真駒内地区の南方にあった札幌軟石の採石場跡地に造成された公園で、「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選出されている。
園内は市道によって南北のブロックに分かれている。北ブロックには定山渓方面や硬石山・藻岩山などを一望できる展望テラスがあり見晴らしの良さが特徴となっている他、テニスコートやゲートボール場なども整備されている。
ここまでは至って普通の公園といった感じなのだが、この公園の最大の特徴は南ブロックの景観にある。
南ブロックに入ると、まず剥き出しの岩肌が迫っているのが視界に飛び込み、かつてここが採石場だったことを窺わせる。そして南ブロックの敷地内には、“CINQ(サンク)”と呼ばれる道内在住の彫刻家集団により制作された独特なオブジェが点在し、さながら屋外美術館のような趣の芸術的な空間を作り出している。
ちなみに、石山緑地はPCゲーム「Rewrite」に登場する風祭中央公園のモデルでもある。南ブロックに入ってすぐのところにあるスパイラルスプリング(渦巻き状水路)を南側から眺めると、作中に出てくるものとほぼ同じ風景を見ることができる。
鉄道の最寄り駅は地下鉄南北線真駒内駅。ここから歩いて行ける(所要時間約40分)範囲ではあるが、バスを利用すると更に便利である。
真駒内駅から中央バスに乗り継ぐ場合は、空沼線[真101]もしくは滝野線[真102]に乗車し、北ブロックへ行くなら「石山陸橋」停留所、南ブロックへ行くなら「石山東3丁目」停留所で降りるのが良い。日中であれば1時間に4~6本くらいのペースで運行されている。
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最終更新:2025/02/16(日) 20:00
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