――生きる。
ただそれだけがルール。
神さまの言うとおりとは、金城宗幸・藤村緋二による漫画作品である。
高畑瞬16歳、男性。
幼い頃からもの静かでマイペースな彼は、自らの人生を退屈だと感じるようになっていた。
だがしかし、唐突に訪れた日常との決別。それは神罰か、神からの贈り物か…!?
“だるま”が、“ネコ”が、退屈だった日々をブチ壊す! 「生きる」ために、今までの俺を「殺せ」!!
『神さまの言うとおり』は別冊少年マガジンにて、金城宗幸原作・藤村緋二作画により2011年3月号から連載が開始された。2012年11月号に同作品は完結とされたものの、2013年1月より週刊少年マガジンに移籍し、『神さまの言うとおり弐』として再び連載開始。区別しやすいように前者は第壱部、後者は第弐部として分けられている。第壱部は全5巻で完結、第弐部は21巻で完結した。
内容は人が次々に死んでいくサバイバル・ホラー。特に第壱部はショッキングかつグロテスクな描写が多く、またキャラクターの自慰シーンもあったりと性的な描写も多数含まれている。
週刊少年マガジンに移籍してからは表現がかなりマイルドになったものの、それでも人が次々と死んでいくのは変わらず、また読者の想像を裏切る展開が数多く用意されている。
2013年10月16日発売の『週刊少年マガジン』46号にて、2014年秋に第壱部が実写映画化されることが発表された。監督は『悪の教典』の三池崇史、脚本は『半沢直樹』の八津弘幸。映画は2014年11月15日より公開。R15なので15歳未満は観る事ができない。また、登場人物やゲームの内容が原作と一部異なるものがある。
キャラクターの生死如何は伏せるが、人物エピソードや背景等ネタバレを含むので閲覧注意。
「変われよ!! 今ここで変われ!! クソみたいな自分を…今ここで殺せ!!!」
第壱部の主人公。1994年11月13日生まれ。都立みそら高校2年B組所属。
特に問題のない普通の高校生だが、ゲームが進んでいく内に、危険な場面になると頭が冴えて興奮するという本性が露わになっていく。試練を乗り越えるためには自分の命を賭けることも厭わず、その異常性は天谷に「お前は俺と同じニオイがする」と言わせしめるほど。また、幼い頃に好奇心で自分の指を回転する自転車の後輪に突っ込み、切断してしまうという事故を起こしている(現在は指はくっついている)。
それまでは過激な発言も少なく、どちらかと言えば大人しい性格だったが、ゲーム中に起きたとある悲劇を目の当たりにしてから人格に歪みが生じつつあり、ゲームの主催者に対して「ブッ殺してやる」と怒鳴ることも。
密かに平凡な日常への退屈を抱いており、ゲームの終盤になってようやく自分の狂気を認め、天谷と手を組んで破滅への道を突き進んでゆく。
「行くよね瞬……アンタが行くなら私も行くよ」
都立みそら高校2年C組所属。
瞬の幼馴染みで、ピンクのポニーテールの勝気な少女。自分の命が危うくなると、性的に興奮する性癖の持ち主。気は強く、日本刀を持った天谷に突然キスをされても臆せず張り手を食らわせたこともある。天谷にはやたらとちょっかいを受けているが、本人は嫌がっているとのこと。幼い頃は瞬と一緒に遊んだりしており、ゲームが始まってからは前以上に瞬に信頼と好意を抱くようになる。「まねきねこ」の時は危険な状況でも一人だけ鈴をとりに行こうとしたり、瞬に協力するなど、度胸と行動性においては他に引けを取らない。
後に「いいよ、一緒にブッ殺そ」と、瞬と共にゲームの首謀者を倒すことを決意する。
「瞬…お前…何のために生きてる? 何してる時生きてると感じる?」
11月29日生まれ。都立みそら高校2年E組所属。
強い癖のある黒髪と暗い目が特徴的。日々喧嘩に明け暮れるサイコパス気質の問題児だったが、ゲームの始まりによって「自分の生が肯定された」と喜び、試練を勝ち抜いて神になろうとする。普段は冷静だがそうでない時との差が激しく、テンションが上がると語尾に「♪」がついたり自分の股間を揉みしだいたりする。
