絶望神アンチホープ 単語

112件

ゼツボウシンアンチホープ

3.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

現れよ!!全ての闇と混沌を統べる絶望の化身!!
絶望神アンチホープ!!!

絶望神アンチホープとは、漫画遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。

概要

絶望女神e・ラーが使用するモンスター。「アンチ・ザ・レイ」の効果によって特殊召喚されるモンスターで、レベル12、5000の攻撃と、エクシーズ召喚を封じる効果が特徴。

遊馬牙、カイトとのデュエルで、e・ラーモンスターを倒されたe・ラーが使用。
アンチ・ザ・レイ」の効果で、4体の「アンチモンスターの上に重ねて特殊召喚された。

その圧倒的な攻撃遊馬の「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」へ攻撃しようとしたが、カイト遊馬を守るため「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」の効果で攻撃対をNo.38へ変更。そのため、No.38を戦闘破壊し、カイトを倒した。

次のターンには、3人のを合わせた遊馬の猛攻を受けることになる。
まず、「フューチャー・エナジー」で攻撃が5200となった「No.37 希望織竜スパイダー・シャーク」の攻撃を受けた際には下に重ねられた「アンチ・ザ・アビス」を墓地へ送ることでこのカードの攻撃をNo.37と同じにし、戦闘破壊耐性を与えることで返り討ちにした。
次に、自身の効果でNo.37の攻撃を加算したNo.38の攻撃を受けるが、「アンチ・ザ・スカイ」を墓地へ送ることでNo.38を破壊した。

だが、No.38のさらなる効果で攻撃ホープ・ザ・ライトニングに受け継がれ、攻撃8100となったホープ・ザ・ライトニングの攻撃を受けてしまう。これは「アンチ・ザ・レイ」でNo.38の効果を効にすることで回避したが、遊馬はさらに「不屈のチャレンジ」を発動、ホープ・ザ・ライトニングの攻撃を倍にして攻撃を続行した。

この戦闘によって2体は相打ちとなるが、「アンチ・ザ・アース」の効果でしぶとく復活。だが、アストラル世界エレメントを封じる「アンチモンスターをすべて墓地へ送ったか、直後に遊馬たちのエレメント解放され、遊馬アストラルZEXALになってしまう。
シャイニング・ドローによって創造された「」によって「SNo.0 ホープ・ゼアル」がエクシーズ召喚されてしまい、攻撃9500となったホープゼアルの攻撃でっ二つにされ、e・ラーは消滅した。


攻撃名は「アンチホープ・ディスペア・スラッシュ」。
ホープのような一両断の攻撃を想像するが、実際にはアンチホープ自身は全く動かず、衝撃波のようなもので攻撃している。

カード名は希望皇ホープを意識したであろうカード。しかし、カードを重ねるというエクシーズ召喚に近い要素は持っているものの、このカード自身はエクシーズモンスターではない。

遊馬モンスターへの対処は「アンチモンスターの効果によって行われており、このカード自身の持つ効果は、確認できる限り「相手はエクシーズ召喚できない」のみであった。

「相手はエクシーズ召喚できない」というような効果の場合、「エクシーズ召喚効化されない」という効果を以てしてもエクシーズ召喚はできない(プレイヤーに課せられる制限なのでモンスターは関係ない)のだが、ホープゼアルエクシーズ召喚されている(もっといえば、直前に「」で出された3体のSNo.もエクシーズ召喚扱いである)。

そのため、実際には「相手がエクシーズ召喚したとき、それを効にして破壊する」という効果だったのではないかと思われる。それならば、ホープゼアルの効果でこのカードの効果を攻略できたことや、「」でエクシーズ召喚できたことも説明が付く。

漫画5D'sでは、「シンクロ召喚できない」効果を持つ「天刑王 ブラック・ハイランダー」が似たような処理をしている。

OCG版

Vジャンプ2015年8月号(2015年6月20日発売)でOCGに登場。

特殊召喚・効果モンスター
12/闇属性/悪魔族/ATK 5000/DEF 5000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を
墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):このカード戦闘を行うバトルステップ中に1度、
自分の墓地レベル1モンスター1体を除外して発動できる。
このカードはそのダメージステップ終了時まで、
他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。

