空腹

空腹とはお腹がすいた状態である。はらぺこ。

概要

長時間何も食べていない状態で感じる体調変化のこと。最後の食事から4～5時間もたてば多くの人が感じると思われる。ただし、そのほかの事柄に集中しすぎていると、空腹を感じないこともある。

本人だけでなく、外部にもおなかがなるなどのシグナルで知らせることができる体調変化でもある。毅然とした人物がおなかを鳴らして実は空腹だと判明したときなどは若干の空気の変化があるだろう。

夜更かしをしたときなどにも空腹を感じることは多いかもしれないが、かといってその空腹を紛らわせるために食べ物をとってしまうと肥満の原因になりやすい。

創作の中の空腹

萌え要素としての空腹

創作の世界では空腹も萌え要素のひとつとして数えられる。空腹を訴えかけ、主人公に食物をたかるようなヒロインは枚挙に困らないだろう。

このような女の子が出てきた場合はぜひとも餌付けしてあげよう。そのあとのエンゲル係数はうなぎのぼりとなるだろうが、きっとそれ以上の幸福感が得られるはずである。

なお、どちらも食物に関する事柄のため、「大食い」属性とも重なる部分が多い。しかし、「大食いゆえに食物が足りずに空腹を感じる場合」と、「大食いでなくとも食べるもの(あるいは食べ物を買うお金)がないため空腹を感じる場合」とは若干意味が異なってくる。特に後者の場合だと、大食いキャラよりもむしろ貧乏キャラのほうが重なることが多い。

悲惨さを表す場合の空腹

貧乏とのセットの使われ方は萌え要素以外にも登場人物・キャラの悲惨な状態を示すために使われることも多い。

人間の三大欲求である食欲を満たすことのできない状態は悲惨そのものであり、読者や視聴者にどれだけ追い詰められているか理解させやすい。

また、空腹を経験したキャラはそれ以降に食べ物を大切にするように性格が変化することも多い。しかし、ときには空腹ゆえに犯罪に手を染めたり、あるいは空腹に負けてタブーに手を出してしまうなどの事象も見られる。

ゲームでの空腹

ローグライクゲームの系譜ではほぼ確実に満腹感というステータスが設定されている。食べ物を定期的に食べない限りこの数値は減っていき、やがてキャラクターは空腹を訴えるようになる。そこでも食べ物を食べなかった場合、徐々にHPが減っていき、最後には「餓死」してしまう。

その他、食べ物がアイテムで登場するゲームなども似たようなことは存在している。

関連動画

関連項目

• 大食い
• 貧乏
• 萌え要素・属性の一覧
• はらぺこちーちゃん
• 由実ははらぺこシリーズ
• 宮河家の空腹