短刀とは、
本記事では2.の意味について解説する。
日本刀の分類の1つ。
戦国時代頃までは、「鞘巻(さやまき)」・「刺刀(さすが)」・「腰刀(こしがたな)」などの複数の名称を持ち、ひっくるめて「刀(かたな)」と表記することも多かった。(江戸時代では小さ刀と呼ばれた。)
現存する短刀は、その刃渡りがだいたい30cmぐらいの物が多い為か、しばしば短刀は「日本刀の中でも、刃渡りが約30cm以下の物を指す」といった感じで解説されることがある。しかし、このような定義は歴史的なモノではなく、あくまでも後世の人々によって作られた便宜上の区分である。
因みに30cmを超える場合は、「多くの短刀に見られる様式に倣っている」という条件を満たすのであれば、寸延び短刀と呼ばれる。
江戸時代前期までは、武士階級ではない、庶民も護身用や喧嘩の道具として携帯することは当たり前であり、室町時代や戦国時代にかけては、短刀や刀剣を身につけることは、一人前の男の証と見る文化も存在した。
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最終更新:2024/12/12(木) 00:00
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