窓際間近とは、両手にタリスマンを持ったおっさんお兄さんである。名前に深い意味は無いらしいが、まどかと呼んでも良いんだぜ?
2011年10月29日、【ダークソウル】 奇跡中年 窓際☆間近 【奇跡・タリスマン縛り】 で堂々デビュー。
まず何よりも視聴者の目を惹いて離さないのが、動画の縛り内容である。
タイトルを一目見て、「なんだ、奇跡を縛るのか。そんなもん俺にだって出来るぜ!」などと思いながら敷居を跨げば、数秒後には土下座をする羽目になるだろう。
そう、この中年実況者は無謀勇敢にも「奇跡を」ではなく、「奇跡以外を」という前代未聞の縛りを始めたのだ。
詳しい縛りの内容は以下の通りである。
本ゲーム、もしくは前作デモンズソウルのプレイ経験者は薄々分かっているだろうが、未経験者に簡単に説明すると、魔術・呪術・奇跡の3つの魔法系統はそれぞれ
と住み分けられており、奇跡は基本的に攻撃用につくられてはいないのである。勿論優秀な攻撃用奇跡もあるにはあるのだが、それは通常の攻撃に絡めてこそ活きるものであり、また、魔法系が回数制になった本作ではダメージソースが極端に少なくなるため(奇跡を使いきってしまったら、基本的にタリスマンで殴るしかない。タリスマンは素手よりも火力に乏しく、実質詰み)、限られたチャンスをどう使うか、それはまどかおにいさんの力量にかかっている!
ここまで縛りについてスポットライトを当てていたが、動画自体のクオリティも非常に高い。初投稿とは思えない高画質、無駄に洗練された編集技術、スタンダードな実況プレイでありながら、縛り特有の面白死や理不尽な状況に対して、乾いた笑いとセンスの光るぼやき、突っ込みで視聴者を盛り上げ、何よりも縛りプレイに欠かせない「折れない心」が端々に見て取れる。
これからが楽しみな実況者であるが、第7話までの10編を以て第1章を終了した。一応そこまでの軌跡を(上手いとか思っていないんだからね!)簡単にまとめておく。
1~3話
実況スタート、不死院にてデーモンをタリスマンで殴るも仕様上討伐不可能であると判明し、縛りの例外扱いとした。自身へのペナルティとして、レベルアップをせず、取得ソウルは全て放棄している。
また、タリスマンで与えるダメージが1であった事も衝撃的だったが、数分後にデーモンへの飛びこみ(タリスマンは落下攻撃不可)で「やった、(ダメージが)3入った!」という、この縛りの難度を的確に表現した迷言を残している。まどか、あなた疲れていたのよ。
ロードランへ到着し、二つ目のタリスマンを取得。謎の感動を呼ぶソウル集めを経て、詐欺師聖職者ペトルスから「フォース」を購入、亡者達を飛ばしに飛ばす。
4~5話
墓王ニトに跪き、攻撃用奇跡「墓王の剣舞」を取得。20本もの剣を地面から突き上げる強力な奇跡であるが、2回しか使う事が出来ない。レベルアップ権の放棄により、魔法スロットが1のままであったまどかは、「暗月の司祭の指輪」によってスロットを増やす事を画策し、再び骸骨蠢く地下墓地へと向かうのだった。
6~7話
必死の思いで得た「フォース」と「墓王の剣舞」を頼りに、ダークソウル第1の関門、牛頭のデーモンに挑むも弾数不足に悩まされ、禁断の術、即ちオンラインアイテム「死の瞳」を集め、墓王に捧げる事で剣舞の上位奇跡である「墓王の大剣舞」の取得を決意。しかし、負けが込み、遂に死の瞳を使いきってしまった。望みは潰え、第1章は幕を降ろした。
※「死の瞳」とは、同じエリアにいる不特定多数のプレイヤーを呪うアイテムで、墓王と契約している時のみ使用出来る。呪われるとNPC黒ファンの出現、ボスのHP増加など、ステージの難易度が上がる。呪われた側の世界には黒いサインが現われ、そこから呪った側の世界に復讐霊として侵入する事ができる。勝った方が「死の瞳」を1つ入手出来るが、負けたからといって、失う訳ではない。しかし、呪った側は最初に1つ消費するため、2連勝以上して初めて利益が出る。
11月13日に第8話を上げ、完全復活を遂げたまどかおにいさん。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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