神隼人とは、ゲッターロボシリーズに登場するパイロットである。
CV:キートン山田(テレビ版・G)、内田直哉(OVAシリーズ、ゲッターロボアーク)、細谷佳正(ゲーム版ゲッターロボ デヴォリューション )
浅間学園に通うキザな少年。当初はゲッターロボに乗る事を拒んだが、亡き母に似た面影を持つミチルに好意を持ち、「俺はボインちゃんが大好きでな」などと照れ隠しのセリフを吐きつつゲッターチームに参入する。
それ故、ミチルを危機に追いやった敵に対しては、静かな怒りを燃やしながら攻撃する事が多い。
ミチルを誘拐したサッカー部部長を「一対一のサッカーは試合じゃねぇ、ケンカだろ!」などと半殺しにした事も。
リーダーとして未熟な時期の竜馬とは対立も多かったが、ゲッターチームのサブリーダーとして奮闘していくうちに、仲間たちと友情を深めあい、徐々に竜馬の事をリーダーとして認めていく。
百鬼帝国要塞との最終決戦直前に戦死したかと思われたが、実は捕虜として要塞内に囚われていた。だが、牢獄内でゲッターチームの危機を知った隼人は脱獄し、要塞内部で破壊工作を行って勝利に貢献している。その際、かなりの高所から海上に落下、要塞の大爆発に巻き込まれたはずだが、軽傷を負っただけで救助された。
なお、隼人が行方不明の際はミチルがゲッターライガーに搭乗していたが、何故かミチルのライガーは異様に強く、一部では「ライガーはミチルが操縦した方が強い」、「むしろ隼人は生身のほうが強い」などと言われる羽目になった。
非常に過激な思想を持った暴力的なキチガイ……というイメージが先行しているが、多くの人間を助ける為なら(自分を含む)少数の犠牲を厭わない、極めて冷徹な正義感を持つ男。
隼人の校しゃにて極左反政府テロリスト(当時の学生運動)のリーダーとして活動する日々を過ごしていたが、竜馬たちの強引な勧誘によって恐竜帝国との戦いに巻き込まれ、ゲッターチームの頭脳として活躍。
冷静な性格だが情には熱く、武蔵の特攻の際には「何故一緒に死なせてくれなかったんだ」と嘆く一面も。
『真ゲッターロボ』の時期には、早乙女博士の弟子としてゲッターロボの製造にも携わり始めていた。ゲッタードラゴンの暴走による早乙女研究所の消滅を竜馬と共に生き残り、ゲッターエンペラーの姿を目撃。その際、ゲッター線への不信感を抱いた竜馬とは対照的に、隼人はゲッター線の導く未来への執着に取りつかれる。
『ゲッターロボ號』では、自衛隊所属の一佐として號、翔、凱ら新ゲッターチームを率いる。かつてプロフェッサー・ランドウの目的を看破、単独で蛇牙城を壊滅状態に陥らせ、ランドウに重傷を負わせたが、自身も全身を負傷し、ゲッターロボの現役パイロットとして活動する事は出来なくなっている。ただし、號と翔がメタルビーストを暴走させてしまった際は、ゲッター1(のちのゲッター號)で救出に向かった上にメタルビーストを倒している。
ちなみに、アニメ版『ゲッターロボ號』にも、中盤、指揮官として登場する案もあったが、隼人役のキートン山田氏のスケジュールの都合で没になったという。
この時期の隼人には婚約者がいたが、メタルビーストの起爆装置解除に失敗して死亡している。
劇中後半にて「本当のゲッターロボ(俗に言う真ゲッターロボのこと)」を起動させて號、渓、竜馬たちの元へ向かった際には、竜馬の反発をくらい殴り合いを始めてしまう(號曰く「何かを確かめるための殴り合い」)。そして最終決戦で、最後の戦いに挑もうとしたが、「奴はまだ必要な人間だ」と判断した竜馬らの計らいにより置いてきぼりをくらった。
『ゲッターロボアーク』では、新早乙女研究所所長としてアンドロメダ流国との戦いを挑む。年齢は中年~壮年になりつつあるが、相変わらず非常に高い戦闘能力を持つ。性格も以前と変わらず過激だが、竜馬たちへの思いや、戦いに直接関われない事への歯がゆさを漏らす事もあった。
総合的に見ればゲッターロボ・サーガに全編通して中心にいる人物でありながら竜馬や號らに置いてきぼりにされたり、武蔵や弁慶、早乙女博士らの犠牲の上で生き残ったり、自らの判断でフィアンセを死に追いやったりと、不憫なキャラクターでもある(逆に云えば、仲間たちにとって隼人こそが唯一「後を託せる」存在である信頼の裏返しであるが)そのためか、隼人は自身の死に場所を探すような戦い方をしている・・・と捉える人もいる。
元ゲッターチームのメンバー、早乙女博士を殺した罪を竜馬に押し付け、正体不明のUFOで逃走。
その数年後、再び姿を現し、自身や早乙女博士がコーウェンとスティンガーに騙されていた事を竜馬に告げ、真ゲッターロボのジャガー号のパイロットとして重陽子ミサイルの迎撃に参加、ミサイルの爆発に巻き込まれる。
