真庭市とは、岡山県の北中部に位置し、鳥取県と境を接する市である。
岡山県下自治体の中で最大の面積[5]を持つ、中国山地のほぼ中央に位置する、鳥取県との県境にある市。
2005年(平成17年)3月31日に上房郡北房町、真庭郡勝山町・落合町・湯原町・久世町・美甘村・川上村・八束村・中和村の5町4村が合併し、市制施行したことで発足した。
気候は年間を通じて比較的穏やか。台風や地震などによる災害も総じて少ない。
市内はショッピングセンターや学校、駅など、生活に必要なものはだいたいそろっている。昔からの商店街が残っており、外から来た人もどこか懐かしい気分に浸れるかも。
山寄りのエリアには町内会単位の集落が集まっている。周りが畑や田んぼに囲まれており、農業や家庭菜園を楽しみやすい環境だと言える。
町と頻繁に行き来する人が多いため、山奥であっても道は基本的にキチンと整備されている。
面積が広いためか、町中は田舎とはいえそこまで密接なお付き合いには発展しづらく、程よい距離感を保ちやすい。
蒜山高原や湯原温泉、勝山町並み保存地区などが観光名所として知られている。
蒜山高原はスキー場やキャンプ場、牧場が設けられた自然を存分に楽しめる観光地。牧場には日本では珍しいジャージー種の乳用牛が育てられている。この牛から搾った牛乳は「蒜山ジャージー牛乳」として販売され、濃厚な味わいで人気を博している。澄んだ水が豊富に湧く塩釜の冷泉も有名。
湯原温泉は岡山県を代表する温泉観光地として有名で、六(ろ)・(てん)二(ふ)六(ろ)の語呂に合わせ、1987年(昭和62年)の湯原町時代に、6月26日を露天風呂の日に制定することからも窺えるように露天風呂に自信があり、その自信通り砂湯は露天風呂番付では西の横綱に格付けされたりとマニアからの評価が高い。また、オオサンショウウオの生息地としても注目を浴びている。
勝山町並み保存地区は出雲街道の宿場町・城下町として栄えた勝山の街並みを色濃く残す。
醍醐桜という、高台に生えた樹齢700年ともいわれる、高さ18m、根元の周囲9.2mの桜の木が有名。岡山県内の桜では一番大きい。後醍醐天皇が隠岐諸島に流される途中に褒め称えたことからその名が付いたとされる。
有名な伝統工芸品は高田硯[6]や勝山竹細工[7]、がま細工[8]など。
「あおい」「しっし」「まねき」の三つの踊りをゆったりとしたリズムで輪になって踊る大宮踊は重要無形文化財に登録されている。8月に福田神社で行われるものが最も賑わう。
代表的な郷土料理は「蒜山おこわ[9]」や「こけら寿司[10]」など。
特産品は落合羊羹・郷原漆器・ジャージー乳製品・蒜山ワイン・そば・ナス[11]・トマトのかす漬・山の芋・温泉まんじゅう・さるなし・アマランサス・山女・熊笹茶・ヒメノモチ・ますの甘露煮・囲炉裏茶・五色餅など。
2011年のB-1グランプリでゴールドグランプリに輝いた「ひるぜんやきそば」はB級グルメの新名物として定着した。
「まにぞう」&「まにぞうファミリー」という、木の妖精をモチーフにしたマスコットキャラクターがいる。
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最終更新:2024/04/20(土) 02:00
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