縄文時代とは、日本の時代区分。おおよそ紀元前1万1000年ごろから紀元前10世紀~紀元前3世紀ごろまでをさす。弥生時代ともども近年の研究の進展が甚だしく、論争も絶えないため、あくまでも現在の高校教科書にのっとった記述にとどめる。
名前の由来は縄のような文様が特徴の縄文土器から。
旧石器時代、現在の日本は大陸と陸続きで、南北双方からモンゴロイド系人類が進出してきたが、完新世になって温暖化し、おおよそ紀元前6世紀~紀元前5世紀ごろには現在のような多島地域に変化した。
また、森林が発達していなかった旧石器時代と異なり、西日本の暖温帯地域に照葉樹林が、東日本の冷温帯に落葉広葉樹林が広まり、森林を基盤とした生活が始まったのである。
なお、この温暖化の影響で、当時の日本人口の9割は中部以東にいたとされる。
そして、この結果縄文時代の生活はどのように特徴づけられるかをまとめよう。
三内丸山遺跡の発掘によって、黒曜石、翡翠、琥珀、サヌカイトなどの石材を求めて、海を越えた交易がおこなわれていたことなどが明らかになっている。
また、プラントオパールを利用した調査によって、現在では縄文時代にも北九州では水田稲作、その他の地域では雑穀栽培がいつごろからかは行われていたことが、明らかになった。
縄文時代は縄文土器の種類によって以下の6期に分けられる
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最終更新:2024/04/23(火) 16:00
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