足りない確率は勇気で補え!!
確率とは、ある事象が発生する可能性の大きさを表す数値である。0から1までの実数値をとる(%を用いて表現する場合は0%から100%)。英語で言う「probability」である。
「必ず~である」という通常の論理立てと異なり「~の確率でこうなる」という話になるため扱いが難しく、うっかりすると自分で自分を騙してしまうことがある。
身近では運が絡むもの全般で使われやすい。
(例)くじ引き、宝くじ、ガチャ、天気予報、事件・事故・災害の発生率など。
人を騙すのに使ってはいけないが、当たった/当たりそうに見えるよう見せかける手口などは多い。
1/100の確率でしか起きないことでも、100回試したら少なくとも1回くらいはお目にかかることができるだろうか。少し計算してみよう。
勘のいい人ならもうお分かりだろうが、上の式の指数にあたる部分が試行回数であり、この確率は試行回数が「何回に1度の確率で起こるか」の何倍であるかで決まる。
同じように計算をすれば、確率1/100に対し200回(2倍)にすれば約86.6%、300回(3倍)にすれば約95.0%までいけることが分かる。また、1/100の確率で起こることを200回試すのと、1/2048の確率で起こることを4096回試すのは、ほぼ同じ確率(約86.5%)となる。そしていずれの場合も、100%に限りなく近づけることはできても、100%に到達することはない。
このように、「n回に1度の確率で起こるか」という表現は「n回すれば必ず起こる」とはならず、数倍の回数試行しても発生しない可能性もあるため、TASやプレイ動画、ギャンブル、ネットゲームのガチャなどで極めて可能性の低い試行に挑む場合はこの点に注意して、時間と資源を浪費することのないように気をつけていただきたい。
不確定な投資など「絶対に儲かります」(100%儲かります)というのは法律違反であり、銀行などでは絶対に言わないよう指導されている。そんなうまい話はないのである。※厳密には断片的判断の提供:「金融商品取引法第38条違反」+「消費者契約法上の契約取消事由」。
現時点(2024年10月1日)のニコニコ百科記事数が518215件であるため
この記事に辿り着く確率は51万8215分の1(0.0001929700992831161%)である。
ギャンブル作品などはイカサマも含めた心理戦が行われる事も多々ある。すべての選択肢に対して対策済みといった手の込んだものや、巧みな話術や機転、手先の器用さで切り抜けるといった胸熱な手段もある。
また主人公補正・ギャグ補正・ご都合主義が絡むと確率は全くアテにならない。むしろお約束。
(例)旅行・温泉などの話になる → 商店街のくじ引きが偶然当たる。
(例)「私の計算では、ここで貴様らが勝てる確率は…0%!」 → 死亡フラグ
(例)「やったか?…まぁいい、この高さから落ちれば絶対に助からん」 → 生存フラグ
掲示板
167 ななしのよっしん
2023/11/30(木) 06:19:41 ID: Zx95YKmZUh
現実には認知バイアスとかあるから本当に難しいよな
ギャンブルの問題(コンコルド効果等)が解決しないのも(やる方や手依拠する側の問題もあるけど)、この辺りにあるんじゃないかと思っている
確率って、人間の感覚が一番信用できない問題だと思っている
168 ななしのよっしん
2023/12/01(金) 20:39:03 ID: LIaZ+urkav
本当にランダムなのと偏りをいい感じに均一にする操作したのでは、後者が正確に感じたとかいう実験結果があるとかなんとか。
169 ななしのよっしん
2024/10/26(土) 01:11:11 ID: 73c3T9o04J
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最終更新:2025/03/23(日) 02:00
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