簡単に言ってしまうと、普通科と職業系学科(実業系学科)を足して2で割ったような学科。1994年から制度化された。また、総合学科を置いている高校のことを特に総合高校(総合高等学校)とも言う。
主に「元々普通科だった偏差値が低めの高校」が総合学科に転換されて設置されるケースが多い。また、人気の低い実業高校から総合学科に変更されるケースもある。
普通科のように一般教科(国語、数学、英語、理科、地理歴史・公民、保健体育、芸術、家庭科など)に特化しているわけではなく、工業や情報処理、商業(簿記)、農業なども幅広く学べるのが特徴。ただし、その人の科目選択によっては普通科のように一般教科に特化したカリキュラムにすることも可能(むしろ大学受験を意識するならそちらの方がオススメ)。
科目を自由に選択できるというメリットもあるが、逆に言えば「自分で選んだことは自分で責任を負う」という基本原則が他の学科以上に重要視されるため、安易な考えで科目を選ぶのは禁物である。(例えば「一般教科より楽そうだから」という理由で職業系の科目を選びまくると、一般教科の勉強が疎かになりがちであるため大学受験で不利になってしまう可能性が高い)
一般論で言えば入学試験の偏差値は「高めの普通科(自称進学校レベル以上)よりは低く、実業高校や低めの普通科よりは高い」という感じで、40台〜50前後のところが多い。
卒業生の進路は学校にもよるが「大学や短期大学、専門学校などへの進学」と「高卒での就職」が半々くらい(または進学がやや多い)という感じである。ただし普通科と比べると国公立大学や難関私立大学などへの進学率は低め。
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最終更新:2025/12/10(水) 02:00
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