糸魚川-静岡構造線とは、新潟県糸魚川市から静岡県静岡市駿河区までを縦貫する構造線(地質が大きく異なる境界)である。糸静線と略される場合もある。
糸魚川-静岡構造線はフォッサマグナと呼ばれる大きな溝の西縁を担っており、東縁を柏崎-千葉構造線が担っている。なので、糸魚川-静岡構造線は線であり、フォッサマグナは面である。
もともと日本列島は北東-南西に直線的な地形であったが、南海トラフと日本海溝と、向きの異なる二つの大きなプレート沈み込み帯の押す力により、現在の関東付近は真っ二つに折られ大きな溝を作る形となった。その真っ二つに折られる際に誕生したのがフォッサマグナであり、その西縁が糸魚川-静岡構造線である。因みにその溝は一旦は完全に海になり日本海と太平洋を繋いだものの、太平洋プレートによる火山山体の形成や火山噴出物などにより埋まった(これが関東平野や越後平野などである)。また、関東山地や丹沢山地はフォッサマグナ内に位置しているが、これはフォッサマグナの応力が、フィリピン海プレート上の伊豆半島の本州への衝突によって引張から圧縮に転じた際できたものとされている。
糸魚川-静岡構造線は北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界線とも考えられており、特に長野県と山梨県の部分の断層は日本の内陸では屈指に活発であるとされている。また、糸魚川-静岡構造線の北側は日本海東縁変動帯につながっているとも考えらている。
糸魚川-静岡構造線断層帯は長野県北部から山梨県西部までを結ぶ全長150km程度の活断層である。主に、北部、中部、南部と分けられており、この項目ではその詳細を記述する。(以下は産業総合研究所 活断層データベースなどより引用。)
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