石風呂

石風呂とは、主にVOCALOIDを用いたオリジナル曲を制作している動画投稿者である。

曖昧さ回避

石風呂（いしぶろ） - 日本古くからあるサウナのような石造りの部屋で行う蒸し風呂。

概要

TOP　　VOCALOIDプロデューサーとして　　バンドマンとして

思春期特有のネガティブな感情が爆発した歌詞を、爽快なロックに乗せて歌う作風が持ち味。

ギター奏者でもあり、現役バンドマンである（後述）。楽曲中のギターも、おおむね石風呂自ら演奏している模様。

動画イラストも自ら描くことが多く、どこかしら愛嬌のある画風が楽曲とよくマッチしている。

VOCALOIDプロデューサーとして

使用しているVOCALOIDは初音ミク、開発コードmiki、巡音ルカ、IA。

2010年3月3日、『【巡音ルカ】幸福ペンギン【PV付】』を投稿してニコニコ動画での活動を開始。・・・したものの、その後しばらく投稿は途絶え、約1年2ヶ月後の2011年5月5日に、2作目『愛の街、サンセット／歌、巡音ルカ』が公開された。

2011年9月2日に3作目『きらいな人／歌、開発コードmiki』を投稿して以降は活動のペースが加速。VOCALOIDも新たに「開発コードmiki」「初音ミク」を導入し、同年10月14日に5作目『ゆるふわ樹海ガール／歌、初音ミク』を投稿するやヒット。石風呂初のVOCALOID殿堂入りを果たし、知名度を上げることとなった。

2011年11月8日、6作目『午前3時のヘッドフォン／歌、開発コードmiki』を投稿。mikiオリジナル曲を一斉にアップロードする動画企画「キラミキ★フェスティバル3（→タグ検索）」参加作品。投稿された数々の動画の中でも、石風呂の作品が特に人気を集めている様子が伺える。

2011年12月15日、8作目『少年は教室がきらいだったのだ／歌、IA』を投稿。2012年1月27日発売予定の、VOCALOID3「IA」の公式デモソングである。公式とは言っても、いつもの中学大嫌いな石風呂節が炸裂しているので、従来の石風呂リスナーも安心して聴いてみてほしい。

2012年4月28-29日、初のVOCALOIDアルバム『僕らのティーンポップ』をリリース。
2012年10月17日にはIA PROJECT第二弾のフルアルバム『ティーンエイジ・ネクラポップ』をリリースする。

2013年5月17日には、自身のTwitterアカウントにてアニメ『リコーダーとランドセル』に石風呂名義で主題歌として楽曲を提供することを発表した。

2015年12月2日発売のアルバム『ハッピーガールズコレクション』が石風呂最後のアルバムであることを発表する。

蛇足：名前について

投稿者名「石風呂」は、一見「いしふろ」とも「いしぶろ」とも読めそうであるが、2011年11月現在、自分から名乗る場合は「いしふろ」としている。しかし、PIAPROのIDが「ishi_buro」、TwitterのIDが「ishi_furo」となっており、また「いしぶろ」でも間違いではないらしいので、つまるところどっちで呼んでもOKだそうだ。

また、投稿者名「石風呂」に関しては、本名である「あさひれん」を一文字ずつ後ろにずらして出来た「いしふろ(ん)」が名前の由来とされている。

バンドマンとして

VOCALOIDと並行して、本名の「朝日廉」名義でバンド活動を現役で展開している。

バンドとしての活動についてはコンテンポラリーな生活の項を参照。

「ボカロPlus vol.8」で、コンテンポラリーな生活(コンポラ)というバンドについて「テーマ自体は石風呂と同じく“学校生活がつまらない”“友だちが少ない人”に向けた歌だが、石風呂楽曲よりストレートな表現が多い」と説明しているように、ネガティブな感情は石風呂でもコンポラでも共通している。

また、音楽誌「ROCKIN' ON JAPAN」のインタビューでは、バンドマン「朝日」とボカロP「石風呂」での曲作りの違いについて「自分で歌いたいことはコンポラで作る。それでもまだ作りたい衝動があって、でも自分で歌うには違うなって曲の時に石風呂でできるようになったら楽しい」と答えている。

なお、PVの映像編集を（そして投稿も）手がけている「粉末（→公開マイリスト）」は、上記の石風呂初投稿『幸福ペンギン』でも映像編集を手がけており、浅からぬ縁がある模様。

その後、2017年には石風呂名義の楽曲を演奏するバンド・ネクライトーキーを新たに結成。コンテンポラリーな生活とはメンバーが重複しており、さらにニコニコ動画「歌い手」出身のもっさ（ひが）、キーボーディストを加えた5人組で活動。アルバム『MEMORIES』には「ゆるふわ樹海ガール」など、石風呂名義の楽曲をセルフカヴァーしたものが収められた。