数年後、40代になったときは連合軍のリーダーとしてスーパーロボットや戦艦バヴェルタワーを指揮しその天才的頭脳と冷静沈着な判断で的確な指示を出していた。
バヴェルタワー崩壊後は再び真ジャガー号のパイロットに戻り、竜馬や弁慶と共にゲッターチームを再結成。インベーダーと戦い、最期は三人でゲッターエンペラーの元へ旅立った。なお、珍しく置いてきぼりをくらわなかった唯一の隼人である。
重陽子ミサイルやタワーの爆発に生身で巻き込まれても無傷だった。
ゲーム『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』では、『世界最後の日』の設定で登場したにも関わらず、雑兵に対して「目だ!耳だ!鼻だ!」と言って攻撃するシーンがある。まあ他のメンツがメンツだから仕方ないことだろう。
初代ゲッターチームのイーグル号パイロット、本編開始後はネオゲッターチームの指揮官として登場。恐竜帝国を撃つ為、そして武蔵の敵を撃つ為にネオゲッターチームを集めた。
ゲッターチームをやめてもその能力は衰えていないらしく、ネオイーグル号を操縦していた。
テロリストのリーダーとして登場。パスワード「キューティーハニー」を聞き出した後に聞いた所員を抹殺。
武蔵っぽい仲間に「大義もクソもねぇじゃねーか!これじゃあ狂った集団だ!」と指摘されたが
その後部下の目を爪で切り裂き「耳だァァァアアアッ!」と言って粛清したという漫画版初代の隼人を髣髴とさせる。
登場当初は本当に人間なのかすら疑わしい容姿と言動を見せたが、竜馬のパンチが効いた為か、徐々に従来作品のようなクールかつ知的な美形キャラになっていく。
漫画版同様、ゲッター線の持つ謎に執着していくが、ゲッター線に選ばれたのはやっぱり竜馬一人だった。
新早乙女研究所所長にして、ゲッター軍団の戦闘司令官として人類防衛の最前線に立つ。竜馬・武蔵・弁慶・號無き今、唯一の初代ゲッターチームであるが、白髪になり既に一線を退いている・・・が、「ゲッターに乗れないだけ」で白兵戦能力は未だに人類屈指(ロングバレルのマシンガン片手で軽々扱える老人を「一線」引いてるなんて普通は言わんが、ゲッターロボ・サーガだし・・・)
歴代隼人の中では人間味が増し、戦友や部下たちに先立たれる事を数多く経験した故にゲッター線に関する貪欲な探究心は影を潜め、憂いを浮かべる姿が印象的。原作と比べかなりマイルドで司令官としてテレビ版初代の早乙女博士に近い。アニメ版のED『戦友よ』の歌詞は此処に至る隼人の軌跡をそのまま歌い上げたと云える。
「世界の真実」を暴くため、株取引で資金を集めているという何とも今風な行動を見せる隼人。早乙女博士に拉致され、その際に「本当の世界の真実」の一部を見せられ、竜馬より一足先にゲッターチームに加入、協力体制になる。だが、早乙女博士の真意を探るべく独自の行動もしている。
掲示板
83 ななしのよっしん
2023/07/25(火) 01:46:58 ID: 9Da5mQsrT9
>>49
ぶっちゃけキートンさんにこだわらなくても大道剴と二役で神谷声のリョウ出して
キャラに見合うキャスト出せばいいだろと思った俺は変か?
確かにハヤトのキャラは強烈だけどゲッターロボ=リョウ/流竜馬あってこそだろうに
84 ななしのよっしん
2023/11/19(日) 12:25:27 ID: iNGtZpkGlV
>>83
號はあくまで旧作とは別の世界線だから
過去作の人気を取り込みつつ、パラレル設定で出てきてもギリギリ許せるラインが神隼人司令なんだと思う
流竜馬が出たらそれはもうゲッター線使ってなくてもゲッターロボの続編だし
號が苦戦してたらリョウをゲッターに乗せろよってなって新主人公の立場がなくなりかねない
というかチェンゲでは実際そうなった
85 ななしのよっしん
2024/02/21(水) 22:10:29 ID: 9Da5mQsrT9
>>83
だったらなおさらキートンさんじゃなくてもよかったじゃんか…
なんで神谷明さんをリョウ役にしないでファンサービスでゲッター3パイロットにしときながら
ハヤト役=キートンさんにこだわったんだか
『キン肉マン キン肉星王位争奪編』でテリーマンとかの声が違ってたのが気に入らんかったのか?
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最終更新:2024/09/17(火) 14:00
最終更新:2024/09/17(火) 14:00
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