緒方凌介とは (オガタリョウスケとは) [単語記事]

経歴

小学校から軟式野球を始め、中学時代から硬式野球の住吉ボーイズでプレイした。PL学園高校に進学し、2年生から外野のレギュラーになるも、甲子園出場はなかった。

東洋大学に進学してからは、1年生から試合に出場。2年・3年の全日本大学野球選手権大会で2年連続優勝し、3年生では大学日本代表候補にも選ばれた。4年生からは東洋大学野球部の主将を務めた。

2013年 4月30日に初の一軍昇格を果たすと、5月3日の東京ヤクルトスワローズ戦で6回裏にマット・マートンの代走として一軍初出場。そのまま7回表の守備につき、7回裏に初打席を経験した。シーズン終了後の秋季キャンプでは、掛布雅之が絶賛するほど走攻守でアピールし、和田豊監督からキャンプの最優秀選手に選ばれた。また、台湾のウインターリーグにも歳内宏明らと共に派遣された。

2014年は、沖縄の一軍春季キャンプに最初から参加。開幕一軍入りしたが、4月2日に岩崎優と代わり二軍落ち。5月11日に再昇格すると、5月13日の対広島東洋カープ戦で「1番・右翼手」でプロ入り初先発出場、3回表に先発の九里亜蓮からプロ入り初安打を放つと、10回表にはプロ初盗塁を決めた。オフに右膝の半月板のクリーニング手術を受けた。

2017年以降は一軍出場がないまま、2018年 10月に戦力外通告を受け現役を引退した。

阪神タイガースの球団職員を務める。

小柄な体格ながら、遠投120mの強肩や50m5 秒8の俊足を誇り、身体能力の高さに定評がある。思い切りのいいスイングから鋭い打球を飛ばし、掛布雅之は「『怖い1番』に育ちそう」と評した。