終焉を喰らう者とは (シュウエンヲクラウモノとは) [単語記事]

終焉を喰らう者とは、ゲーム「MHP3」に登場する村長クエスト最後のクエストである。

概要

他のすべての村クエストをクリアすることで村長から受注できる村最終クエスト。
闘技場でイビルジョー・ティガレックス・ナルガクルガの3体と戦う大連続狩猟クエストである。
ただし、順番はイビルジョー→ティガ＆ナルガ2体同時というなかなかの鬼畜具合。
当然、前作の最終クエ同様モンスターの能力と報酬は（G級がないため）上位相当。
下位装備ではジョーの段階で嬲り殺しにされてもおかしくないが、幸いな事に3体とも雷属性に弱いという共通の弱点があるのが救いか。

熱心なモンスターハンタートライユーザーいわく
「イビルジョーは楽（トライで狩れてたし）　でもその後が地獄すぎる」

ナルガクルガ・ティガレックスの２頭同時なので　閃光玉を投げて片方を封殺して・・なんて戦法を考える人が多いが
トライからの変更点で　「閃光玉・シビレ罠・落とし穴を連続して当てると　効果時間が短くなる」というものが有る
すなわち　「最初は止まってくれたモンスターは　最終的に３秒ぐらいしか止まってくれなくなる」ということになる。

上位装備でもクリアの難しいこのクエストをクリアするのは　運も必要である

分断
けむり玉使用時には攻撃を与えない限り発覚状態にならないのを利用して、
ティガ・ナルガ出現時にけむり玉を使用していれば分断が可能。
その後は片方を倒しきるまでけむり玉を絶やさないように使い続ければいい。
その他の方法（片方のモンスターを壁に向かせて眠らしたりして戦闘をしない方法）を考える人も多いが
「起き上がったモンスターは　非常に広範囲をうろうろ歩き回る」ため
最初分断に成功しても　すぐ見つかってしまう。　　　　　ﾊﾝﾀｰｻﾝﾐｯｹ>（゜дﾐ|壁|

余談だが、採用情報のところにこのクエストのクリアを条件に含めている会社がある。

クロスではどうしてああなった･･･

後にニンテンドー3DSで発売された「モンスターハンタークロス」では村最終クエストの一つにてこのクエストが復刻版として収録されているが、こちら側では以下の仕様が変更されている。

クエストの舞台となるフィールドが「MH4」版の闘技場。このため、分断柵が存在していて簡単に2体を分断できる。
けむり玉の効果が延長している点から、分断柵の存在でただでさえも簡単になった分断が輪を掛けて簡単に分断できてしまう。
乗り状態の登場によって、片方に確実にダメージと強制ダウンを与えられる。
狩猟スタイルの多様化、及び狩技の登場によりプレイヤー側の選択肢が増えた。
アイテムお届け隊の登場でクエストにアイテムを多く持ち込めるようになった。(ダブルクロスのみ)

･･･以上のようにプレイヤー側に有利な変更点が多いことから、凶悪だった原作から比べものにならないくらい大幅に難易度が下がっている。このためプレイヤーからも「終焉を喰らう者の名を騙ったなにか」「もはや別物」と言われているとか。

とはいえ、所詮大連続狩猟クエスト。「クロス」における大連続狩猟の際に剥ぎ取りで入手可能なアイテムは「3G」までは回復薬グレートに絞られていたが、どういうわけか「4」以降の作品では通常の狩猟クエスト同様に素材アイテムに変更されてしまった。このため、狩猟の対象となるモンスターが3体と多い分、剥ぎ取りで獲得可能な素材が最大で9個と多く、アイテムポーチが満杯になりがちなのが玉にキズ。このため、クロス版の終焉を喰らう者では「真の敵はアイテムポーチ」と皮肉られることもある。