エクシーズモンスター以外にカードを重ねるというのはルール上の問題があるため、単純にレベル1モンスター4体を墓地へ送る召喚条件になった。「アンチモンスター墓地へ送って得る効果は、墓地レベル1モンスターを除外して効果耐性と戦闘破壊耐性を得るものになった。また、自身以外の自分モンスターの攻撃を封じるデメリット効果が追加された。エクシーズ召喚を封じる効果は全に削除されている。

特殊召喚とはいえ、三幻神をもえる4体のモンスターを要する非常に重い召喚条件を持つ。「」など、展開のあるレベル1モンスターを利用したい。「トラワイトゾーン」などでレベル1通常モンスターを並べる手もある。LLはレベル1を並べやすいので条件を満たしやすい。
しかし、自身の効果で特殊召喚された「バトルフェーダー」やペンデュラムモンスターなど、何らかの理由で墓地へ送れないモンスターはこのカードの召喚には使えないので注意が必要。

出すのに苦労する割に、リターンは少ない。破格の攻撃と(2)の効果で戦闘にはめっぽう強いが、それ以外の場面での耐性は何ら持ち合わせていないため簡単に除去されてしまう。「神縛りの塚」を使えば効果にも強くなるが、レベル1モンスターとはかみ合っていないのが難点。また、ほかのモンスターの攻撃を封じるため、相手が守備表示でごうとしてくると突破しにくく、着状態に陥りやすい。

また、召喚条件を満たせるならばランク1モンスターエクシーズ召喚も可であり、カードアドバンテージの面からみてもそちらのほうがお得。さらに現在LINK-4以下のリンクモンスターを出すという選択肢まである。

原作再現という点でも、原作の効果だったエクシーズ封じはも形もなくなっており、ほぼ別物と化している。

それでも攻撃5000は相当な数値なので、使って使えないモンスターではない。元々の攻撃なので効果を効にされても心配ないというのはこのカードの強み。専用デッキを組めば使うことは可だろう。強いかどうかはともかくとしてだが……。


攻撃・守備5000は、遊戯王OCGにおける(通常のルールで使用可カードの中で)元々の数値の最高値。ドラゴン族以外が攻守ともに5000となるのはこのカードが初(攻撃のみならば機械族の「爆走特急ロケットアロー」などがあった)。
悪魔族の中でも当然最大値なので、「E-HERO ダークガイア」の素材として使うこともできる。

Vジャンプ動画でこのカードを中心とする【デッキと【希望皇ホープデッキ[1]の対戦が行われたが、このカードを出すことに固執したこともあってか、カードアドバンテージを無視したプレイングが立った。このカード自体も「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」の効果で(2)の効果を使えなくなり相打ちになったり、高い攻撃となって、「CNo.39 希望皇ホープレイV」の効果ダメージ敗北したり、散々な結果だった。

Vジャンプ2015年7月号の次号予告326ページ)では「ハイレベル決闘約束する至高の1枚!!」「漫画超絶効果を再現だ!!」などと紹介されていたが、実際には一の効果が搭載されなかったことで効果再現は全くされていないことになり(「アンチモンスターを意識した効果はあるが)、最後の最後で自らの希望まで奪い取る壮絶な結果となった。

ホープの反対の意味を持つモンスターとしても、後に「No.98 絶望皇ホープレス」が登場しており、まるで立場がない。


ちなみに、2023年7月デュエルリンクスランク戦報酬としてアンチホープ実装……されたのだが、メインモンスターゾーンが3つしかにも関わらず、召喚条件は相変わらずの「自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を墓地へ送った場合のみ」。
一応、エクストラモンスターゾーンがあるためレベル1の融合シンクロモンスターを出せば条件は満たせるが、そこまでの手間を掛けて召喚する必要性があるのかは疑問である。

強いて言えば、モンスターレベルを1に操作出来るスキル実装されればワンチャンあるかもしれないが……

関連動画

関連商品

関連項目

脚注

  1. *SNo.0 ホープ・ゼアルデッキということになっているが、使いどころがなかったため最後まで出てこない
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
初音ミク[単語]

提供: (´・ω・`)

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/23(火) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/23(火) 20:00

スマホで作られた新規記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP