看

看とは、よく見るという意味の漢字である。

漢字として

常

看

Unicode

U+770B

JIS X 0213

1-20-39

部首

目部

画数

9画

音読み（常用）

カン

訓読み（常用）

-

意味

よく見る、見守る、遠くを見る、世話をする、視察する、訪問する、もてなす、判断する、みなす、という意味がある。

〔説文解字・巻四〕に「睎（み）るなり」とある。

字形

手＋目の会意。〔説文〕に「手の下に目あるに從ふ」とある。手をかざしてものをよく見る意。

音訓

音読みはカン（漢音、呉音）、訓読みは、みる。名のりに、あきら、などがある。

規格・区分

常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

看過・看官・看看・看護・看視・看守・看取・看破・看病

異体字

𥉏

Unicode

U+2524F

部首

目部

画数

15画

𡰶

Unicode

U+21C36

部首

尸部

画数

7画

𨌁

Unicode

U+28301

部首

車部

画数

13画

𡈟

Unicode

U+2121F

部首

囗部

画数

14画

㸔

Unicode

U+3E14

部首

爪部

画数

11画

• 𥉏は、〔説文〕に「看、或ひは倝に從ふ」とある異体字。
• 𡰶は、〔字彙補〕に看と同じとある異体字。〔釈典〕に見えるという。
• 𨌁は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
• 𡈟は、〔字彙補〕に看と同じとある異体字。
• 㸔は、〔康熙字典〕にある俗字。