アヤゴゼン
綾御前とは、戦国無双シリーズに登場するキャラクターである。モチーフは戦国武将・上杉謙信の姉であり、後継者・上杉景勝の実母でもある長尾家の綾姫(仙桃院・仙洞院:1524~1609年)。
『戦国無双3』で初めてキャラクター化されて登場したがNPCであり、武器はエディット系の使い回しである薙刀であった。白いフードを被り、顔以外を露出しないシックな装い。しかし色白で怜悧な面差しとハイヒールから大人の色気を醸し出す。
その後の『3猛将伝』と『3Z』でプレイアブル武将化し、杖と属性攻撃を行う。アクションタイプは通常攻撃タイプ。通常攻撃は杖の持つ部分が上の方なので攻撃範囲に劣る。チャージ攻撃の中ではC4やC8、C9が全方位なので主力となるだろう。
弟である謙信が軍神であるのに対して、綾御前は上杉家の女神のような存在である。謙信の「義」と並んで、綾御前は「愛」を重んじており、家中の精神的支柱である。弟同様に酒好き。料理の腕は良いとはいえず、食べた者を苦しめているが本人は気づいていない様子。
穏やかだが毅然としており、自分にも他人にも厳しい。目下の者には愛の薫陶を授ける。相手を叱りつける場合はよく「うろたえ者」と呼ぶ。
長生きなので上杉家・長尾家が関わる色々な戦場に出撃しており、劇中最古の川越夜戦から関ヶ原の時代の長谷堂の戦いまでと幅広い。
謙信からは姉上、兼続からは御前と呼ばれている。他にも綾様・綾殿と呼ばれることもある。
綾御前の薫陶は相手を跪かせることによって授けられる。直江兼続に愛の兜を授ける際に痛みを教える為にハイヒールのカカトで跪く彼の手を踏みつけるなどしている。綾御前本人も相手を従わせるのを気持ちいいと感じており、反抗的な相手には進んで薫陶を授けたがる。
謙信のことは溺愛しており、女装が似合くらいかわいい姿に見えているらしい。逆に謙信や兼続は彼女に頭が上がらない。
強引な面もあり、有無を言わさず手料理を食べさせる場面もある。
生年が確定しているキャラクターの中では年長であり、特に女性の中では最年長であり劇中でもBBA年長者として扱われる場面が多い。綾御前自身も大半のキャラクターが年下なので若者達に機会があれば薫陶を授けている。
上杉謙信:実弟。軍神も姉の前では控えめな態度になる。『無双OROCHI2』で綾御前は「血の繋がりなくば私が伴侶になりたい」とぶっちゃけるが、謙信は「血の繋がりなくば……。謙信はけして姉上に近寄らなかったでしょう。」などと返してる。
上杉景勝:実子。御館の乱では相対することになる。『4』では謙信と綾が景虎を気遣う姿に複雑な表情を見せた。綾御前のことは恐れており、その影響からか女性の相手が苦手になっている。
直江兼続:よく薫陶を授けられている弟子の様な存在で綾御前を崇拝してやまない。兼続が掲げる義と愛の「愛」は綾御前から受け継いでいる。いつの間にか薫陶が癖になり過ぎてドMに覚醒し、自分から薫陶をせがむようになってしまった。対する綾御前は歪みを正すために更なる薫陶を授けることもあれば、しばらくお預けにするなど完全に調教されてしまっている。兼続の性格は少々行き過ぎてしまった自覚もあるようだが、彼の真っ直ぐで清廉な所は好ましく思っている。
長尾政景:夫、一般モブで景勝の実父。特に会話イベントなどは描写されてないが『chronicle』では彼を失った悲しみに打ちひしがれるイベントと、その悲しみを克服ようと厳しく自身を律するイベントがあった。綾御前の内面に触れられる貴重な場面である。
上杉景虎:娘婿。御館の乱では景虎側についている。4からは謙信と共に心細い境遇である景虎を想って、義父となった謙信だけはなく自分のことも母と呼ぶように伝えた。家督争いで景虎側についた時も、その理由をそばに居る人間が必要だからと言っている。
北条氏康:年長者だけあって綾御前を「嬢ちゃん」呼ばわりできる。3やchronicleでは氏康との絡みも多かった。
石田三成:綾御前にとっては薫陶の授け甲斐のある相手。三成は綾御前のことを「年の割には綺麗なババ様」と誉めたりもするが、BBAは激怒した何故か綾様は怒りだしてしまった。
真田幸村:幸村はその性格から素直に薫陶を受け取る。SMが成立しないパターン。
加藤清正:綾御前からすればいつまでも子供のままである。清正は薫陶を授けられそうになるイベントで「誘惑には負けんぞ。俺はおねね様一筋だ」と発言しており、ちょっと歪んでいる節が見える。
濃姫:『3』では女性キャラ最年長の座を綾御前に譲ることとなり、「小娘」と呼ばれて戸惑う。2人で張り合い・煽り合いになることも多い。
片倉小十郎:煽り合いの相手その2。綾御前を「老婦人」と呼んで嫌味をいう一方、料理を無理矢理食べさせられたり眼鏡を奪われたりと受難も多い。
徐晃:真・三國無双シリーズのキャラクター。綾御前にかかれば白頭巾をかぶる彼はもう一人の謙信となってしまい、自身を含めると3人とまで言い出す。
練師:真・三國無双シリーズのキャラクター。綾御前が過激過ぎると指摘するが、練師の優しさによる柔らかな刃は時に残酷と返された。しかし最後には綾御前が練師の優しさにほだされてしまう。綾御前の陣地会話の中では極めてまともな内容である。
鍾会:真・三國無双シリーズのキャラクター。綾御前にとっては三成同様に教育しがいのある反抗的な相手。鐘会からすれば目もあわせたくない苦手な相手で、よく叩かれている。
弁慶:無双OROCHIシリーズのキャラクター。白頭巾ではあるが、邪悪であるらしい。
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最終更新:2021/04/20(火) 07:00
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