瞬のことを自分と同じ「欠陥品」と評し、彼の狂気を認めている。その残虐性に違わず身体能力は人間離れしており、作中においてほぼチートな存在と化している(例:SATを相手に日本刀で大立ち回りを演じる、負傷した足で縄跳びを7000回以上跳び続ける、人外のこけしを素手で破壊する、ヘリコプターを強奪する等)。
幼い頃は実母と義父による育児放棄と身体的虐待を受けて育っており、「産まなきゃよかった」と実母から吐き捨てられたことで初めてバットを手に両親へ反抗する。以来、破壊と暴力のみに縋って日々を送る。
「絶対…手…放さないでください…」
都立牛尾女子高校1年生。パーマをかけた黒髪ロングの美少女で、グラビアアイドルばりの巨乳。
病院で発生したゲーム「こけし」において自分を助けてくれた瞬に恩義を感じており、彼が「縄跳び」に単身で参加しようとした時は協力を申し出た。以後、瞬と行動を共にするが、彼に対して特別な感情を抱くようになる。
都立大天道学園の3年生。通称クリス。
肥満体質の大食い少年。祖父がアメリカ人だが、日本語は堪能。マイペースな性格で、デスゲーム中も真っ先にご馳走に手を伸ばすほど。後に劇的に痩せ、アイドルデビューする。
都立大天道学園3年。大柄であごひげが特徴的なクリスの友人。趣味は筋トレであり、瞬を軽々と肩に担ぐこともできる力の持ち主。ノリがよく、仲間思いな頼れる少年である。
前田小太郎(まえだ こたろう)盤田院高校1年。こけしに変えられていたところを秋元に救われた。
クイズ、パズルが得意。小柄できのこ頭。
無表情の大柄な少年。双子の兄と共に「綱引き」に挑み、次々と敵チームを倒していった。
普段は飄々としているが、ブチ切れると恐ろしい実力を発揮する。後に、いつも指図する兄のことを嫌っていたと言い捨てる。
34の箱生還者。左側頭部を刈り上げた、泣き黒子と意志の強そうなツリ目の特徴的な少女。
他人と慣れ合うことをよしとせず、チームメイトともほとんど会話をしようとしない。常に険しい表情をしており、冷たい物言いをする。
「どきょうそう」での瞬の走りを認め、「濡れたよ」と初めて称賛する。
13の箱生還者。鋭い目つきが特徴。俊足の持ち主であり、道生の友人。通称カブ。
瞬達には本性を隠していたが、実は自らが生存することを優先し、仲間ですら犠牲にすることも厭わない性格。
東京都播磨生高校の3年生。明石とは親友同士でサッカー部のストライカー。
1年前の地方大会の決勝戦のPKに挑んだが敗れ、そのことを気にしている。 「人は臆病な鶏(チキン)ではなく、勇敢な牛(ビーフ)であるべき」が信条で、運命の日の朝に「俺はサッカーをやめる」と言った明石を「チキンめ」と罵倒し、喧嘩を起こしてしまう。
明石が学校を飛び出した直後、行われたデスゲームに巻き込まれ、彼と和解できないまま離れ離れとなった。
青山のこの言葉は、ごみ箱学苑の試練に挑む明石に大きな影響を及ぼすこととなる。
「死ねないんだ…俺は…絶対に生きてやる!!!」
第弐部の主人公。播磨生高校の3年生。壱部の瞬的な存在。
青山とは親友同士でサッカー部のパサーだったため、サッカーで培った驚異的な動体視力を持つ。学校でゲームに巻き込まれてしまった青山を助け、喧嘩してしまったことを謝るために、迎えに来た「にの」に乗り「ごみ箱学苑」での試練に挑む。
幼い頃に両親が離婚し、それ以来父と二人暮らし。母が家を出る時に言われた「サッカーをやりなさい」という言葉を信じてサッカーを続けてきたが、内心ではいつも孤独に苛まれていた。
「まめまき」において、「もう…逃げないって決めたんだ… 俺は戦う!!勇敢なる牛が如く!!!」と決意し、一人鬼に立ち向かったところ、その姿に丑三清志郎に惚れられる。以来、恋愛感情にも似た好意を向けられ続けているが、本人は気持ち悪がっている。(ただ、嫌っているわけでもなく、丑三が突如意識を失うトラブルに遭った際は、裏表なく心配し救命のために奔走している。)
「七不思議」中に大切な仲間を喪って以来、チーム「すなとり」の司令塔として皆の命を背負い、試練に挑むようになる。
「死のうと思ってたあの日常より 今が楽しいから」
黒のセミロングで、幼さの残る顔立ち。明石とは学苑に来る途中で初めて出会った者同士。無茶な行動をする明石のことを心配しながらも、彼の真っ直ぐな生き方に惹かれるようになる。服装のせいでよくパンチラするが、本人は特に気にしていないようである。
幼い頃はピアノを習っており、両親に期待されてピアニストを目指していたが、自動車事故に遭ったことにより片手の小指が思うように動かせなくなる。両親からも見放された彼女は、「にの」が現れる直前に睡眠薬を使った自殺を図ろうとした。 突然の死のゲームにも恐怖を感じるどころか逆にいつ死んでもいいと思ってすらいたが、明石との出会いにより彼に好意を持つと同時に、一緒に生き残りたいと心の底から思うようになる。
「お前らと一緒にいた方が…死にゆくモノの表情を多く拝めそうだ」
伸ばしきった癖の強い黒髪と暗い目が特徴の男。本人曰く、「世界が滅べばいいと星に願う下らない人間」。壱部の天谷的な存在であり、彼もまた驚異の身体能力を誇る。頭も切れるが、妙なところで間の抜けた行動をして、たまに思わぬ不意打ちをくらうことも。
ゲーム中に明石の勇敢な行動に一目惚れし、「丑三清志郎は明石を好きになっていいですか?」と愛の告白をする。明石だけでなく、他の少女とも胸を揉んだり肉体関係を持ったりする、所謂バイセクシャルな人間だが、明石への想いは特別らしく、作中でも熱烈なアピールを続けている。
昔は大人しいいじめられっ子であり、貧弱で眼鏡を掛けたいかにもオタクといった外見をしていた。高校1年生の冬、ある人物と親友になり、彼の生き様に憧れて生まれ変わるが、その友が独りで死んだことにより他の存在を「歪んだ星空(セカイ)」と評すようになり、ゲームが始まるまで絶望と孤独の日々を送ることとなる。
学年は公式公表はされていないが、2014年1月に行われたサイン会にて、作品関係者の発言により3年生ということが判明した。
「アンタ…本当に人は変われると思うの?」
黒髪ロングのクールな美少女。通称「ナツメグ」。
自分が生き残る確率を上げる為に「すなとり」のルールに誰よりも早く気づきつつも、明石を見殺しにしようとするなど協調性の無い場面が目立つが、根っからの冷血女というわけではない。
「完璧人間」を目指すがゆえに高慢な態度をとるが、高校1年の秋に行われた合唱大会の際、自分以外のクラスメイト全員が欠席したことがきっかけとなり学校へ行かなくなった。それ以降、自分の存在意義を見出せずにいたが、明石のフォローにより心を開くようになる。
何故かノーパンであるが、やはり彼女もスカートの中を見られることは特に気にしていない。
涙が明石に想いを寄せていることに気付きつつも、自身もまた明石へ好意を抱いていることを自覚しており、自己嫌悪と葛藤に陥ってしまう。
「私がちゃんと トロイの事…好きになったら…ね?」
静岡の白葉女学園の2年生。ショートカットの美少女。
惚れっぽい性格で、自分の可愛さを自覚しており、気に入った男子には自分からアタックを仕掛ける。普段はぶりっ子、しかし切れると途端に口汚くなるという裏表の激しい性格だが、仲間の前でも遠慮なく自分の本性を出すため、チーム内ではある意味素直すぎるそのギャップが受け入れられている。
積極的でナツメグ並みに気が強く、明石や丑三に自分の胸を触らせることもあるが実は割と純情で、逆に迫られると恥ずかしがってしまう。
絵を描くのが得意で、七不思議が始まってからは、チームの犠牲者の遺影をスケッチブックに描いて飾っていた。
ゲーム中でトロイと交流を深め、明石のことを『大切な人』と想いながらも、以降トロイのことを意識するようになる。また、弐部5巻巻末には「芽衣のスケッチブック」がおまけとして載せてあり、チームすなとりの男子の似顔絵が描かれているが、明石と同じくらいトロイのこともイケメンに描かれているため、彼女の本心がそこから窺えるであろう。
ゲームが始まる以前はその惚れっぽい性格ゆえに学校でトラブルに巻き込まれ、汚名を着せられていじめられたために不登校になっていた。
眼鏡を掛けた内気な少女。訛りがひどく、初めはそれがコンプレックスで口を開こうとしなかった。眼鏡を取ってもなかなか可愛らしく、また料理上手という一面もある。
ハラカイと共に「あやとり」に挑むが、ゲームの最中に彼が暴力を用いてクリアした以降、逆らえなくなってしまう。しかし最後までハラカイが改心することを信じ続け、チーム「すなとり」と「あやとり」が和解した時もハラカイを責めることはしなかった。
「人を信じる」ことと「暴力ではなく、話し合いで解決する」ことを大切にしており、チーム「いすとり」に対しても協力できないか希望を抱いていた。
将来の夢は国連の職員になり、話し合いで世界から争いを無くすこと。
ゲームが始まった日は、近所の足の悪いお年寄りの畑仕事を手伝うために学校を休んでいた。
石川出身の高校3年生。肥満体型で普段はおどおどとしているが、興奮しやすい性格をしている。興奮すると「ラァァイ!」と独特な叫び声を上げる。通称ハラカイ。
後の「あやとり」で生きるために暴力を肯定し、「七不思議」からはかつての仲間であったはずの明石や柘植にまで暴力を振るうようになる(通称:修羅海)。しかし、その実内心では孤独や葛藤に苛まれていた。自分が殺そうとした明石に逆に救われてからは心を改め、、以後明石達と協力して七不思議を突破する。
会社の社長の父と優しい母という恵まれた家庭で育ったが、交通事故で両親を亡くしてからは学校でかつあげや暴力といった凄惨ないじめを受けるようになり、引きこもってしまう。ごみ箱学苑に来たのは「何かを変えたかったから」。仲間と共にいた時を「人生で一番輝いていた瞬間」と振り返り、勇気を胸にセインへと挑む。
「まめまき」の時に、直前までやりとりしていたある男子が殺されるのを目撃し、七不思議の最中にはその亡霊(実際はハラカイが生み出した幻)に苦しめられる。しかし、修羅海を脱してからはその幻影は守護霊として描かれるようになり、最終試練ではその幻と共に自分の人生を振り返った。
眼鏡を掛けた出っ歯の少女。「あたしゃ~だヨ! 」という言葉遣いをする。通称スージー。
数字に滅法強く、国際数学オリンピックアジア7位の実績を持つ。眼鏡を取れば美少女、という訳では別にないが、言動は愛嬌があり、またゲームが進むにつれて積極的にチームに協力するようになる。
体格のいいクールな少年。明石のフォローをしたりと、チーム「すなとり」における縁の下の力持ち的な存在。通称トロイ。
実は怖がりであり、「七不思議」では怯えて涙目になることも。お化けとの戦いを恐れて一時は自害も考えたが、ゲーム中に芽衣に足蹴にされたことによりマゾヒズムに目覚め、「生きる理由が見つかった」と喜ぶ。本人は幸せそうなので大丈夫だろう。
弐部の4巻には、巻末におまけとして「トロイの遺書(本編でトロイが書いたが、丑三に日本刀でバラバラにされたもの)」が掲載されている。
小麦色の肌の女の子。レズビアンであり、涙に好意を抱いていた。「男って気持ち悪いよねー」と言いつつ、涙を手に入れるためには自分の体を男に売りもする策士。
末成浩樹(すえなり こうき)双子の兄。代々陰陽師である実家の跡取り息子。陰陽師と言っても歴史だけが取り柄の家のため、術力などは特にないらしい。
末成大樹(すえなり だいき)双子の弟。兄の浩樹とはしょっちゅう喧嘩しているが、何だかんだでいつも一緒にいる。
紫村影丸(しむら かげまる)チーム「いすとり」のリーダー的存在。やや長めの銀髪の美少年。自らを「光導者(シャイナー)」と称し、自分の力を信じれば救われると宣い、「いすとり」のチームメイトを信者として引き連れている。
試練中にシャイナーとして覚醒するより以前は臆病な性格であり、「まめまき」の最中に体育館倉庫で出会った愛甲に助けを求める。もともと小食で体が弱く、運も学校の成績も悪いせいでクラスメイトから冷遇されていた。また、本人は自分の外見と内面のギャップを自覚しており、日々自己嫌悪に陥っていた。
「いすとり」チームのメンバー。銀髪を立てた不良で紫村の右腕的存在。「暴禦士(ボウギャー)」を名乗る。
「不思議」を無傷で倒したりと、身体能力は他社より飛び抜けて高い。他の信者以上に紫村を盲信している描写がある。
要人を始末する暗殺一族の末裔であり、親から「感情を持った殺しは自分の身を滅ぼす」という掟を教えられたため、それに従って自分の感情を殺して任務を遂行する日々を送る。初めての殺人は14歳の時。
18歳の冬に初めて「何も感じてはいない自分」への絶望を抱くが、それすらも心の奥底に封じ込めた。しかし、その日の夜に欠席者としてゲームに巻き込まれたことにより、初めて感情というものを抱くようになる。
「いすとり」チームのメンバー。五分刈りと糸目が特徴的なずんぐりとした体型の少年。
七不思議では他のメンバーと共にシャイナーを盲信し、彼に『一人一冊(殺)』を命ぜられても躊躇うことなく明石を道連れに飛び降り自殺を図った。
ゲームが始まる前は、学校で暴力を振るったり髪を染めたりと問題行動ばかりしており、ついには自主退学してしまうほどの不良だった。しかし、彼は実はおばあちゃん子であり、家出して行くあてもなく彷徨っていたところを祖母に見つけられ、彼女の優しさに胸を打たれて更正することを誓った。試練に勝ち抜き、家に帰るためにセインへ立ち向かう。
「あやとり」チームのメンバー。腰まである黒髪をおさげにした少女。八重歯が特徴的で、作中でも「やえ歯のやえちゃん」と呼ばれている。
「こぶし」において挑戦者が次々と死んでいき、仲間達が気落ちしていく中、拍手を促して皆を鼓舞した。得体のしれないセインに対して駆け引きを挑む度胸の持ち主。
第壱部における全ての事件の黒幕。痩身の全裸であり、髪も爪も伸びっぱなしの外見をしている。
「今世紀の神」を名乗り、生き残った子ども達を「新世紀の神」と呼ぶ。常に陰鬱な表情をしているが、その本質はゲームの主催者にふさわしく非情で残虐である。宇宙から飛来した無数の立方体の内、日本に降り注いだ108個の立方体を操る。
第弐部の舞台「ごみ箱学苑」の理事長。見た目はそばかすの目立つ、欧米人の顔立ちをした子ども。
欠席者を109個目の立方体に集め、「カミーズJr.」の選別を行う。セインによると、選別されたメンバーはかみまろの「チーム神の子」と最終決戦を行うという。彼もかみまろに負けず劣らず冷酷で、刃向う生徒を殺すことも厭わない。姉に「アシッド・マナ」がいる。
終了条件は「おしたならおわり」。教室の中でクラス単位で発生。
教師の首から発現した「だるま」による「だるまさんがころんだ」を攻略する。だるまが振り向いている間に動けば、頭部または胸をビームで貫かれて殺害される。だるまの後ろにあるボタンを押せば終了。変則的な「だるまさんが転んだ」のテンポにも臆さず踏み出すことができる「勇気」を必要とする。
終了条件は「ネコに鈴つけたならおわり」。各クラス毎の「だるま」の生還者全員がチームとなって参加する。
内容は「変化」と書かれた小判を抱えた巨大な招き猫を相手としたバスケットボール。ネコは戦車のように動き、生徒達を前足で叩き潰そうとするため攻略は困難。キーアイテムである
ネズミ着によって発生する「変化」に気づかなければ突破は不可能。
終了条件は「カギで扉開けたならおわり」。生存者が集められた病院内で発生。
こけしによる「かごめかごめ」と「縄跳び」をクリアし、仲間とカギを集める。こけしは非常に気分屋であり、機嫌を損ねると殺されることもある。また病院内では「えんがちょ」という巨大なこけしも徘徊しており、仲間と手を繋いでいないとこけしに変えられてしまう。このゲームでは「連帯」を必要とする。
終了条件は「ひいて全滅せしめたらおわり」。全地区の巨大立方体の内部で行われる。7人で1チームになり、各部屋の中で召集を待つ。ゲームが開始されるとしょうべんこぞうの股間から伸びる綱で敵チームと綱引きを開始する。相手チームの小便小僧を中央にある「立入禁止(KEEP OUT)」の線を越えて引き寄せれば勝利。もちろん敗北すると惨殺される上、ゲーム中に線を越えるとルール違反としてやはり殺害される。このゲームで必要とされるのは、召集を辛抱強く待つ「忍耐」。
第5ゲーム「うらしまたろう」終了条件は不明。
突如綱引きのフィールドから現れた海亀が小便小僧たちに苛められ、それを助けにやってきた浦島太郎のからくり人形によって竜宮城に招かれる。浦島太郎はかなり馴れ馴れしい性格。最初の一連のゲームの中で、このゲームのみ二字熟語が存在しない。それまでのゲームによる疲弊をねぎらうための宴会を行う。クリアした者は立方体から脱出することができる。
終了条件は不明。 ゲーム内容は運動会。
ゲーム主催者直接観覧のもと、全108個の箱の生還者311名の全員が参加する競技。生存者全員がそれぞれの立方体の元へ招集されるが、参加を拒否した人物は「お仕置き」と書かれただるまによって殺害される。参加者たちは立方体(サイコロ)が転がって出た目に応じて1~6年に分けられる。そして各学年をチームとして、最後の1学年になるまで競技を続ける。
競技内容は「どきょうそう」と「ぜつぼうたおし」。それぞれ○×徒競走と棒倒しがモデルだが、例によって敗北が死に繋がる内容となっている。
終了条件は「鬼をすべて倒したらおわり」。ゲーム内容は豆まき。
欠席者が「にのみやきんじろうそんとく」の像に集められたごみ箱学苑で課せられた最初の試練。「くすだま」の中から出現した鬼たちに「豆」と書かれたカプセルに入っている豆を当てて倒す。鬼たちにはそれぞれ個性や違った能力があり、鬼に捕まった者は基本的にその能力で殺害される。
ただの給食。「にの」が配膳係を務める。この間、出席者のゲームが食堂で中継された。
第2ゲーム「くりすますぷれぜんと」終了条件は各ゲームによって異なる。ゲーム内容はそれぞれ椅子取りゲーム、山崩し、あやとり。
「まめまき」をクリアした98人が「きゅうしょく」の後で外からやってきた阿修羅のように3つの顔を持つ「三択ロース」のプレゼントの中身である「いすとり」「すなとり」「あやとり」の中から先着順で好きなゲームを選択する。各ゲームごとに最大参加人数と最大で生き残ることのできる人数が変わる。各ゲームは三猿が担当。命令に従わない場合は手刀によって体を真っ二つにされ死亡する。三猿は常に気が立っている状態で、横暴な言動をする(ただし「言わ猿」は口を塞いでいるため言葉を発しない)。
終了条件は「16日経過したらおわり」。ゲーム内容は陣取り、リバーシ、お化け退治。
「くりすますぷれぜんと」をクリアした者が、花子さんの説明により、学苑内で出没する「七×七不思議」の計49個の不思議を1つずつ解決していくことになる。いすとり、すなとり、あやとりのグループに分かれて、それぞれ別のカラオケBOX風の建物に移動する。22時近くになったら、49のマスの中から取りたいマスの番号を選び、番号に応じた不思議の詳細を知る。その後、3人のメンバーで不思議の解決に向かう。登場する「不思議」はどれも凶悪であり、気を抜けば殺されることもある。
終了条件は「セイン・カミに勝てばおわり」。ゲーム内容はジャンケン。
セインとのジャンケンに勝利すれば、カミーズjr.に入ることができる。敗北は死。
本作では独特な造語やパロディ的言い回し、問題発言、名(迷)言が多く目立つ。一応ごく普通の高校生である登場人物達が口にするには少々似つかわしくなく、そのせいで中二病だの何だのと言われている。特に弐部に入ってからこのような造語が増加した傾向にある。以下はそのごく一部。
掲示板
66 ななしのよっしん
2024/04/27(土) 05:00:37 ID: p8XjzIh18f
67 ななしのよっしん
2024/05/19(日) 19:12:29 ID: NlwvgEDLfc
前日譚読むと「しょうがないな…」ってなった。
なんかもうスケールデカすぎて意味不明になったというか、それならしょうがないね…みたいな
68 ななしのよっしん
2024/10/21(月) 17:57:18 ID: j319SnRvLk
煽り文の薄ら寒さがよく話題に上がってたけど
やたら長ったらしくてテンション高い割に中身なくてつまらんからほぼ読み飛ばしてたな、あの煽り文
流石に青山が死んだ時に「完!あ、間違えた!」とか言い出した時は何やコイツってドン引きしたけど
提供: 二丁犬獣
提供: ノラ猫は甘党
提供: take
提供: los
提供: ジュースのストロー
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/04(金) 22:00
最終更新:2025/04/04(金) 22:00
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