紅(ライトノベル) 単語

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クレナイ

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とは、著:片山太郎イラスト山本ヤマトライトノベルである。集英社スーパーダッシュ文庫より既刊4巻、集英社ダッシュエックス文庫より既刊の新装版と新作である「--」が発売されている。その他のについては、を参照。

概要

作者デビュー作である『電波的な彼女シリーズ世界観を共有しており、スピンオフ作品に近い。ジャンプスクエアにて山本ヤマト本人による漫画版も連載され、全10巻が刊行。アニメ版は2008年4~6月UHF系で放映された。全12話。

あらすじ

駆け出しの揉め事処理屋である九郎は、恩人であり先輩である柔沢香から九という7歳の少女の護衛を依頼される。彼女世界の大財閥九の息女であった。世間知らずの少女九朗の共同生活が始まるが、そこへを狙う人物が現れて・・・・・・

登場人物

アニメ版とは設定が結構異なるので大雑把に分かる程度にニコニコ大百科らしく書きます。でもネタバレするよ?

九郎くれない しんくろう

本編主人公。自覚がないロリコン16歳。『電波的な彼女』の主人公である柔沢ジュウと違い、鈍感日常生活では割と大人しい「普通」というラインにいる、極めてライトノベルによくある主人公として登場する。しかし揉め事処理屋という、必要ならば実行使で何でも解決しますよ的ないわゆるひとつの何でも屋のような稼業を行っている。

もともと九郎は一般人であり、こういった世界には関係であったのだが、子とともに拉致された際それを助けたのが、伝説的な揉め事処理屋柔沢であり、九郎はその事件以降香の後を追うように揉め事処理屋をした経緯をもつ。またこの事件より以前には空港爆破テロに巻き込まれて両を失っており、凄絶なトラウマを心にか抱えていた。九郎はこれを「自分の弱いところ」と自認している。小説にはこの事件のフラッシュバックにさいなまれ、反動で同居していたを絞め殺そうとするシーンがある。

なお、右腕に武術を習った崩師匠移植されており、開放すると「流甲一種第二級戦九郎」と名乗る。この状態だと巨を軽々押し切る程のを得る。このに耐えるための体作りのせいで、非常にタフである。

が、しかし。九郎のは上記のもではない。

ボロボロなのにに「助けて」と言われるや否やを開放して向かっていったり、やっぱり身も体もボロボロであるにも関わらずから電話がかかってくるや否や、ブレードハッピー状態の相手に「には天使がついているんだ」といいながら復活したり、やっぱり身も体もボロボロなのに戦場にいると知るだけで勇気が湧いてきて、ターミネーターと戦っても余裕で勝利できることに定評のある噛絶奈に立ち向かったりと、が絡むと妙に強くなることにある

そして実は各話において最終的な解決をしているのは、上条当麻話術サイドっぷりだったりする。そして横にはがいる

 

くほういん むらさき

困ったことに本編におけるヒロイン。7歳。ライトノベル界三大ロリの一にして、筆頭の7歳。大事なことなのでもう一度言う、7歳である。

ちなみに三大ロリとは他に「円環少女メイゼル12歳前後)、「SHI-NO」支倉12歳)を加えた総称。年齢差ではメイゼル12歳差には及ばないが、最年少である。

世界れる三大財閥のひとつ九院の隠し子で、香を介して脱走し、九郎の元へ。最初はツンツンというより九郎を信用していなかったが、九郎との共同生活で、とある事件を契機に九郎に深い心と信頼を抱き、以後積極的にアタックするようになる。年齢に似つかわしくない物言いをする一方、知識などは子供相応である。貴族社会で育てられているため身の振る舞いはそちらからを受けているようである。

子供らしく自分の思ったことを正直にいい、時に大人が忘れてしまったような人生観を堂々と言ってのけ、とくに「人は震えるように出来ているのだ」という言葉は九郎を精的に救った。

人のを見抜くことができ、悪商会のルーシーメイの化けの皮を剥いだことも。いっぽうで南を環から受けており、性的な意味で子供には向かない知識を吹き込まれては九郎を悩ませている。

史上最年少ヒロインらしく、現実世界において多くのロリコンを作ってしまった罪作りな存在である。片山太郎作品の中ではたぶん、最も純で正直な人物(次点はおそらく柔沢ジュウ)。

 

村上むらかみ ぎん

九郎の幼馴染みメガネ。地元のラーメン屋『味亭(ふうみてい)』の看板娘だが、裏では祖の名跡を継いだ凄腕の情報屋。貯は八桁。

九郎が空港爆破事件によって家族を亡くした後、村上に引き取られた縁で、九郎の事を(過去の点から)もっとも知る人物。普段は表に出さないものの、彼に好意を抱いている。九郎とは電話で、「子、愛してる」「私もよ」といったに他のない(端から見ればニヤニヤするような)やり取りもする。(ほかに「なあ子、キスしていい?」「また今度ね」など)

