持ちの方は是非コメント投稿をお願いします。なお、この神社近くのは非常に細いので自等での到達は危険を伴います。
  8. *他、から舞疎開した201など…
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