編隊を組むのはみんな変態だ!とは、アニメ「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」の登場人物、クロキ・アンジュが言い放った、あらゆる変態編隊涙目の名言である。
第13話において、初めて表舞台に姿を現した6人目のチームラビッツ、クロキ・アンジュ。
公式からして性別不明な上、控えめでおとなしい人格とクールで攻撃的な人格を併せ持つ、謎の多いよくあるキャラクターとして、専用機であるブラック6共々視聴者に受け入れられた……はずだった。
場面は移り、合流後初の作戦「オペレーション・イオウトー」において、ウルガルのレガトゥス・クレインと対峙するチームラビッツ。
敵の計略により危機に陥ったパープル2を救うべくイズルたち4人が奮戦する中、何故か戦闘に参加しようとしないブラック6だったが、突如、戦況の悪化に呼応するようにアンジュが雄叫びを上げ、敵機への猛攻を開始する。
機体の各武装を展開したブラック6を駆り、罵詈雑言を敵味方区別なく撒き散らしながらウルガル機を蹂躙していくその姿は、大方の視聴者が予想していた「クールな凄腕パイロット」のイメージを叩き壊すのに十分な衝撃であった。
そんな激しい戦闘のさなか、クレインはブラック6を自らのラマタ(獲物)と認定、次第に戦闘はアンジュとクレインによる一騎打ちの様相を見せ始める。
単騎による深追いの危険性を顧みず、イズルやスズカゼの制止を無視して戦闘を継続するアンジュであったが、ついにはクレインの罠にかかり、火山噴火の奔流に呑み込まれてしまう。
が、その直後、平然と噴火から脱出するブラック6。恐ろしいことにほぼ無傷である。
その上、あろうことかこちらを好敵手と認めたクレインに対して、「腐った脳味噌」、「豚」、「単細胞クズ野郎」と暴言を連発、終いにはクレインが最も頼みとするそのスピードさえも完全否定する始末。
もはや仲間であるラビッツの面々ですらドン引きの有様だったが、そんなことは気にも留めずアンジュは攻撃を続行。
全武装による飽和攻撃で周囲の地形ごと吹き飛ばし、ついにはクレインの機体を行動不能へと追い込む。
そして、パワーダウンしたクレイン機を回収し撤退する敵部隊に、なおも追撃を加えながら言い放ったのが問題の台詞。
編隊を組むのはみんな変態だっ!! 」
もはや、あらゆる方面に対して喧嘩を売っているようにしか思えない台詞だが、深く突っ込んだら負けである。
また、アンジュがチームラビッツに所属し、出撃からキレるまでの僅かな間とはいえ隊形を組んでいる時点で、完全にブーメランになっているのだが……少なくとも変人なのは間違いないと思われる。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。