神社の前で座って話すたまちゃんとは (ジンジャノマエデスワッテハナスタマチャンとは) [単語記事]

神社の前で座って話すたまちゃん とは、賽銭箱の前でさくらももこと座って話をしている穂波たまえである。

概要

インターネット上で使われることがあるアニメ『ちびまる子ちゃん』の画像の1つ。たまちゃん（穂波たまえ）が神社の賽銭箱の前にある階段にまる子（さくらももこ/まるちゃん）と2人で座り、やや下がった眉の表情で、手のひらを上に見せて何かを言おうとしている。まる子はこれに対して無表情で聞いている。

投稿される際は、主に何らかの持論や意見をまる子に言う文言が添えられることが多い。

元の話は原作にある話をアニメ化した1195話^[1]『まる子、ローラースルーゴーゴーがどうしてもほしいっ!!』。2019年 5月5日に放送されたのち、コロナ禍の影響で2020年 5月31日に同じ時間帯で再放送されている。SNS上の広告投稿に該当する画像が確認できる。

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 https://twitter.com/fujitv/status/1266829236339224576

元の話でもまる子に以下のような意見を伝えていたようだ（→参考）。

食べたおすしはまるちゃんの体の中で血や肉になっているよ。

ちなみに原作漫画の単行本11巻、その81『まる子ローラースルーゴーゴーがどうしてもほしいっ!!』にも同じ場面があるため、こちらから内容が推測できる。

原作でも神社の賽銭箱前の階段で同じ構図で座っており、以下のように発言している。

まるちゃんもうあきらめなよ

ローラースルーゴーゴーは返されちゃったけど…食べたおすしはまるちゃんの体の中で血や肉になっているよ

「ローラースルーゴーゴー」はキックボードに近い形状の、当時流行っていた玩具を指す。前の話でまる子の祖父である友蔵が一旦は購入したものの、その後まる子が寿司屋で高級寿司をねだり、清水の舞台から飛び降りた友蔵が注文してしまった結果お金が足りなくなってしまったため、ローラースルーゴーゴーは返品されてしまっていた。

これに対しまる子は「おすしなんてさァ食べちゃえば終わりだよね…」「その点さあローラースルーゴーゴーは一度買えばなかなかなくならないよねェ………いいなあ」と、ローラースルーゴーゴーを買ってもらっていたはまじ（浜崎のりたか）を羨んでいた。これに対するたまちゃんの返しが上の通りである。

しかし、神社の前でローラースルーゴーゴーに乗っていたはまじを見つけ、100円で1回貸してやると言われてしまう。たまちゃんは再びまる子を

それになによりもまるちゃんっ

お寿司は血や肉になっても今回のはまじのローラースルーゴーゴーは乗っちゃえばおわりだよ

100円は水の泡だよっ

と説得するが、結局まる子は誘惑に負けてしまいローラースルーゴーゴーに乗ってしまうのだった…。