秋月涼(あきづき りょう)とは、バンダイナムコエンターテインメントのニンテンドーDS専用ゲーム『アイドルマスター ディアリースターズ』の登場人物で876プロに所属するアイドル候補生の一人である。
なお、性別は♂である。
こんな可愛い子が女の子のはずがないですよね。
(詳しくは後述するが)その設定故に、女性・男性(CVも含む)といったボーダーを越え、現在最も多くのアイドルマスターシリーズのブランドに登場する象徴的なキャラクターとなった。
男でありながら男に告白されるような自分を変え、男らしいイケメンになる為に、一念発起して従姉である765プロアイドル秋月律子を頼ってアイドルデビューしようとする涼。
律子はその頼みに対して876プロを紹介してくれるが、成り行きで女装してステージに立つ事に。
そのステージで女の子アイドルとしての才能を秘めている事が明らかになり、律子に女装アイドルとして765プロに連れて行かれそうになるが、男性アイドルとしてデビューしても良いと言う言葉に釣られてそのまま876プロでデビューする事を選ぶ。
しかし、石川社長から「断じて、女の子デビュー。それ以外は認めません」とあっさりと切り捨てられ結局女装デビューをする羽目に。
かくして社長のトップアイドルになったら男性デビューを手伝ってくれるという言葉を信じて涼の女装アイドル生活が始まるのであった……。
活発そうな外見とは裏腹に物腰が柔らかく落ち着いているため、同い年の水谷絵理からもさん付けで呼ばれている。
一迅社の月刊誌『キャラ☆メル』記事によるとイメージカラーはミントグリーンである。
製品パッケージ裏には、「女顔のヘタレ少年。イケメンアイドル目指し、女装してアイドルデビュー?」と記載されている。身も蓋もない。
3DCGでの髪型は日高愛同様、ファン・プレイヤー達より公然猥褻カットと評された。ニンテンドーDSの描画制約上しかたないね……高画質HDゲーム機での再登場を期待したい(キリッ。
↑なりました。下記の原作以後の展開を参照。
ちなみに普段の秋月涼のファッションは地味目の@マークに緑地Tシャツにダサ眼鏡・オジサン眼鏡と呼ばれる保守的な意匠のブロウ型(コンビネーション枠・B)フレーム眼鏡のどこにでもいる冴えない風情の少年である。
髪型は裾野がウェービーにふんわり膨らんだショートボブカットヘアに従姉の秋月律子同様の玩具のフリップフラップや双葉の芽を思わせるアホ毛が生えている。まさに秋月一族の血統である。
しかし、同性の同級生達からモテると言うレヴェルを超えた告白を受ける事や、衣服次第で別の性別に見えてしまうことからも、極めて中性的な端正な容姿を持つスペックの高い美少年であり、アイドル候補生の逸材でもある。
黒瀬PコミカライズのアイドルマスターNGではベストエンド後に完全に垢が抜けて、普段でも眼鏡をやめてコンタクトに変え、普段着もカジュアルなものにしている。自分に自信がついたことでセンスもよくなったのを感じさせている。とはいえ、基本的な性格に変化はない。ちなみに普段着は男性用・女性用ともにゲーム版以外のものも多く、また男性用のステージ衣装も新規に描かれていたりする。
冒頭で書かれている通り、アイドルの中では唯一の男性であり、普段は女装をして性別を隠しながら活動している。
当然その特殊な状況を利用したイベントが頻繁に発生し(特に序盤)、
等々「公式が病気」状態のイベントは挙げていけばキリが無い程である。
特に一部のシナリオは二次創作がお手上げ状態なほど「公式が病気」シリーズと化している。
流石に坂上陽三プロデューサーが星井美希シナリオは暴走し過ぎたと認めるに至った、「公式が病気」の元凶シナリオライター坂本正吾が担当するシナリオである。
尚、作中で涼を男性と知っている、もしくは男性と見抜くのは律子、岡本まなみマネージャー、石川実876プロ社長、四条貴音、我那覇響、武田蒼一プロデューサーの六人(漫画版のNGで見抜く日高舞を含めると七人)であり、それ以外の人物や作中のファンはトゥルーエンドまでずっと女性だと思い込んでいる。
ただし原作とコミカライズ版では日高愛と水谷絵理に対する男バレ時期が異なっており、原作では他の男だと知らない登場人物同様にトゥルーエンドまで伏せられているが、コミカライズ版ではカミングアウトする前に自らバラしている。まぁ二人が男と知った時の反応は全く同じなのだが……その時に起きた事件はここではとても書けないような内容なので、ぜひとも本編でご確認して頂きたい。
性格は穏やかでお人好し、物腰も柔らかく、男性的なワイルドさとは全くの無縁。
ドラマCDでは女性アイドルプロフィールの掃除・料理の趣味が実生活でも本当に趣味なのが窺える。
その影響かイケメン像に関してどこかずれているところがあり、場合によっては突っ込みどころ満載なコトも。
オバケや怖い話が極端に苦手だったり、流されやすい部分もあるなどヘタレな部分も目立つ。
だが、感性や考え方自体は完全に少年のそれであり、「心まで女の子」という訳では無い。
