石田流 単語

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イシダリュウ

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石田流とは、江戸時代中期に盲目棋士石田検校が発案した将棋の戦法である。

概要

振り飛車(三間飛)の有な戦法の一つであり、ハメ手筋の多さ、攻撃的な布、意図の分かりやすさ等からアマ人気が高い。プロでの採用例も多く、久保利明戸辺誠など石田流を得意とし研究本を出しているプロ棋士もいる。

石田流本組(後述)は振り飛車の攻めの理想形の一つであり、ここまで組むまでの間にも数々の攻防がある。

早石田

石田
9 8 7 6 5 4 3 2 1

有名な素人殺しの戦法である。棒銀と同じく多くの初心者トラウマを植え付けた。

初手から7六歩3四歩7五歩8四歩7八飛と進み、以下8五歩4八玉6二7四歩と開戦するのが一例。あくまで速攻にこだわる攻めっ気100%の戦法。

ハマると7筋破壊か取り+成と相手のをズタズタにするが、受けの定跡が整備されており、正しく受けられると劣勢となる。

8五歩4八玉以降のし方は升田幸三制第四代名人開発したことで有名であり、田式石田流は奇襲戦法のとして将棋戦法の入門書にはほぼ必ず取り上げられている。

石田流本組

石田流本組
9 8 7 6 5 4 3 2 1

単に石田流と言う場合、専らこの石田流本組をす。左の駒(飛)をバランス良く活用でき、攻撃の幅が広いことが魅である。

三間飛でなくとも、ひねり飛や四間飛立石流)から合流することもある。

弱点としては、飛が前に出て桂馬で退路を塞ぐ為、棒棒銀の代わりにを繰り出していく)などの石田流対策戦法で飛が刈り取られる事が多い。

近年、石田流対策が進んだ結果、プロ棋士の間では7七に桂馬が跳ねた形は、局面が着した際に振り飛車側からの打開が難しいとされ、7七や7七の石田流に組まれることも多くある。

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掲示板

  • 2   

    2016/05/21(土) 23:27:21 ID: 9IvOgmNCen

    石田の盤面でになってるのを直して欲しい

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  • 3 ななしのよっしん

    2017/08/29(火) 20:44:52 ID: vKQ5pnz9jB

    本組からどう捌くのか分からなくて難しい

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  • 4 ななしのよっしん

    2022/07/14(木) 22:21:51 ID: GsHCTLn1QQ

    >>3
    5年も前のに言ってもしょうがないけど
    基本はを56に設置してそっから65歩同歩同か同桂馬から
    相手の応手によって色々
    が開いてなかったり相手の形がバラバラだったらさらに仕掛けやすい
    94歩84飛54の三点セットの受けとか相手の形も色々あるから一概には言えないけど

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