石川柊太 単語

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石川柊太(いしかわ しゅうた、1991年12月27日-)とは、東京都出身のプロ野球選手投手)である。現在福岡ソフトバンクホークスに所属。

概要

小学校から野球を始める。

総合工科高等学校では3年と連続でベスト8だったが、甲子園出場はなかった。

創価大学に進学し、3年からリーグ戦に出場。小川泰弘が抜けた4年に登板数が増加し、3勝で優勝に貢献。4年も4勝敗の活躍で優勝に貢献した。大学通算投手成績は11試合の登板で7勝、49奪三振防御率0.99だった。

2013年ドラフト会議で育成ドラフト1位福岡ソフトバンクホークスに入団した。背番号138。将来の標は小久保ジャパン入りとしていた。

ソフトバンク時代

2014年から2015年までの2年間は右肘、右肩と故障が重なって二軍での登板もなかった。

2016年にようやく二軍デビューすると、最速153km/hをマーク7月1日に支配下選手に昇格した。背番号29。一軍登板機会はなかったが、二軍では4勝0敗、防御率3.00の成績を残す。


2017年4月4日東北楽天ゴールデンイーグルス戦で一軍デビュー。4番手として登板し、1回失点だった。その後はしばらく中継ぎで投げていたが、チーム事情もあり先発に配置転換。5月31日中日ドラゴンズ戦で初先発し、6回2失点で初勝利を挙げた。その後は8月まで先発ローテの一を担い、9月からはまたリリーフに戻り、最終的に34試合に登板先発12試合)で8勝3敗1ホールド防御率3.29の好成績を挙げ優勝に貢献した。
クライマックスシリーズではファイナルステージ5試合中3試合に登板、第4戦では3番手として6回の1イニングを投げ、裏にチームが逆転して勝利投手になった。日本シリーズでも中継ぎとして6試合中4試合に登板、第2戦と第3戦で勝利投手になる。育成出身選手による日本シリーズ2勝は史上初。


2018年中継ぎスタートするが、4月半ばからくも先発に配置転換。5月までに先発で6勝を挙げるなど好調だったが、6月から調子を崩し、8月2日埼玉西武ライオンズ戦で2回途中7失点でKOされたのを機に再びリリーフに配置転換される。結果的にこれがリリーフの層を厚くし、8月半ばからのチームの逆襲を支える形でリリーフで5勝を上積みして、千賀滉大と並ぶチーム最多の13勝を挙げた。最終的な成績は42試合に登板先発16試合)し、13勝6敗6ホールド先発では7勝6敗)、防御率3.60。
クライマックスシリーズではリリーフとして2勝を挙げ下上に貢献したが、日本シリーズ中に右肘違和感で戦線離脱してシーズンを終えた。


2019年は前年の右肘痛に加え自トレ中に離れを起こし出遅れると、開幕後に右肘痛を再発。右肘靱帯裂が見つかり、PRP療法を受けた。結局実戦復帰は9月となり、一軍では閉幕直前に2試合投げただけに終わった。ポストシーズンでは前年同様リリーフ待機し、CSファイナル第2戦と日本シリーズ第3戦で勝利投手となって3年連続日本一に貢献した。


2020年は開幕から先発ローテーション入り。援護率5.84と援護にも恵まれて快調にを重ね、8月1日埼玉西武ライオンズ戦ではプロ完封を達成。今までのようにリリーフに配置転換されることもなく、閉幕までローテを守った。休養のための登録抹消が数回あったため規定投球回数には届かなかったものの、最終的に11勝3敗、防御率2.42の好成績を挙げ、千賀滉大とともに最多勝、さらに勝率.786で最高勝率の2冠を獲得した。


2021年千賀滉大の出遅れなどもあり、自身初の開幕投手を務める。しかしこの年は打線の低調だったこともあって援護に恵まれず、先発25試合のうち5回以上を投げて援護点が2点以下の試合が14試合(大量援護が数試合あったため援護率自体は3.97とそこまで惨憺たる数字ではないのが悲しい)6月は4試合の合計で1点しか援護がなく0勝4敗と散々なに遭う。一時はリリーフで調整したりしつつシーズンを通して一軍で投げ自身初の規定投球回数にも達したが、6勝9敗、防御率3.40とに終わった。


2022年は開幕を先発ローテーションで迎えたが、4月6日に右足首の異変で登録抹消される。4月19日オリックス・バファローズ戦では山本由伸との投げ合いに勝利し、シーズン勝利を挙げた。23試合に登板し7勝10敗だったが、後半戦から制球難に陥り、リーグワーストの57四球を喫した。


2023年8月18日西武戦でノーヒットノーラン記録した。

プレースタイル・人物

MAX154km/hの速球に、変化球カーブスライダーフォークを投げる。特にカーブは「パワーカーブ」と呼ばれる特殊なカーブで、今永昇太が教えを請いに来るなど同業者からの評価も高い。

レギュラーシーズンではチーム状況に応じて先発リリーフを行ったり来たりしているが、ポストシーズンでは基本的に先発めに降りた場合の試合中盤を担当するリリーフを務める。そのため勝ちがつきやすく、2017年以降、ポストシーズンだけで16試合に登板して7勝を挙げている。

球界屈ももいろクローバーZファン(モノノフ)で、推しメンは佐々木彩夏本人のTwitterexit野球選手というよりドルオタみたいになっている。また、シーズン中はなぜか上林誠知の画像をよくTwitterに上げるため、ファンの間では「上専属広報」と言われたりもする。

応援歌

球団 レス No プレイヤー
ソフトバンク パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#33 14875
14875

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2017年 ソフトバンク 34 12 0 0 8 3 0 1 .727 98.1 50 99 38 36 3.29
2018年 42 16 0 0 13 6 0 6 .684 127.1 43 96 55 51 3.60
2019年 2 0 0 0 0 0 0 1 .--- 3.0 0 3 0 0 0.00
2020年 18 17 2 1 11 3 0 0 .786 111.2 41 103 32 30 2.42
2021年 28 25 0 0 6 9 0 0 .400 156.1 51 134 70 59 3.40
2022年 23 23 1 1 7 10 0 0 .412 136.1 57 106 57 51 3.37
2023年 23 23 1 1 4 8 0 0 .333 125.2 61 119 63 58 4.15
NPB:7年 170 116 4 3 49 39 0 8 .557 758.2 303 660 315 285 3.38

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