笹川翼(ささがわ つばさ、1994年7月17日 - )とは、大井競馬場:米田英世厩舎所属の騎手である。
1994年7月17日、新潟県出身。両親は競馬と関係の無い職に就いていたが、祖父は元地方競馬の騎手であり、騎手引退後は西山牧場・白井分場場長を務め、シンボリルドルフの幼駒時代の育成・調教を担当していたという。
幼少期に祖父が営んでいた牧場に遊びに行った際、馬を見たことで騎手を志した。小学校時代にはサッカー部に所属。
中学時代に騎手を目指し、JRA騎手試験を受けたが不合格となり高校へ進学。翌年もJRAの試験を受けたが不合格となり、中央競馬騎手から進路を変更し、地方競馬教養センターに第91期生として入学。
2013年3月31日、地方競馬騎手免許を取得。大井競馬:米田英世厩舎に所属が決まった。所属先を決めるに当たり、大井競馬を志望した際には「乗鞍もなくて厳しいし、違うところでいっぱい乗った方が良い」と周囲から反対されたが、自らの力でなんとかすると覚悟を決め、大井競馬での戦いを選んだ。
2013年4月7日、大井競馬 1R でキングビジョンで初騎乗(11頭立て1番人気)。結果は2着であった。初勝利は3戦目、4月9日の大井競馬 1R をアンルヴェプルミエで制した(14頭立て8番人気)。同年43勝を挙げ、NARグランプリ優秀新人騎手賞を受賞した。
2015年、勝島王冠をムサシキングオーで制覇し、重賞初勝利。
2016年9月、騎乗技術向上のためフランスへ渡仏。同年12月にはカペラステークスにテムジンの鞍上として参戦し、JRA重賞初騎乗。結果は14着に終わっている。
2018年、通算500勝を達成。大井競馬所属騎手としては歴代最速での達成であった。同年は150勝を挙げ、全国リーディングでも19位に名を連ね、トップジョッキーの仲間入りを果たした。
2020年、216勝を挙げ、全国リーディング6位に躍進。同年、通算1000勝を達成しているが、デビューから2784日目での達成は、大井競馬の騎手としては、御神本訓史の記録である3799日を短縮しての最速記録である。
2021年、ダイアナブライトでクイーン賞を制覇し、交流重賞初制覇。同年は268勝を挙げ、全国リーディング4位、大井競馬リーディングでは矢野貴之を抑えて1位となり、重賞では6勝を挙げてる。
2023年、交流重賞で好走を続けるイグナイターに騎乗しさきたま杯を制覇すると、11月にはイグナイターとのコンビでJBCスプリントを制し、JpnⅠ初制覇を達成。レース後には「夢かなと思うくらいです」と語るなど、人馬ともに嬉しいGⅠ級競走初制覇となった。
先行策を得意とし、馬の勝負強さを発揮させるような騎乗が持ち味。距離別では短い距離設定での勝率が比較的高めである。怪我での離脱が少ないのも長所と言える。
好きな競走馬には祖父と縁のあるセイウンスカイを挙げている。勝負服の黄色は祖父の使用していたものを拝借している。
トークイベントなどではボケに走ったりと、ひょうきんな一面を見せることもある。
※近年の騎乗馬を中心に記載。( )は主な勝鞍。ニコニコ大百科の記事のある競走馬は太文字表記。
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最終更新:2024/04/25(木) 02:00
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