また、意外に頑固で熱い面も持っており、様々な経験を経て成長した後は周りの全てを敵に回してでも自分の夢を貫き通そうとする芯からの強さを発揮する。その姿は紛れも無い「イケメン」であった。
ちなみに、ストーリーの最終盤で明らかになる事だが女性の気持ちには非常に鈍感であり、誰が見ても明らかな程の好意に全く気づいてなかったりする。どこのギャルゲ主人公だお前は
キャラクターの詳細が判明してすぐ、ネットの各地では(願望にも似た)男の娘疑惑が広がり始めた(この記事の掲示版スレも>>1から見直すと面白いよ!)。
その疑惑の根拠は以下のとおりである(当記事掲示板>>131さんより)。
そんな風に疑惑と妄想が膨らみ続けていた2009年7月11日、公式動画によってなんと早くも真相が明らかになった。
結論:マジでした。
これを受けてニコマス界がいかなる反応を見せるか、これから要注目である。
とりあえず、涼ちんなんていうけしからんニックネームを考えた天才はどこのどいつだ。
DS関連の展開が終了した後も、日高愛・水谷絵理とともにちょくちょく登場している。
PS3版のアイマス2では日高愛、水谷絵理に続いてS4Uモデル用にHD化され登場を果たした。中性的ともいえる可愛いモデル(※)に仕上がっている……あれ? あとしっかりとPADが確認できるように仕込んでいたことが判明しており、もしかしなくてもモデリングの担当者は変態だと思われる。いいぞもっとやれ。一方で男性用衣装は用意されていないという完全な紳士仕様である。またそれに先行する形でG4Uにも登場を果たした。
OFAでは日高愛、水谷絵理とともにライバルアイドルとして登場。またDLCにおいてもS4U限定だが他の二人とともに新衣装とともに同時配信され、ついに公式ステージで3人同時の共演を果たした。ただしモデルそのものはアイマス2と同一であり、当然のように作中では男性用衣装は用意されていない。
※ただしこのモデル、有志の研究によると体形が男性ではなく、普通に胸があるのでは?という指摘もある。
原因としてはSP以降に行われている汎用モデルの流用化の影響だと推測される。[要出典]
アニマスにおいてはゲストとして日高愛・水谷絵理と共に876プロの仲良しトリオとして登場。話の主軸に絡んでいるわけではないが、他の二人と共にちゃんと台詞もある。
劇場アニメ「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」では、直接の出演こそないものの、テレビ番組「876ワールド」の番宣ポスターに愛・絵理とともに登場、順調に仕事をこなしていることがうかがえる。
ミリオンライブ!において2015年4月7日より始まったイベント「駆けろ!アイドルバスケリーグ」では、765プロチームの決勝戦の相手「876STARS」の一員として登場。この試合の1シーンを撮影したものと思われるカードイラストの背景にその姿が映し出されている。
なお、この決勝戦が始まる前、765プロチームの一員である大神環が「あっちのチームも、みんな女の子なの?」と涼の性別について疑いを持つかのような発言をして、律子と響を慌てさせる一幕があった。
かつてソーシャル系のアイドルマスターシリーズにおいては一切かかわりを持っていなかった876プロの3人が突如現れたことで、次なる展開に期待を寄せる声がプロデューサー界隈で高まっていく。
その期待に応えるかのように………
![]() |
タイプ:メンタル | |
年齢:15歳 | ||
誕生日:9月15日(乙女座) | ||
身長:164cm | ||
体重:54kg | ||
靴のサイズ:24.5cm | ||
血液型:O型 | ||
利き手:右利き | ||
出身:東京 | ||
趣味:掃除、お料理 | ||
特技:ダンス、変装 | ||
前歴:女装アイドル | ||
グループ:F-LAGS | ||
CV:三瓶由布子 | ||
2015年4月27日にはSideMにイニシャル「R・A」として登場が予告され、同月30日に涼ちん念願の男性アイドルとして参戦を果たした。新キャラクターである九十九一希・兜大吾とともにユニット「F-LAGS」として登場、しかもいきなりSRとSR+を報酬に引っさげてとかなりの優遇されぶりである。
過去4作(アイマスDS・アイマス2・アニマス・OFA)との関連は完全には明らかになっていないが、「ST@RTING LINE 14」のドラマパートにて、「オールドホイッスル」の名前が出てくること、またそれを岡村直央が観ていたことが明らかになっていることから、876プロでコンバートに成功した後の時間軸だと思われる。876プロ→315プロへの移籍という形だが、涼本人の発言から876プロともなんらかの約束はある様子。最もアイマスSPなど移籍が絡む公式コンテンツの話では割と簡単に戻ってこれてるので、移籍や所属に関する縛りはあまり関係ない世界観なのかもしれないが。下述された番組より、男性アイドルとカミングアウトした後とのことで、876プロと315プロの両方の所属であることが明言された。
ちなみに属性はメンタル。DSにおける鋼の精神力が反映されたのだろうか?
