築港線とは、名古屋鉄道(名鉄)が運行する、大江~東名古屋港間の鉄道路線である。
臨海地帯の工場への通勤路線であり、朝夕のみの運転である。1924年に開業して以来貨物営業を主体としてきたが、名古屋臨海鉄道の開業によって貨物営業が廃止された。
平日20往復、土曜12往復、休日7往復が運転されているが、先述の通り朝夕ラッシュ時のみの運転である。5000系が使用されているが、方向幕に「大江」「東名古屋港」の表示が用意されていないことから、行先を非表示として、運転室内に「大江⇔東名古屋港」の標識版を掲出した状態で運行されている。
かつて1991年から2004年まで、築港線に沿ってHSST(リニアモーターカー)実験線が設置されていた。使用された車両のうちHSST-100S型は舞木検査場に保存されている。
築港線の大きな役割の一つに「瀬戸線用以外の名鉄の車両・名古屋市営地下鉄(鶴舞線・桜通線・上飯田線)の車両の搬入」がある。日本車輛~豊川~(飯田線)~豊橋~(東海道本線)~笠寺~(東港線)~東港~(東築線)~名電築港~東名古屋港~(築港線)~大江のルートで大江まで運搬される(名古屋市営地下鉄の車両は夜間に大江~(常滑線)~金山~(名古屋本線)~知立~(三河線)~豊田市~(豊田線)~赤池のルートで日進工場まで運搬される)。
また、東名古屋港駅の先には名古屋港大江ふ頭まで延びる線路があり、車両の輸出入に用いられる。
普通 | 駅名 | 営業キロ | 備考 | 所在地 |
● | 大江 (おおえ) |
0.0 | 乗り換え:常滑線 常滑線ホームから少し離れたホーム(5番ホーム)を使用しており、途中の跨線橋内の「乗り換え改札」が東名古屋港駅の出場改札となっている。 |
南区 |
| | 名電築港(貨) (めいでんちっこう) |
1.1 | 貨物駅。名古屋臨海鉄道東築線と接続しており、スイッチバックする形で東築線に進入する。東築線との交差部分が直角の平面交差となっている。 | 港区 |
● | 東名古屋港 (ひがしなごやこう) |
1.5 |
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最終更新:2024/04/18(木) 18:00
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