ネクライトーキーはバンド用の新曲も高い評価を得ており、2020年にはソニーミュージックからメジャーデビューすることが決定している（奇しくも石風呂の盟友であるKANA-BOONとはレーベルメイトとなった）。

最新作

石風呂	コンテンポラリーな生活
タイトにいくぜ、女の子	笑えない日々、笑える毎日

作者マイリスト

自作まとめ	おすすめまとめ

関連動画

石風呂オリジナル

☑VOCALOID

■ 巡音ルカ

■ 開発コードmiki

■ 初音ミク

■ IA

■ 鏡音リン

■ 複数

■ その他

2010 『幸福ペンギン』	2011 『愛の街、サンセット』	2011 『きらいな人』	2011 『ベツニ君とキライちゃん』
2011 『ゆるふわ樹海ガール』	2011 『午前3時のヘッドフォン』	2011 『ロック屋さんのぐだぐだ毎日』	2011 『少年は教室がきらいだったのだ』
2012 『浮かれた大学生は死ね』	2012 『君はいなせなガール』	2012 『釘バットギャングの日常』	2012 『サカナ暮らし』
2012 『夕暮れ先生』	2012 『あの子は竜に逢う』	2012 『ローファイ少年』	2012 『魔法電車とキライちゃん』
2013 『ばいばいスーパースター』	2013 『コンビニよって帰ろうよ』	2013 『ワンツーハロー』	2013 『ゲラゲラと笑うな』
2014 『サンデーミナミパーク』	2015 『深夜の街にて』	2015 『サイコなわたし』	2015 『ジャックポットなら踊らにゃソンソン』
2015 『助平コミックス』	2015 『壊れぬハートが欲しいのだ』	2015 『さよならガール、また会おう』	2016 『龍の谷と太陽の砦』
2017 『てるみい』	2017 『タイトにいくぜ、女の子』	- - -	- - -

☑その他

2011 ピアノバトル 『壇上から喋る感覚』	2012 歌:000 『昨日を』	2017 歌:000 『昨日を』（Origin Ver.）	- - -

コンテンポラリーな生活

2010 『コンテンポラリーな生活』	2011 『ジュークボックス』	2012 『笑えない日々、笑える毎日』	- - -

コラボ

2011 ギター参加 『オチャヲニゴス』	2011 ギター参加 『ジヲ・メトリック』	2012 映像担当 『フラッシュバック・フィードバック』	2012 コーラス参加 『Sky of Beginning』
2013 ギター参加 『アメリカ』	2015 ギター参加＆映像担当 『フランケン』	2016 ベース参加 『雨桜』	2016 コーラス参加 『脱法ロック』

アルバム

個人作品

☑クロスフェード

2012 『僕らのティーンポップ』	2012 『ティーンエイジ・ネクラポップ』	2015 『ハッピーガールズコレクション』	- - -

☑ニコニコ市場

参加コンピレーション

☑クロスフェード

2011 関西ボカロコンピ1 『ごっつええコンピ。』	2012 ボカロコンピ 『MONSTERS』	2012 ボカロコンピ 『冷やしペンギンはじめました』	2012 ボカロコンピ 『KYT5』
2012 ボカロコンピ 『Supernova 7』	2012 ボカロコンピ 『かんさい！』	2012 ボカロコンピ 『Supemova』	2012 ボカロコンピ 『少女戦争ｌARMS』
2012 ボカロコンピ 『色彩音楽イロドリティ』	2012 ボカロP×歌い手コンピ 『BabyPod』	2012 ボカロ名古屋コンピ 『NGY5』	2012 関西ボカロコンピ2 『あかんやつコンピ。』
2012 ボカロコンピ 『ALL VOCALOID ATTACK #1』	2013 テーマ:少女 『少女自販機』	2013 ボカロコンピ 『青春ボカロ』	2014 ボカロコンピ 『IA THE WORLD ～蒼～』

☑ニコニコ市場

関連商品

☑iTunes Store

coming soon...

☑その他(着うた・雑誌など)

関連コミュニティ

ユーザーページ

ギャラリー

石風呂リスペクトのお絵カキコの数々。

関連項目

• VOCALOIDのプロデューサーの一覧
• VOCALOID
• 巡音ルカ / 開発コードmiki / 初音ミク / IA -ARIA ON THE PLANETES-
• ゆるふわ樹海ガール
• 午前3時のヘッドフォン
• 粉末
• 石風呂さんごめんなさいシリーズ
• コンテンポラリーな生活

外部リンク

• Official Blog
• PIAPROアカウント
• Twitterアカウント
• バンド「コンテンポラリーな生活」公式サイト
• バンド「ネクライトーキー」公式サイト