涼がMobage版SideM内に追加されてからもボイスは実装されていなかったため、三瓶女史の続投を危ぶむ声もあったが、『アイドルマスター SideM ~理由あって!ニコ生!第7回~』にて、三瓶由布子が続投することが決定した。これにより、三瓶は女性声優唯一の男性アイドル担当者となった。ニコ生後にはTwitterのトレンドで「涼ちん」が一位になるなど、多くのPに衝撃と感動、そして安堵を与えた。
SideMがライブにもかなり力を入れているコンテンツであること、キャストが積極的に活動を行っていることなどが続投を危ぶむ主な理由になっていたが、実際のライブでは45人の男性声優陣に混じって遜色ないパフォーマンスを披露している。実際のところ46人の中で、芸歴としてはトップの大先輩であるためか、ドンのような存在になっているらしい。また、SideMの声優オーディションにおいて、秋月涼は「オーディション対象外」であったらしく、そもそも受けることができなかったことから、他のキャストは続投を勘付いていた模様。
876時代に築いた縁は未だ良好なようで、ゲーム内では愛や絵理を匂わせる発言も多く見られるほか、女装アイドル時代の裏話なんかも見られる。そして匂わせるだけではなく、2018年4月にMobage版SideM内に実装されたSR【オフショット】∔には愛・絵理ご本人が登場。絵理は後ろ姿のみだが、愛は顔ががっつり写りこんでいる。
アニメでは第3話に登場。しかも女性アイドルの姿で。
元々スターティングメンバーではなかったためサプライズ出演となったが、今後、Jupiterのように315プロ所属に所属するまでの過程が描かれるのかどうかが期待されている。
名前 | Vocal | Dance | Visual | 編成値 | 移籍金 | 特技 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SR【希望の旗】秋月涼 | 3400 | 2810 | 2240 | 14 | 1400 | 目指せ男子トップアイドル! (メンタルのVocal 大アップ) |
|
SR+【希望の旗】秋月涼 | |||||||
イベント「Special Music Program -NEXT STAGE!-」(2015/4/30~5/8)ランキング報酬。 チェンジ前は男物の私服で、背景には女装アイドル時代のポスターが描かれている。 チェンジ後は「F-LAGS」としての男性アイドル用ステージ衣装を着た姿。 |
2016年11月19日に行われた”THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE 13・14・15発売記念イベント”と”THE IDOLM@STER CINDRELLA GIRLS 5th Anniversary Party ニコ生SP”の各イベント内に置いて、シンデレラガールズの5周年のイベントの一環としてmobage版シンデレラガールズと876プロのコラボレーションが発表された。これにより、(ミリオンライブ!は背景のみであるが)アイドルマスター全シリーズ(当時)に登場した初のアイドルとなった。
2016年12月9日にレアリティRでシンデレラガールズに登場。属性はメンタルと同じ属性色であるパッション。日高愛がメインであるコラボ第1弾登場時には、まだ男性であることを公表する前の状態で登場した。
その後コラボイベント「ディアリースターハート ~ラブキュンバレンタイン~」で姫川友紀、関裕美、浅利七海と共演。が、その最中でまさかのタッチイベントが発生した結果、ユッキに性別がバレたような描写がある。なお、サイドストーリーに登場した八神マキノには完璧にバレていたどころか315プロへの移籍を予知(イベント時空では未だ876プロの女性アイドル)されている。
アイドルマスター スターリットシーズンでは、クライマックスチャレンジのCLIMAXライブII -765ASグループC-(やよい・伊織・亜美・真美・響)のライバルアイドルとして登場。3Dモデルは登場しないものの、ライバルアピール時には専用カットインが入る。ユニゾンアピール「希望の旗」はユニゾンアピール終了時に自分のテンションを200%上げる効果。クライマックスアピール「ダズリングナイト」はクライマックスアピール終了時に自分のテンションを200%上げる効果がある。この他、ディアリースターズとしてトライアルゲートのライバルアイドルとして登場する。