九郎に幼い頃、ある『大切なことば』を言われ、以来それを心の拠り所にしている描写が見受けられ、それに関連してか裏の業界に引っっていった香を蝎のごとく嫌っている。九郎には情報屋として彼が死なないようにサポートしている一方、やはり彼への情が見え隠れするところをうまく読むと結構楽しい。(口数少ない幼馴染みってだけでご飯三杯くらいいけそうなのに・・・恐るべし片山先生

スタイルはやや貧相であるが、風呂で直視した九郎によれば、“肌はくて美しい。やはり(村上子は)可愛いのだ”と述懐している。

 

うづき ゆうの

九郎の一つ上、17歳

九郎の通う学校男子生徒が持つ心の辞書には『大和撫子と引くと崩と書いてある』といわれるほどの美人。裏十三誘拐事件後に九郎を預かった崩の長女で、次期当

九郎に対して異性としての好意を明確に抱いており、ことあるごとにアプローチをする。するだけならまだしも、幼い九郎に「年上の女房は鞋を履いてでも探せ」と吹き込んでそれを信条とさせているなど、(うまいこと言うつもりはないが)逆の上計画を企図していた、恐るべき存在。物言わぬ圧で相手を圧倒したり、大抵の荒事には動じないなど芯の強さを持っているほか、武術面においても裏十三の例に漏れず非常に優れている。ちなみに公式ファンブックによれば、戦化できるらしい。

担当した声優新谷良子いわく『お姉さんであることに甘えているのような人』だそうで、ぶっちゃげ大体あってるとにかく九郎にしかにないため、多くのアプローチを断っている。とはいえなぜか駄に競争率の高い九郎相手であるため、最終的に実行使に出る(そして大抵徒労に終わる)。携帯電話を持たない義で、クリスマスでは黒電話で一つ一つ断りを入れる姿が恒例となっている。

が「夕とはセックスしたの?」と聞くほど性には放逸なほうで、逆にそちらに対しては慎み深くありたいと思っている模様。

 

柔沢じゅうざわ べにか

伝説的な揉め事処理屋にして、作中における絶対的な存在。ちなみに地の文によれば、彼女が強いのは柔沢香だから片山先生デビュー作、電波的な彼女からのクロスオーバーでの登場。ただ、の作品中ではジュウはまだ小学生にあがるか上がらないかの年である。

この人も息子にたいして「あの子(堕花雨)とはセックスしたのか?」と聞くほど性には放逸。子煩悩であるが、息子に対しては究極のツンデレ育成方針を採っている。(もやらない新ジャンル:殴り罵倒デレ

 未完騒ぎ

人気作品であるが刊行ペースゆっくりとしており、アニメ化された際に放映開始に合わせて新刊を出そうとした結果、第4巻にあたる「醜悪祭(下)」が未完の状態で刊行される事態に陥った。未完となった部分のフォローファンブック掲載の短編となった(しかも不十分な形であった)ことと合わせて、ライトノベル感想サイトなどを中心に、未完成の作品を強引に刊行したスーパーダッシュ編集部の方針を非難するがあがった。

具体的にどういう状態だったかというと、

醜悪祭(上)→話の根幹である悪商会最高顧問、ジェイソンターミネーターの合いの子『孤人要塞』噛絶奈があまりに常人離れした強さで登場。こいつの攻略方法ってどうすんの?という疑問が湧出。というかどう考えても太刀打ちできないという話の流れから「上・中・下」編だよね?という共通認識がファンの中で生まれるも、公式は割りと華麗にスルー

醜悪祭(下)→本編100ページ前後+アニメ第一話台本+村上子の質疑応答という内容。そして肝心の内容は、次回・両者突で終わる。下巻なのにェェェェェエエエという読者。ぱっと見、ファンブックと見紛うほどの厚さ。

ファンブック→両者突したのに、それに関する描写が一切なく、事後処理の後日談が乗る。数ページ

このファンブック以降片山先生は本を出しておらず、ファンの間では編集者作者を使いつぶしてしまったという状況にある。谷川流と違うところはで見て明らかなほどに編集側の意図が透けていることでライトノベル界でも独特の存在である片山先生の復帰(あと電波的な彼女の続編)を書いてほしいというは後を絶たない。

西尾維(ry

その手の話題は飽和状態です。2chラノベで勝手にやって下さい。

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