竹中夏陽とは (タケナカナツヒとは) [単語記事]

竹中夏陽（たけなかなつひ）とは、蒼山サグによるライトノベル及びそのメディアミックス作品、『ロウきゅーぶ!』の登場人物である。
CV：寿美菜子

概要

慧心学園初等部に所属し、地区大会優勝の実績がある男子バスケ部のキャプテンでその実力はかなりのもの。

向上心も高く、女子バスケ部の練習にも積極的に参加している。昴や智花と同じくバスケ馬鹿である。名前通り竹を割ったようなさっぱりした性格だが少々ツンデレな面がある。

女子バスケ部のお遊び同然の状態に腹を立て、その事に対して廃部をかけた勝負を挑むなどといった厳しい態度を見せる。しかし、根は悪い奴では無く、女子バスケ部相手にも元々は友好的な関係を築いていた。三沢真帆、永塚紗季がそうである。

長谷川昴にはどこまでも辛辣で、昴がコーチを勤めていることに対して｢このロリコン野郎｣｢捕まっちゃえロリコン野郎!｣等のロリコンと敵視するような発言を良くする。実際は自分が好意を寄せる袴田ひなたが昴にこれ以上ないほど懐いているが故のあくまでも嫉妬からの行動であり、昴に対して本気で嫌悪している訳ではない……筈。

そんな竹中だが、ひなたに対し変態的な行動に出てしまっていることさえ少なからずある。
原作2巻のひなたちゃんのパンツを拾ってしまう場面(アニメ版でもアリ)やひなたの練習に付き合った後日、ひなたからのお礼を言われた際に披露してしまった異常な変態っぷりがそれである。
後者はアニメ版では省かれてしまった場面なので、ぜひ原作で確認してもらいたい。

基本的には、ひなたからの頼みごとは断らない。
バスケの試合中に相手チームであるひなたにボールを渡す。夜遅くにひなたの練習に付き合うなど、かなり純粋な憧れや恋心を抱いて接していることから、変態行為は燻ぶってしまった恋心故の若気の至れりと見做すのが良いだろう。