2021年現在、シャイニーカラーズへの登場はまだ確認されていない。
初期実装アイドルの1人として登場している。彼が唯一出演していないシャニマス出身アイドルたちとは、ここが初顔合わせとなる。
2021年1月現在は共通衣装「セレステラユニゾン」と専用衣装「ウェイブザフラッグ」が実装されている。
原作ゲームがキャプチャしにくいニンテンドーDSで発売された事もあり、
PVよりもiM@S架空戦記シリーズやNovelsM@sterでの出番が多い。
とはいえPVが皆無な訳では無く、ゲーム画像や手描きMAD、MMDユーザーモデルを使ったPVも存在する。
MMDユーザーモデルPV動画はMMD動画作成者が増えるに連れて、動画作品数も増え、他のDS組のキャラ同様、絶賛盛り上がり中である。また制約がかかるとはいえ、PS3のアイマス2やOFAにもHDモデルが登場したため、以前よりもPVの幅が広がっている。
iM@S架空戦記シリーズやNovelsM@sterでは、原作通り男の娘として周囲から弄り倒される事が定番となっており、また常識人的な観点からの抑え役をする事が多く、いわゆる苦労人枠が定位置になっている感がある。他では律子の従弟という立場やDS組のまとめ役という観点から、参謀役を務めるケースもある。料理関連のスキルを生かした話題や下述しているカップリング関連における中心役を務めるケースも多い。
2chの秋月涼のキャラスレほど変態紳士的ではないが、動画コメントでは紳士関連的なものも見受けられることがある。 たとえば別の女性キャラに膝枕されている涼ちんというシーンで、普通なら「けしからん、涼、そこを代われ」となるはずなのに、「けしからん、涼ちんの膝枕を俺にさせろ」といった具合である。というか大抵二種類のコメントが混在していることが多い。実に動画視聴者は紳士(または淑女)だらけである。
また他のアイドルと近い立場にいる男性キャラと言う事から、他のアイドルとのカップリング動画も多い。
特に公式の涼シナリオの中盤以降にライバル兼ヒロインで登場する桜井夢子との組み合わせはりょうゆめとして王道カップリングとなっており、はるちは・ゆきまこ・やよいおりと並ぶ有名な組み合わせの一つ。他には従姉に当たる律子との組せ合わせであるりつりょう(りょうりつ)、涼シナリオの前半で重要な役割と果たす真との組み合わせであるりょうまこ、同期にあたる愛や絵理との組み合わせであるりょうあい・りょうえりの以上5つが主要な組み合わせとなっている。
上記のように原作で関係の深いキャラから殆ど関わりが無かったキャラまで様々なキャラとのカップリングが存在するが、涼がギャルゲ主人公のようなキャラになる事や、カップリング自体に嫌悪感を持つ人もいるのであくまで二次創作と考えた方が良いだろう。
F-LAGSとしての楽曲は当該記事参照
※ニコニコ大百科に記事があるものを記載
765プロ (961プロ出身含) |
天海春香 | 如月千早 | 萩原雪歩 |
高槻やよい | 秋月律子 | 三浦あずさ | |
水瀬伊織 | 菊地真 | 双海亜美・真美 | |
星井美希 | 我那覇響 | 四条貴音 | |
876プロ | 日高愛 | 水谷絵理 | 秋月涼 |
その他 | 音無小鳥 | 登場人物の一覧 |
掲示板
2878 ななしのよっしん
2023/02/14(火) 19:10:41 ID: n5p+gFGdPb
トランスジェンダー女性って、こういうのになりたかったんだろうな、って思う
2879 ななしのよっしん
2023/04/15(土) 06:07:22 ID: JfDzDVByYN
また帰る場所を失うのか…
好きなキャラなのに悲しい…
2880 ななしのよっしん
2023/04/20(木) 22:20:33 ID: NB2frDYXsl
このままサイドmが終わってしまったら下手したら愛絵理より宙ぶらりんな立場になってしまうんじゃなかろうか
一回315プロで活躍してしまった以上兼任とはいえ今更876で活動しにくいだろ
急上昇ワード改
最終更新:2023/12/11(月) 05:00
最終更新:2023/12/11(月) 05:00
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