ジュンブンガク
純文学とは、学術的・娯楽的・商業的な要素よりも芸術的な要素を重視した文学である。
言語芸術(文芸)の中でも特に、芸術的な要素を重視した文学チックな文学を「純文学」と呼ぶ。
詩歌や随筆などもカテゴリの中に含まれているが、狭義では小説が対象となる。これは小説では「純文学小説」と「大衆小説」を区別した経緯があるためである。(「大衆小説」の記事で違いをざっくり解説している。)
具体的に何をもって芸術的であるとするかは、多分に個々人の感覚的な要素を含み定義しようがないため、関係者達がこれは芸術的だと思っている作品が純文学であると考えればよい。
たとえ余人には芸術性の欠片も見当たらない低俗そのものに見える作品であっても、それに関わる関係者達がそれを芸術的だと思っている限り、それは純文学である。
また発表媒体にかかわらず、新聞に連載されようが同人誌で発表されようが、関わる関係者達がそれを芸術的だと思っている限り、それは純文学である。
森鴎外、夏目漱石、島崎藤村、谷崎潤一郎、芥川龍之介、川端康成、宮沢賢治、太宰治、三島由紀夫、井上靖
取り敢えず、この10人の作品を読めばいいんじゃないかな。
掲示板
131ななしのよっしん
2022/06/21(火) 09:11:47 ID: m+QrEYc8OU
132ななしのよっしん
2022/07/12(火) 18:14:08 ID: 2s5nnS1O+f
個人的な意見だが、純文学ってのはつまり絵で言うところの抽象画に属するもので、
何かの印象(それかメッセージ)を与えるのに物語の整合性や面白さは必要なくて、印象を大事にしているからそうしたエンタメは後回しにされている
抽象画と違うのは、抽象画がそこからさらに進んで現実の物事ではなく単なる色の組み合わせだけを構成に用いたのに対し、純文学は現実の物事を使っているというだけ
だから何らかの印象の指向性を持たせることさえできれば、極端な話が純文学であり推理小説でありライトノベルであり夢小説でもあるような小説を作るようなこともおそらくは可能だ
133ななしのよっしん
2022/07/23(土) 13:58:38 ID: QncI3vuYJw
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最終更新:2022/08/08(月) 13:00
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