運営に大百科グランプリの記事案をいくつか送った。運営が選んだのは、『秋元康の帯コメント』だった。その時、やはり、運営は只者ではないと思った。 第844回今週のオススメ記事に、普通、『秋元康の帯コメント』は選ばんぞ? |
秋元康の帯コメントとは、秋元康プロデュースアイドルの写真集につけられた帯コメントである。
おニャン子クラブ、AKB48グループ、坂道シリーズなど、様々なアイドルをプロデュースしてきた秋元康。
国民的人気を誇るアイドル達の中には勿論写真集をリリースしている者もおり、そのほぼ全ての帯コメントを秋元氏が寄稿している。
帯コメントは『川の流れのように』の作詞を務めた秋元氏らしく詩的な表現が用いられているが、彼独特の目線による持って回った文章は、メガネの太ったおじさんが女の子に対して言ってると思うと、セクハラではないけどなんかキモいとファンの間でネタにされており、写真集がリリースされる際は、様式美として秋元氏のコメントも注目されている。
荻野由佳は、黙々と歩く。何があっても、へこたれずに歩く。彼女の信念は道を作る。
次は、どこへ向かっているのだろうか?――秋元康
(荻野由佳 1st写真集「これからの足跡」より)
小栗有以は、“続き”を知りたくなる人だ。
あれから、どうしているんだろう。これから、どうするんだろう。
この写真集は、彼女の“予告編”である――秋元康
(小栗有以 1st写真集「君と出逢った日から」より)
不必要なほど華美でもなく、威圧するほど眩しくもなく、触れられないほどの贅沢でもない。彼女は、そんな唯一無二の宝石のような存在だ。
本物は焦らない。――秋元康
(岡田奈々 1st写真集「飾らない宝石」より)
――秋元康
(加藤史帆 1st写真集「#会いたい」より)
この写真集の橋本奈々未の一枚一枚に彼女の“これから”が見えるのは、僕だけだろうか?
――秋元康
(橋本奈々未 写真集 2017 より)
本当の渡辺麻友は、誰も知らない。彼女は想像上のアイドルだと思っていた。
この写真集は、初めて、本物の渡辺麻友に迫った気がする――秋元康
(渡辺麻友 写真集「知らないうちに」より)
156枚の写真に156人の古畑奈和がいる。
その表情の一つ一つから彼女の声が聞こえてくるようだ。――秋元康
(古畑奈和 1st写真集「感情の境界線」より)
西野七瀬は無口だ。でも、心はいつも何かつぶやいている。
だから、彼女の写真に耳を傾けたくなるのかもしれない。――秋元康
(西野七瀬 写真集「風を着替えて」より)
とある映画監督が言っていた。「一流の女優は、カメラを回す度に別人のように見える」
小坂菜緒もいくつもの表情を見せるので、「君は誰?」と思わず聞いてしまう――秋元康
(小坂菜緒 1st写真集「君は誰?」より)
白石麻衣は、もう、どこへでも行ける。
写真集を眺めながら、ふとそんなことを思った――秋元康
(白石麻衣 写真集「パスポート」より)
齊藤京子の魅力は、“親近感”である。すぐ近くにいるような、それでいて、そう簡単には誰かに紹介したくないような“とっておき”の存在に思えるのだ
――秋元康
(齊藤京子 1st写真集「とっておきの恋人」より)
決して、届くわけがないのに、なぜか、手が届きそうな理想の恋人。
あの笑顔は、等身大だからなあ――秋元康
(樋口日奈 1st写真集「恋人のように」より)
――秋元康
(松井玲奈 1st写真集「きんぎょ」より)
確かに、ゆきりんと呼びたくなるだろう
――秋元康
(柏木由紀 2nd写真集「ゆ、ゆ、ゆきりん…」より)
いつのまにか、もう20歳なんだね。
あどけない表情の中に、時々、はっとするような目をするのは、子ども扱いした誰かへの逆襲だろう――秋元康
(星野みなみ 1st写真集「いたずら」より)
彼女の表情、声、言葉、眼差し、仕草・・・全てがアートである。
そして、その作品を集めたのが、“齋藤飛鳥”という名のミュージアムだ――秋元康
(齋藤飛鳥 写真集「ミュージアム」より)
沖 侑果の可憐な微笑みは、南の島の透き通る海のようだ。
あまりに、ピュアなので、当面の間、遊泳禁止にするらしい。――秋元康
(沖侑果 1st写真集「遊泳禁止」より)
誰かを好きになった時に、その理由を上手に説明できないように、谷口めぐの可愛さの理由を上手に説明するのは難しい。“どこかが”ではなく、“全体的に” だからだ。
谷口めぐの可愛さを上手に説明できますか?――秋元康
(谷口めぐ 1st写真集「可愛さの理由」より)
――秋元康
(渡邉理佐 1st写真集「無口」より)
“人は誰のものにもならない”とわかっているのに、独り占めしたいと思うのは、恋をする者のエゴであり、ジレンマだ。
下尾みうの写真集を買った君の気持ちがよくわかる。――秋元康
(下尾みう 1st写真集「僕だけのもの」より)
衛藤美彩は、いつも考え事をしているように見える。彼女の物憂げな瞳が、何かを語りかけているのだ。
だから、この写真集を読めていると、思わず言いたくなる。『話を聞こうか?』――秋元康
(衛藤美彩 写真集「話を聞こうか。」より)
どの写真でもいい。7秒、じっと見てあげてください。何だかしあわせな気持ちになるでしょう?それが、斉藤優里の魅力です。
――秋元康
(斉藤優里 写真集「7秒のしあわせ」より)
――秋元康
(小嶋陽菜 写真集「どうする?」より)
彼女は、もう、子どもではない。彼女は、まだ、大人ではない。
その中間を、人は「小野恵令奈」と呼ぶ――秋元康
(小野恵令奈 写真集「キラ☆キラ」より)
今の小野恵令奈を目撃できる僕たちは幸運である。10年後、20年後に彼女の昔を語れるのだから
――秋元康
(小野恵令奈 写真集「恵令奈~14歳の夏~」より)
前田敦子は無防備だ。大人の自覚を持つまで、僕は見守っていたいと思った
――秋元康
(前田敦子 1st写真集「はいっ。」より)
“また、いつか”とは、いつのことだろう?一ヵ月後?一年後?十年後?そんなあやふやな言葉なのに、早川聖来が言葉にすると、確実性が増すような気がする。
きっと、会えるよね。――秋元康
(早川聖来 卒業記念写真集「また、いつか」より)
“好き”っていう気持ちは、ある日、突然、生まれるものではなくて、自分が気づくことなんだ。だから、山内瑞葵に対して、そういう予感を抱いたとしたら、それは、もう、出会った時から、ずっと“好き”だったんだよ
――秋元康
(山内瑞葵 1st写真集「好きになる予感」より)
菅井は親に紹介したいタイプの女子だ。だから、この『フィアンセ』も親に見せたい写真集である
――秋元康
(菅井友香 1st写真集「フィアンセ」より)
大人になんかなるな…
――秋元康
(渡辺麻友 1st写真集「まゆゆ」より)
もう、君は困らなくていい。僕たちが何とかする
――秋元康
(島崎遥香 1st写真集「ぱるる、困る。」より)
秋元康さんの紡ぐ言葉は、雨。降りしきる言葉の数々が体に染み込む。これに生かされているのだ、と思う。
――齋藤飛鳥
(秋元康「こんなに美しい月の夜を君は知らない」より)
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最終更新:2024/11/07(木) 07:00
最終更新:2024/11/07(木) 07:00
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