祉

祉とは、幸福という意味の漢字である。

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人名

中国語圏で人名に使われる。

• 劉祉（紀元前7年 - 35年） - 新代から後漢初の武将

漢字として

常

祉

Unicode

U+7949

JIS X 0213

1-27-67

部首

礻部

画数

8画

祉

Unicode

U+FA4D

JIS X 0213

1-89-20

部首

示部

画数

9画

意味

旧字体は祉。

幸福、神がもたらす幸せ、祝福。

〔説文解字・巻一〕には「福なり」とある。〔詩経・大雅・皇矣〕に「旣に帝の祉（さいわい）を受く」とある。

字源

形声。声符は止。

音訓

音読みはシ、チ（漢音）、訓読みは、さいわい。名のりに、とみ・よし、などがある。

規格・区分

祉は常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

JIS X 0208で祉・祉は区点27-67に包摂されていたが、JIS X 0213で祉が分けて追加され、包摂基準の適用対象外となった。

語彙

祉福・祉禄

異体字

• 祉は、旧字体で人名用漢字である。2004年に参考字体から人名用漢字に格上げされた。JIS X 0213第三水準。

互換文字

• 祉は、Unicodeにおいて祉と互換とされる文字。

関連項目

• 海外の姓名の一覧
• 1文字の記事一覧