第2次スーパーロボット大戦とは、1991年に発売されたファミコンソフトである。
「シミュラマシリーズ」であるスーパーロボット大戦の第二作。「第2次」となってはいるものの、前作とのつながりはない。前作からプラットホームがファミコンに移り、グラフィックなどが大幅に向上している。その代わり対戦機能は削除された。
今作では、後々αシリーズやOGシリーズで登場する「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」が初登場する。また、バンプレストオリジナルの代名詞的ロボ「サイバスター」「グランゾン」「ヴァルシオン」も今作で初登場。
ダイナミックプロに断りなく勝手に作ったことで有名な「メカギルギルガン」もこれが初出。
今作から「パイロット」ひいては「人間」の概念が登場し、前作と異なり参戦作品のキャラクターが多数登場するようになった。ただし、乗り換えシステムはなく、シナリオが進むと自動的に後継機に乗り換える(マジンガーZの場合、ジェットスクランダー装備型の次にグレートマジンガーになる。この為、剣鉄也は登場しない)。
武器やユニットの改造は不可能で、その代わりパイロットレベルが上がることで強化される。また、シナリオが進むと武装が変更されるが、武装は常に二つしかない。
なお、パイロットは存在するが特殊能力はなく、そのため終盤には黒い三連星のガイアがヤクト・ドーガに乗ってファンネルを撃ってきたりする。
特定のポイントにショップがあったり、「速度」のパラメータにより再攻撃などが可能になるなど、後の作品にはない独特の要素が存在する。
なお、これらの要素のほとんどは移植の際に削除・変更された。
本作はゲームボーイやプレイステーションでリメイクされているほか、限定品としてゲームボーイアドバンスで遊べる「ファミコンミニ」版が存在する。
赤い作品が新規参戦作品。
外宇宙からの脅威、即ち宇宙人の侵略から地球を守るべく、天才科学者「ビアン・ゾルダーク」は武力で世界を統一する為に秘密結社「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」を設立。ギレン・ザビやDr.ヘルなど、彼の志の元に集まった者達によって、地球の大半が制圧されてしまう。
しかし、国連配下のホワイトベースと、民間のスーパーロボット「マジンガーZ」「ゲッターロボ」などを主軸とした「ホワイトベース隊」は、DCに対し小さくも反旗を翻す。ガンダム、マジンガーZ、ゲッターロボ。三種のスーパーロボットが結集する!
後に「DC戦争」と呼ばれる戦いの幕開けであった!
今作は1995年にゲームボーイで、1999年にプレイステーションでリメイクされている。なお、GBA版はほとんど変わりないため、記述しない。
タイトルは「第2次スーパーロボット大戦G」。
FC版の話を「国連が発表した公式記録」とし、隠された真実の戦いを描いた作品。新規参戦作品として「機動戦士Vガンダム」「機動武闘伝Gガンダム」が追加され、新たなストーリーを紡ぎ出している。
その反面、容量の都合や後の作品とのすり合わせの為に本来のシナリオやキャラクターが削除されている(内部データには全員存在する)。
システムは同年発売の「第4次スーパーロボット大戦」に近いものに変更されている。
なお、本作を正史とした場合、「スーパーロボット大戦F」には繋がらなくなる(Gガンダムの話に矛盾が出る)。
そのため、寺田氏の発言を含め半ば公式から「なかったこと」にされている。
1999年に、「第3次スーパーロボット大戦」「スーパーロボット大戦EX」と共に収録された「スーパーロボット大戦 コンプリートボックス」として発売された。後に単品でも発売されている。
システムは「スーパーロボット大戦F」仕様となり(フル改造による武器の追加はない)、キャラクターボイスが追加された。また、バランスも調整された。
なお、シナリオはFC版基準。その為、黒い三連星やマ・クベなど、後の作品で登場するキャラが死んだりする。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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