知力25 単語

179件

チリョクニジュウゴ

2.8千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

 知力25とは、SFCRPGLIVE A LIVE」に登場する現代編の主人公高原日勝(たかはらまさる)のステータスの1つである。

概要

決して上がることのない彼のステータス。それが知力25。

初期レベルの時点では高いステータスなのだが、物語が進むに連れてそれは原始人や果てはゴリラにまで負けるほどの低さとなってしまう。
さらにバッテリーを「なんかの部品」としか識別できないことなども、彼の知の低さをプレイヤーへ印付けてしまっている。

このゲームにおいて知特定技の攻撃依存するほか、ステータス異常攻撃に対する耐性でもあるため、気がつくとラスボス戦石像になっている高原がよく発見される。

格闘として最強す彼にとっては、小難しい知などさしたる意味を持たないモノなのかもしれない。相手の必殺技を体得するために「敵の必殺技を食らってみよう」と発想するあたりからも、それが伺える。

そのため知力25=バカ脳筋、もしくは高原自身をさす言葉となっている。

なお、リメイク版では知というステータスはなくなり、特攻と特防に二分割された。
高原日勝の場合、初期値ではこれらのステータスは両方25である。しかし、特防はレベルアップによってともすれば他の主人公以上に上昇しうるのに対し、特効はいくらレベルを上げても25から微動だにしないため特攻25となっている。
特殊攻撃に弱いということはなくなり普通に運用する分には困らなくなったが、知増させる「いんろう」や「モノな石」が軒並み特攻アップになったのでアクセサリによる補強はしにくくなった。

これはポケットモンスター赤金銀かくとうタイプと同じような調整であり、ファイナルファンタジーを基準にするなら「知性」は弱くとも「精」は修練されていると解釈できる。

知力25に関するフォロー的考察

一応高原の知フォローをするなら、初期レベルの時点で高い数字を持っており、本人の数少ない発言からも現代人としては一般的な基礎教養はさすがに持っていると思われる(そこからの行動が奇抜なだけで)。
「敵の技を食らって覚える」と言う発想も、頭を下げても相手が教えてくれないのだから仕方がいとも言えるし、食らって覚える形式(ラーニング)は漫画ゲームでは良くある流れなので、高原の発想が特別におかしいとも限らない。

前述の「バッテリーを認識出来ていなかった」ことについても、一概に高原バカだとは断言できない。
大前提として、このバッテリー宇宙航行が当たり前になり、小の自ロボットが存在するほど文明が進んだ世界のものであるという点が挙げられる。つまり、今現在々が同じものを見たとしても、高原同様にそれがバッテリーだとは認識出来ない可性があるのだ。
加えて言うならば、LALが発売されたのは1994年。仮にバッテリー々の知る一般的なバッテリーだったとしても、発売当初は携帯電話が万人に普及していたわけでもないし、電機機器やいじり等に趣味い人にとってはバッテリーなんて日常生活では触れる機会の少ないものであった事には留意しておきたい。
15年以上前の人間に、今の携帯電話リチウムイオンバッテリーを見せたとして、それが「乾電池の発展した姿」であるとノーヒントで理解出来る人間がどれだけいるだろうか?
実際、26年後のリメイクによってオリジナル当時の近未来はもう来てしまったのだが、その際に「何故携帯電話が普及してないのか」という問題から近未来編のまま定しなかったことが解っている。これは、ちょっと先の未来ですら今と全く違うものが普及しうること、過去にいる人間がまだ見ぬ未来の姿を想像することの難しさを示している。

なお、近未来編の人物・田所アキラバッテリーを「バッテリー」と正しく認識している。
未来編は文字通り現代よりもいくらか文明が進んだ世界であり、実際にロボット等の現代にい技術がいくらか登場している世界であるが、々の住む現代と何ら変わりい町並みや港、公園にあるタイヤキ屋の露店など、細部では技術レベルが大して変わらない部分もある。
従って、アキラだけが住む時代の違いからバッテリーを理解出来た可性もあるが、高原でもある程度機械について知っていればバッテリーである事は認識できた可性もまたゼロではない。
ちなみに心山拳師範やおぼろ丸サンダウンなど、他の人物は「」と認識している。乾電池携帯電話バッテリーのような形ではなく、自動車バッテリーのような形をしていたのだと思われるが、「部品=他の何かと組み合わせないと使えないもの」とだけでも特定出来ていた分、現代人の面躍如と言ったところか。

他のゲームにおける25

当然ながら、ゲームが違えばステータスの価値も大きく変わる。

例えばロマンシング・サガシリーズでは(知と言うステータスいが)ステータス全般として25と言う数字は例えるならば天才の域であり、28くらいになるとモンスター級、30になれば伝説に名を残す怪物並と言う準である。
D&Dでは知INTELLIGENCE)は魔法専門職でも20を越える事は(少なくとも初期ステータスでは)まずく、25ともなれば生きた百科事典並のずば抜けた頭となる。

一方でドラゴンクエストならば25と言う数値は冒険初期レベルであり、元ネタ高原と同じく「初期レベルで25なら高い方だが成長しきって25ならかなり低い」と言うバランスで通じる。(ちなみに、DQ5仲間モンスター主人公の命を認識出来るかどうかのかしこさ20である)

以上のようにゲームによって様々であり、特にD&Dなどでは知力25は逆に褒め言葉・畏怖の言葉にしかならないため、前項でも書いてある通り、他のゲームなどでむやみやたらにこの表現を多用するのは控えよう。少なくとも、LALもしくはそれに類似したバランスゲームか、ネタが通じる場でのみに留めておくこと。
(もっとも、「25」と言う数字に特にネタのあるゲームLALだけなので、例え25=低いが通じるドラクエ動画であってもネタとしては通じない可性が高いが)

ニコニコ動画においては

LIVE A LIVE」関連の動画においては下手だけど愛すべき馬鹿に対して「知力25」「○○25」というタグが付くことがある。

例:歌ってみた→歌唱25

こうした事からも、ただのバカよりも「愛すべきバカ」に類似した意味を持っており、蔑称として使うLALファンはあまり居ないと思われる。(ただしゲーム自体が割合マイナーな為、LAL、少なくともスクウェアファンじゃないと通じない可性はある)

が、ゲームスラングの一つである事に代わりはいため、使用する際は最低限の注意、周囲の空気を読む事を大事にしておきたい。自分自身が悪い意味での「知力25」にならない為にも。

関連動画

関連コミュニティ

 

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: 山元ビニター

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 13:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 13:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP