神戸肉または神戸ビーフとは、兵庫県で生産された但馬牛の中で一定の基準を満たした牛肉である。一般的には神戸牛と呼ばれることが多い。
「松阪牛」「近江牛」「米沢牛」と並ぶ日本三大和牛の1つに入る銘柄牛である。
慶応年間外国人の来日より横浜港における肉類の重要が増加、外国からの輸入だけでは足りなくなり、当時開港前だった神戸港経由で牛を買い入れたのが神戸肉の始まりとされる。また、1868年に神戸港が開港され、多くの外国人が入るようになり、農家の役牛として使役されていた但馬牛を食べたイギリス人が、その味を絶賛したことが始まりという説もある。
これがのちに「神戸肉」と呼ばれるようになり、日本全国に流通され、外国へ輸出されるようにもなった。兵庫県知事に就任した伊藤博文はイギリス留学の経験で食肉文化に触れていたこともあり、好んで神戸肉を食べていた。
1980年代頃には「神戸肉」「神戸ビーフ」の名称が知られるようになったが、明確な基準がなかったため肉質にバラつきがあった。そこで兵庫県が協賛して1983年に生産・流通・消費の関連団体が『神戸肉流通推進協議会』を創設。これにより神戸肉の定義が明確化され、銘柄牛としての地位を確立した。
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最終更新:2025/03/28(金) 09:00
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